jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2020年11月

中華のテスター購入その3

中華のANENG official store にテスターをオーダーして、税関でのインスペクションのセキュリティで引っかかった為、出荷荷物がANENG official storeに戻っているとの連絡があり、配送方法を変える手続きをするように勧めるメールが来たが、少しはオーダーされたものに関する責任を全うしてもらいたいので、配送方法は、ANENG official store側の考える事で、私の考え決断することではないと返信してから、数回同じ機械的なメールが来たが、毎回同じ内容の為、配送の期間すぎるまでほっておきました。するとAliexpress より次の様な注文確認の期限が切れました!というメールが来ていました。

注文日が7月28日で、このメールが来たのが11月6日です。4ヶ月の間もANENG official storeは 税関でセキュリティ問題が起きて商品が戻ってきた云々のメールを送ってきて、配送方法を変えるための手続きを取るようになど、かって極まりない事を言って来てました。こちらのオーダーは送料無料の商品なのですよ!配送方法はANENG official store が対応するのが当り前な事であり、私が配送方法の変更をしたりすることではないです。私が急いでほしいとセカしているわけでもありませんし!結局、期限まで商品を送ってきませんでした。その間にも他の中華への注文したものは、難のトラブルもなく届いています。

範囲を選択_134

私が取れる対処方法としては、Dispute(申し立て)があるようです。申し立ての期限がありますので期限が過ぎない内に行いました。

範囲を選択_133
商品の状態を選択子から選び、商品代金を返却してもらう金額を確認し、どういう理由で申し立てるかを英語で記載することになっているようです。ここは、スマフォのGoogleアプリの音声入力で日本語の文を考え、英語で!とやると日本語を英語に変換してくれます。後は、適当に英語らしく並べて書いてゆきます。文字制限があるので、長いと文章が出来てからsubmitを押しても書き直す様にエラー表示が出ます。結構コンパクトにまとめないとだめな様でした。私は以下の様に書いて申請送付しました。

紛争の原因:税関はパッケージを保留しています。
返却申請金額は1989円です。
ANENG office store send me a mail to change Aliexpress Standard logistics ANENG official store send me a mail several time to select Aliexpress Standard logistics. ANENG official store must need to think about the delivery method.I don't think. ANENG official store is responsible for receiving my order. So still I don't rescieved my order item .I want to ANENG official store to return the money.

紛争の原因は選択子の中から選んでいます。実際は、Store側に商品は返却されていますが、近い内容であれば良いのかと思います。

理由は、事実をそのまま書きます。お金を返却してもらいたい理由として、重要な、商品を受け取ってないを入れておきました。

これで、SUBMITします。
すると下記の様に、これからの相手からの回答待ちのフローが表示されるようです。
何かの場合、申し立てを途中でキャンセルする場合もあるのでしょうか?Cancel Disputeボタンもあるようです。
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返金の要求を承りました。セラーが次の期日までに返信します
4 カレンダー日 2 時間 4 分 57 秒 ) お客様とセラーが同意にいたらない場合は、AliExpress が介入して支援します。 セラーが期日までに応答しない場合、要求は自動的に閉じられ、お客様は要求どおりに返金を受け取ることができます。

とあるので、少しは安心出来る感じです。

後は、ストア側の返金に応じるか否かの回答待ちのようです。ネットで見ると大体は、クレジットカードへの返金処理は2〜3カ月を要するみたいです。とにかく返金してもらうまでは日にちが掛かりそうです。
初めてのAliexpress オーダーでのトラブルでの申し立てをしました。このストアからは、今後は安くても、送料無料でも、二度と買いません!

Dispute(申し立て)も、覚えておいて損は無いので、一応いい経験をしたいうことで、締めくくります。

つづく?

Candle for LINUXその32

だいぶ間が開いたが、TS820本体への組み込みをするArduinoNANOへのバンドSW切り替えでの+B電圧の11入力分の接続箇所を再確認することにしました。ざっと見てはいましたが、接続箇所もしっかりと決めなければなりません。サービスマニュアルにはパターンもあるので、明確に決めることが出来ます。

回路図としては、全体の各ボードの接続図と、その対象となるユニットの端子の回路も一通り確認します。電源も9Vであることの、再確認にもなります。

全体の配線図上のPLL ASSY UNITにバンドSWのS3が繋がっていますので、対象はPLL ASSY UNIT
回路そのものになります。

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BAND SWはパネルのSWそのものなので、AUXとJJY 入れての11バンドで間違いありません。
分かっていれば問題ない些細な事ですが、バンドSWの端子の辺りの周波数帯3.5MHzの表記がなく、誤記で7MHz矢印が3.5MHz端子を指しています。PLL ASSY UNIT 上の周波数帯表記は問題ありません。

