DDS回路のLPFを別基板にすることにして、新たにPCB切削をしようと思い、Candleで基板のZ軸位置設定のゼロ設定ボタンを押したが、基板に接触しても止まらず刃が基板に刺さってしまう現象がおきました。以前にA5のポート入力をスピンドルのマイナスに繋いで、壊したことがありましたが、又同じように壊れてしまったような状況です。Webでは、静電気でも入力ポートが壊れるというような事を書いてあるブログもありました。壊れたのかと思いまいしたが、マニュアルチェック(直接端子を手動で接続)では何ら問題はありません。鰐口のボードグランドと鰐口のA5ポートをつなぐと止まります。スピンドルモーターとチャックの導通が悪いのかと思いきや、テスターで導通チェックをしても、0オームで問題なしです。鰐口までは問題ないので、台を押さえてる金具と押さえてるPCBの銅面の導通をみてみました。なんと絶縁状態です。金属の押さえ金具と基板間の導通がありません。この金具はアルミ製で表面がコーティングされていてようで導通がありませんでした。アルミだったので導通しているものと思ったのが間違いでした。今までは、押さえた所がたまたま表面のコーティングが取れた箇所がたまたまうまく基板と接触していた為、問題なくZ軸0位置調整ができてたということのようです。
暫定対策は、基板に直接鰐口を挟むことにしました。アンテナとして買った2m(10Φ)のパイプでもアルマイトコーティングがされてて表面をヤスリがけして導通させて使ったことが過去にありました。アルミのプレートの表面のアルマイト処理がされていたのだと思います。アルマイト処理は表面処理で綺麗にする加工方法の一つです。

アルマイト処理の特徴:アルマイト皮膜も絶縁体に近い特性をもち、比抵抗は1012〜1014. Ω・cm程度

このままではアルミの金具は使えないので、使うとすると表面をヤスリで磨いて導通状態になるようにしてでないと使えません。新たな鉄製の金具も探してみようと思います。
アルミだから導通があると、とんだ思い込みが招いたエラーでした。

基板に刃がつき刺さって穴が空いた状態とアルミの金具
刃は原因がわかるまでに2本折りました、トホホ!です。
CIMG8507

暫定対策です。直接基板を鰐口(グランド側)ではさみました。
CIMG8508

原因がわかり、暫定対策が出来ました。ひとまず、朝一番で切削を
しようと思いましたが、朝も7時近くなったので、会社へ出かける
準備をしないといけません。別の機会に回します。

ます。一旦保留です。

つづく ?