今日は計画有給休暇消化日ということで休みを頂いております。
昨日オークションで落札したオシロスコープが再生してくれましたので、早速、ストレージ機能をつかってTS820本体へ組み込むArduinoNANOの回路中のタイマーICの555のタイマー時間とシングルショットTTLで発生させるパルス幅の時間を計測してみました。時間が秒単位なので、オシロスコープでの波形観測ではストレージ機能が軍を抜いて確認には威力を発揮してくれます。通常の波形でメモリに記録されていますので、拡大など、お茶のこさいさいです!
先ずは、各タイマー、シングルショットパルスの設計でのタイマー時間、及びパルス時間の計算値です。
①電源ON時の555タイマー時間(設計値)
R=150kΩ、C=20μF
T1=1.1x150e3 x20e-6
T1=3.3sec
ストレージオシロでの実測値では 3.53sec
②バンドSWタイムラグ入力トリガでの555タイマー時間(設計値)
R=47kΩ、C=40μF
T2=1.1x47e3 x40e-6
T2=2.068sec
T2≒2.1sec
ストレージオシロでの実測値では 1.4sec
③ArduinoNANOのD13入力ポートへのTTL ワンショットパルス出力幅(設計値)
R=3.3kΩ、Ç=10μF
T3=0.7x3.3e3 x10e-6
T3=23.1msec
少し実測値と計算値と異なるのもありますが、使用した電源がUSBからであり電圧値が正確に5Vではない為、バラついているのではないかと思います。見る通りUSB電源では拡大すると細かなリップルがあるような電圧変動があり電圧値が安定していません。最終的には基板に5VのレギュレーターICでの電源をつけるので、少しは安定するかと思います。実測でのタイマー時間は、変わる可能性があります。
電源ONでのタイマー(555)を回路図に追加しました。後先になりましたがTS−820に組み入れる追加シリアル通信の最終回路図とパターンです。パターンはすでに改修対応済みです。TS−820もシリアル通信機能追加で近代化?してきてます。笑!笑!ただし、外部DDS-VFO(VFOsys改)専用です。
さすが、後からタイマーIC回路の追加は配線の取り回しが厳しく、ワイヤー3本出てしまいました。バラックの実験ボード程ではありません。ワイヤーだらけのボードでも問題は出ていませんので!! HI!
基板が100X80 mmとサイズが大きいので、組み込みを考えると、少し分けるほうがいいかもしれません。Part1,Part2と分けることも考えています。Hi!
今回は、ヤフーで落札し再生した、オシロスコープのストレージ機能を早速使ってみました。Sec単位の波形はやはりストレージ機能(メモリ)がないと大変です。アナログのストレージもとても重宝していますが、デジタル式のストレージはそれ以上に重宝します。30数年前の古いものですが、いろんな種類の時間測定、波形確認で現役で使用出来ると思います。
修理作業がありましたが、結果再生しましたので、良い、落札になりました。
つづく ?