TS820に組み入れるArduinoNANO基板のタイマー動作タイミングを確認しました。
オシロスコープのストレージ機能で確認です。オークションで落札したストレージ付きのオシロスコープが大活躍しています。この機能ストレージ機能でタイミング時間をリードアウトのΔTで計測しました。
タイマーICの555を2つ使っていますので、2つの動作時間測定と、その立ち下がりでSingle Shot Pulse IC(SN74121)により発生させるパルスのタイミングの写真です。この74121で発生するパルスは23msec が理論値ですので、その理論値幅をリードアウトで設定して実際のパルスに照らし比較したものです。結果は、ほぼ理論値通りでした。

バンドSW検出で動作するタイマーの時間測定
計算した理論値は1.71secに対して、実際の測定値は、ほぼ1.764secと理論値通りでした。
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タイマーがオンからオフの立ち下がり時に発生すパルスの時間測定
理論値をリードアウトに設定(23.0msec)し実際のパルス時間との比較です。
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もう一つのタイマー時間測定です。
電源ON時に発生するタイマー時間の測定
(設計値より長かった為、適当に調整してます。)設計値は3.63secです。
この時間はアバウトで問題ありませんので、長すぎない程度、これぐらいなら良いかといった具合でOKな時間です。
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バンドSW検出後のパルスと同じ様にパルス発生します。このパルス時間も測定しました。回路が共通なので、これもリードアウトに理論値(23msec)を設定して、照合比較です。理論値通りです。
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アナログ的なパルス発生ですが、タイミングも問題なく安定動作してくれています。

次のステップは、何をしましょうか?

つづく?