最近バーチカルアンテナがとてもコンディションにマッチすることが多いので重宝している。特に7MHzでは切り替えSWでバーチカル側に切り替えることが多くなりました。特に、バンドコンディションが悪いときは、顕著にバーチカルアンテナのほうが、短縮のダイポールよりSで3つから4つほど強力に安定して信号が受信できることがあります。共振周波数も調整し交信のための準備はOKな状態にあります。7MHzの1/4λのバーチカルですが、ほかのバンドも延長コイルの切り替えをして、3.5MHz、1.9MHz、1.8MHzと出られるようにコントロールボックスをついかして、室内のコントロール切り替えボックスで切り替えるのですが、回路も、ケースも準備してるのですが、未だに、コントロールボックスの制作は途中で止まったままです。今一度切り替えの回路図を見ていたのですが、PICを使い、ゲート回路をプログラミングでポート処理し、SWでリレーを切り替えています。いろいろと、パーツを使いごちちゃごちゃ組みましたが、ロータリーSWだけでも切り替え可能だということが頭によぎりました。ゲート回路を組んで、それをプログラミングでソフトウェア的に同じ動作をさせできたわけですが、バンド切り替えを行うという回路制作でもハード的にもゲートICからPIC1個で簡単化でき、全く問題はないのですが、簡単化はあくまで、ゲート回路で組んだ回路だけで、バンド切り替えコントロール回路といった点では、大した簡単化ではありません。PICもいらず、もっと安いパーツ?でシンプルにできることを確認しました。以下の切り替え部コントローラ側の回路です。
アンテナ側のリレーボックス回路は前のブログにあります。http://jl7gmn.livedoor.blog/archives/1073024.html

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パーツも、ダイオード5本とロータリーSWと電源ジャック、ターミナルのみです。

ロータリーSW、ダイオード(1000V2A)も秋月電子の通販で購入していたものです。
ロータリーSW
接点数は自由に設定できます。今回は、7MHz,3.5MHz,1.9MHz,1.8MHzの1回路4接点での使用設定にしています。
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実際のロータリーSWとダイオードを仮の確認としてつないています。ケーブルにはワニ口クリップで取り付けて確認しました。Vccはリレー制御12Vなので、+13.8Vです。単純にアンテナ側のコントロールリレー回路のリレーをSWでON/OFFコントロールするだけです。あとはなくてもいいですが、切り替えのバンド表示(LED)ですが、今は1回路のロータリーSWですが2回路をつかうことで、ポジションごとにLEDをONさせれば、簡単です。秋月でほかのパーツ購入時に追加して購入予定です。

ということで、ふとしたことから、ケースとPIC回路の組み立てがとまっておりましたが、この簡単なコントローラ回路でシンプルに電源とSWとターミナルの加工で、PIC回路の組み立ても不要で、楽ちんになります?シンプルイズベスト、PIC化の時もこの言葉を使いましたが、その上をいくシンプルイズベストです。ハード回路の設計図からソフトウェア化(プログラムによるPIC回路化)へとそして、今回ふと気づいた、最もシンプルなロータリーSWとなりました。

本来は、機構的なSWから、次はSWのハードによる電子化、そしてその回路のソフトウェア化とバージョンアップしていくのが、普通ですが、今回は、少し逆になってしまいました。やはり、簡単なものが一番元となるところであるのは間違いないです.....Hi! 思い出すと、ゲート回路も、PICプログラムも頭の体操には一躍貢献しております。Hi!

このバンド切り替えを使い、7MHz以外の共振周波数を確認したところ、肝心の3.5MHz,1.9MHz,1.8MHzの周波数調整が必要ことがわかりました。7MHzの共振周波数調整をしたため、他のバンドがずれてしまいました。各バンドの共振周波数調整は、時間をみて行いたいと考えています。

7MHzでは少しノイズフロアがあがりますが、この季節11月のバンドコンディションでの比較的強い信号では、このバーチカルが最も役に立っています。。

つづく?