詳細のPLL ASSY UNIT回路は下記になります。
おおよその構成がわかります。VCO UNITにもPD UNITにもバンドSWからの+B電圧が各バンド対応の回路に繋がっていることが分かります。

VCO-PLLASSY

VCO UNITにはバンドSWよりの+B電圧がPDを通して繋がっています。大元のPD UNIT側、すなわち追加するArduinoNANOの抵抗分圧入力端子への接続はバンドSWが近いほうが良いのではないかと思いますが、繋がっているので、勿論VCO側でも同じ端子から繋がってるという事からの理屈上は問題はありません。ただ、VCOなので、発振していますから、発振が全く影響がないとは言いきれません。これは、パターンや配線の状態を確認した上で、接続箇所を決めることになると思いますが、実際に繋いで、発振による影響があるか、ないかの確認は何処に繋いだ場合でも必要です。
PLL-UNIT
繋げる端子は、BAND SWへ繋がる、PLL-3 と PLL-5 の端子になります。先の全体配線図中のPLL ASSY UNIT にも9Vが来ています。下記PLL-3 と PLL-5 に繋がるバンドSWのセンターは、ここと同じ9Vに繋がっています。9Vを作っているのは、AF-AVR Board です。14Vから9Vの電圧を発生しているのが回路図より分かります。AF1端子の①②が9Vです。③が14Vで、辿ると、トランス出力の整流回路で発生しています。
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AF-AVR Boardからの9VがバンドSWのセンターと、PLL ASSY UNITの回路電源に繋がっています。

バンドSWのセンターの9Vが下記各バンド(PLL-5の⑥GNDを除く)に繋がる事で周波数を切り替えています。DDS-VFO用のArduinoNANOの回路は下記のPD UNIT側の端子か、VCO UNIT側の端子のどちらかにつなぐ予定です。

PD UNIT側 --------------------------------------------------------------
【PLL-3】
①AUX
②29.5
③29
④28.5
⑤28
⑥21
【PLL-5】
①14
②7
③3.5
④1.8
⑤JJY
⑥GND
------------------------------------------------------------------------------
または、VCO UNIT側の場合
【VCO-2】各バンド電源供給+Bとして③〜⑧を使います。②はGNDで使います。①は使いません。
①VCO
②GND
③AUX
④29.5
⑤29
⑥28.5
⑦28
⑧21

【VCO-3】各バンド電源供給+Bとして①〜⑤使います。⑥は何処へも繋がっていません。NC
①14
②7
③3.5
④1.9
⑤JJY
⑥NC(NO CONNECTION)
------------------------------------------------------------------------------
PD UNITのパターンを確認したかったのですが、サービスマニュアルにはVCO UNITのパターン図しかありませんでした。もう少し他の情報をあたってみます!

右下のコネクタ2つが、それぞれVCO-2 およびVCO-3 です。このパターン図よりVCO UNITの場合の接続ポイントは明確になりました。

VCO-PATTERN

つづく?
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Candle for LINUXその31

TS820用のDDS-VFO(VFOsys改)の方はひとまず回路は完成しています。TS820の本体に新たに追加する820のバンドSWのバンド情報を使った他回路(アンテナ切り替え回路等)を切り替え制御できるような、デジタル化を少し考えてみる事にしました。今時のトランシーバーにもバンド情報を出力するジャックはついていますが、先ずは、共通化を考えないTS820独自の、デジタル化対応です。適当に仕様を決めて考えた内容です。良く言えば、オリジナルとも言えますが、Hi!

情報は、VFOsys改への周波数表示をさせるための本体の各バンドのOSCの+B電源からの情報源と同じです。
現状のTS820のバンドSWを回すと対応するバンドに対応する数値がセグメントに表示されるというだけです。ここはアマチュア精神で、こだわりとして、ゲートICを使うことにしました。無駄な点は大くありますが、気にしないことにします。デジタル回路でよく使う7セグメントLED 2個への表示回路です。まだ検討してませんが、制御回路用にはピンヘッドをパラレルにしてあるので、そこに制御回路がつながるという具合です。情報源よりのアンテナとかの切り替えに使える制御用の回路の方は、まだ考えていません。

とにかくこういうふうにすれば、出来るのではないかという動機からの回路作製です。直感とTTLIC規格表を紐解いて、頭の中での回路ですので、動作確認の実験は未だしていません。規格表の入力出力表が参考資料です。

