やはり肝心のArduinoNANOのTS820本体用の基板が無いと始まらないので、既にEagleCadで作製済みの基板のガーバーデーターで、切削することにしました。久々のCNC3018Proでの切削です。
切削アプリは常用しているCandle on LINUX (Ubuntu18.04LTS)です。
最初の原点を合わせてx,y,z軸それぞれ、オフセット撮った後でのHeightmapデータを取得中の動画です。これを使うと、平面でない台上の基板が均一に切削出来るようになります。すぐれたフィチャーです。
すべてのポイントデータを取得後にHeightmapをファイルで保存します。注意しなければいけないのは、拡張子は必ず.map とすることです。ファイル名だけだと、上手く保存して読み込み利用出来ません。
刃は、最初、15° *0.1 を使って見ました。ガーバーデータ−ではZ軸、−0.6mmまで削るように設定しています。
結構上手く削ってるようです。
とここあたりまでは、順調に切削していましたが、残念ながら刃先が欠けたようで、切削しない状態でスピンドルが回転してるだけになってしまいました。ポーズで止めて、原点へ戻して、刃をはずして、新品の刃と比較してみました。
左が刃先が折れたと思われる刃です。右は新品の刃です。
恐らく、このサイズの刃ではあまり深く削らない様にした方がいいのでしょう。前も同じ様に欠けさせた事があります。削る深さとスピンドルモーターが動くスピードとの兼ね合いもあるので、経験値が重要なのですが、すっかり忘れてしまい、前の失敗を活かせてませんでした。大失敗です。細く削るのは刃のサイズを細くするのが当り前のようですが、中々単純ではありません。今まで、移動スピードが同じで、安定して切削できていた刃に(20°*0.1)変えました。片面のFR4基板は捨てるのはもったいないので、同じ所を空削りしてもいいので、捨てずに再利用です。原点に戻して刃を交換してるので、位置は問題ありません。現在切削中です。
つづく?