CREATE 730V-1 のコイル部分を確認したところ、かなり白錆が出てきていました。コイルを分解して中身を確認しようと思いねじを回してアルミ線を動かしたところ少し動かしただけでアルミ線が折れて短くなってしまいました。購入して十数年以上経っています。タワーに上げたり、降ろしたりと、外にあまざらし状態だったため、アルミ線の腐食が進んでしまっていたようです。思い切って修理する覚悟で、コイル両端のカバーを外してみました。外すときは木の板をあてて、トンカチで板をあてて、たたいて外します。簡単に外せます。
コイルは2種類ありますが、今回は、4個のコイル全部分解はしましたが、実際にまき直しするのは、根元の側の短縮コイル2個です。先端部のローディングコイルは、特にコイル部の問題はないので中身のパーツ(コイルとボビン)を磨くだけにしました。
コイルの両端の蓋を外した状態(上のコイルのアルミ線が根元で断線し短くなっています。)

コイルとアルミパイプの位置関係確認(概略)

コイルとアルミパイプのネジ穴を位置合わせした写真

給電側のコイルです。実際の巻き数を写真を見ながら巻く時様にパシャリ

雨が降ってきたので、家の中に入りました。
巻き方確認用写真をパシャリ

もう一枚巻き方確認用でパシャリ

アルミのコイルに結構な汚れがついています。
購入した同じ径(2φ)2.0m/mのアルミ線です。園芸用のアルミ線がバッチし合います。

巻き方については、最初はあまり考えずに巻いたため、どちらかと言うと、難しい巻き方で巻いていました。これは、後から気づきました。 巻き後に微調整が必要となります。下記は悪い順番です。
CREATEと同じリベットでカシメます。リベット側は穴でなくスリットがあり、簡単にリベット出来るため、リベットは後からやるのが本来の手順と気づきました。

仕方なくこの1つは難しい方法で巻いてしまいました。

(何が悪い順番なのかというと、最後の巻き終わりにボビンに穴が開いていて、ここを通すのが大変で、穴を通すためアルミ線がグニャグニャしてしまい、見た目も悪くなってしまいます。ある程度は直線になるようにと修正が必要でとても面倒でした。)
このように穴のあるほうから巻き始めるのが手順です。(穴を通してあります。)
穴を通してから巻き始めてゆくため、きれいに巻くことができます。最後は、ボビンのスリットに挟めて、リベット締めです。

最後のアルミ線の巻き終わりをコイルボビンスリットに挟めて、リベット締め準備です。

実際のリベット写真、この手順で作業がとてもはかどりました。

2か所程、コイルのボビンのアルミ線をねじ止めする箇所のプラスチックが根元から割れていましたので、瞬間接着材でくっ付け修理しています。
接着後は固定用の治具で圧をかけて固まるまで放置しておきました。

瞬間接着修理のプラスチックコイルケースとアルミワイヤをねじ止め固定する部分

ボビンのねじ止め部が完全に接着完了後にアルミケースに入れてねじ止めして元通りにします。この時水抜き穴を間違えないように合わせます。

方法ラベルの反対側に穴が来るようにします。730Vの取り扱い説明書に書いてあります。
アンテナのキャパシティバー側の延長コイルは特に問題がないため、コイルを磨いた後、元通りにしました。(結構アルミ線のコイルも汚れはありましたので、ピカールで磨いてあります。)

コイル部分の修理は完了しました。
730V-1の短縮コイルはピカピカの新品状態となりました。後は、暇をみて、エレメントとアルミケースの汚れ(保護樹脂)をある程度磨いて光るぐらいにして終了なのですが、作業は別日、行いたいと思っています。汚れと利用の道具を購入予定!(アンテナエレメント間用導電グリスも購入必要でした。)
また、すべて完了後には、同調状態の確認もアンテナアナライザーで行いたいと思っています。
つづく?続きを読む
コイルは2種類ありますが、今回は、4個のコイル全部分解はしましたが、実際にまき直しするのは、根元の側の短縮コイル2個です。先端部のローディングコイルは、特にコイル部の問題はないので中身のパーツ(コイルとボビン)を磨くだけにしました。
コイルの両端の蓋を外した状態(上のコイルのアルミ線が根元で断線し短くなっています。)

コイルとアルミパイプの位置関係確認(概略)

コイルとアルミパイプのネジ穴を位置合わせした写真

給電側のコイルです。実際の巻き数を写真を見ながら巻く時様にパシャリ

雨が降ってきたので、家の中に入りました。
巻き方確認用写真をパシャリ

もう一枚巻き方確認用でパシャリ

アルミのコイルに結構な汚れがついています。
購入した同じ径(2φ)2.0m/mのアルミ線です。園芸用のアルミ線がバッチし合います。

巻き方については、最初はあまり考えずに巻いたため、どちらかと言うと、難しい巻き方で巻いていました。これは、後から気づきました。 巻き後に微調整が必要となります。下記は悪い順番です。
CREATEと同じリベットでカシメます。リベット側は穴でなくスリットがあり、簡単にリベット出来るため、リベットは後からやるのが本来の手順と気づきました。

仕方なくこの1つは難しい方法で巻いてしまいました。

(何が悪い順番なのかというと、最後の巻き終わりにボビンに穴が開いていて、ここを通すのが大変で、穴を通すためアルミ線がグニャグニャしてしまい、見た目も悪くなってしまいます。ある程度は直線になるようにと修正が必要でとても面倒でした。)
このように穴のあるほうから巻き始めるのが手順です。(穴を通してあります。)
穴を通してから巻き始めてゆくため、きれいに巻くことができます。最後は、ボビンのスリットに挟めて、リベット締めです。

最後のアルミ線の巻き終わりをコイルボビンスリットに挟めて、リベット締め準備です。

実際のリベット写真、この手順で作業がとてもはかどりました。

2か所程、コイルのボビンのアルミ線をねじ止めする箇所のプラスチックが根元から割れていましたので、瞬間接着材でくっ付け修理しています。
接着後は固定用の治具で圧をかけて固まるまで放置しておきました。

瞬間接着修理のプラスチックコイルケースとアルミワイヤをねじ止め固定する部分

ボビンのねじ止め部が完全に接着完了後にアルミケースに入れてねじ止めして元通りにします。この時水抜き穴を間違えないように合わせます。

方法ラベルの反対側に穴が来るようにします。730Vの取り扱い説明書に書いてあります。
アンテナのキャパシティバー側の延長コイルは特に問題がないため、コイルを磨いた後、元通りにしました。(結構アルミ線のコイルも汚れはありましたので、ピカールで磨いてあります。)

コイル部分の修理は完了しました。
730V-1の短縮コイルはピカピカの新品状態となりました。後は、暇をみて、エレメントとアルミケースの汚れ(保護樹脂)をある程度磨いて光るぐらいにして終了なのですが、作業は別日、行いたいと思っています。汚れと利用の道具を購入予定!(アンテナエレメント間用導電グリスも購入必要でした。)
また、すべて完了後には、同調状態の確認もアンテナアナライザーで行いたいと思っています。
つづく?続きを読む