先ずは、表示するのは7セグメントLEDです。そのためにドライバーをTTLIC規格表から探し出しました。7セグメントLEDはカソードコモンとアノードコモンがありますが、アノードコモンタイプにしました。他意はありません。7セグメント用のドライバーTTLは7446と回路図に記載してありますが、回路図作図時に選んだEagleのPartsです。実際に使用する7セグメントLEDドライバーとしては、SN74246を使います。TTLICの手持ちは幸い結構な種類を持っています。規格表を元に適当に選んだ結果です。回路図にある7446と74246は表示する”6”の形の違いだけで、全く他は同仕様(同じピン配置、同じ規格)です。

ここで、バンド情報について少し考える必要があることが1つあります。7セグメントLEDドライバーの入力の範囲についてになります。

下記は7446のFunction Tableです。74246も同じです。
範囲を選択_124
私が適当に決めたバンドに対する割当の番号とドライバーの入力との関係対応です。
1から11までですが、7セグメント1個では10進での表示は0から9までしか出来ません。16進での表示は可能ですが、あくまでも10進での1から11までの表示です。10以上での対処方法は後に記載しますが、当然の事ながら、7セグメントLEDは2個必要となります。
バンド情報 対応数値
1.9MHz    →  1
3.5MHz    →  2
7MHz       →  3
14MHz     →  4
15MHz     →  5
18MHz     →  6
21MHz     →  7
28MHz     →  8
28.5MHz  →  9
29MHz     →10
29.5MHz  →11
バンド情報の範囲は1から11までです。
規格表上での対応する範囲としては0から11までになりますが、7セグメントLED 1つでは数値0から9までです。数値10以上は16進のA,B,C,D,E での対応表示なので、使えません。バンド情報範囲1から11にはありませんが、0の1桁は数値10の一の位表示時に使います。

1.9MHz    →1:1
3.5MHz    →2:2
7MHz       →3:3
14MHz     →4:4
15MHz     →5:5
18MHz     →6:6
21MHz     →7:7
28MHz     →8:8
28.5MHz  →9:9
29MHz   →10:Aなので使用不可、代わりに”10”→一桁が”0”で上位桁のセグメントに”1”表示で”10”
29.5MHz→11:Bなので使用不可、代わりに”11”→一桁が”1”で上位桁のセグメントに”1”表示で”11”

29MHzと29.5MHz での上記のような手法で2つの7セグメントLED を使うので表示する回路を考えないといけません。
もう、ここからは規格表とにらめっこになります。まずは、現状の表示する数値と入力となる4ビットA,B,C,Dの値の表を用意して眺めて考えます。
表示値 D C B A
0           0  0  0  0
1           0  0  0  1
2           0  0  1  0
3           0  0  1  1
4           0  1  0  0
5           0  1  0  1
6           0  1  1  0
7           0  1  1  1
8           1  0  0  0
9           1  0  0  1
10     1  0  1  0
11     1  0  1  1
12からは使いません。TS820の+B電源でのバンド情報入力は数値1から数値11までしかありません。0は数値10の一の位で使う為、必要です。規格表一覧上の数値の、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9で 対応するバンド情報の数値1から11までを2個の7セグメントLED で表示する事になります。
どうでしょう、数値10と11をどう処理しましょうか? 先ず考えるのは、数値0から9までと数値10と11とを入力ビットの値から識別しなければなりません。識別できるかどうかを見て考えないといけません。1つのビットだけでは識別は無理です。2つのビットではどうかと対象を増やし順番に見ていきます。するとBとDの両方のビットが”1”は10と11だけです。ほかの0から9まではこのビットはBかDのどちらかだけが”1”の”10”か”01”、または、全く異なる”00”です。これは識別出来る事にほかなりません。
ただしこれは、あくまでも入力が数値0から11までの場合に於いての数値10と11が識別できるのであって、数値範囲が0から15までの場合は14,15も10と11と同じ様にB,Dの両方のビットが”1”となって識別はできません。今回は、入力範囲に制限があり1から11まで以外はありませんから、BとDのビットでの識別は有効となります。

B,Dの2ビットで識別することで10の位の桁に”1”を表示させます。簡単に考えてわかると思いますが、BとDのビットがそれぞれ”1”、”1”で他の0から9まででは(”0”、”0”)、(”0”、”1”)、(”1”、”0”)のどれかになっています。A,B,C,DのうちのBとDでの数値対応は下記になります。

D     B
0      0 ←数値0,1,4,5の場合
0      1 ←数値2,3,6,7の場合
1      0 ←数値8,9の場合
1      1   ←数値10,11の場合のビット値B:”1”、D:”1”

もうこの対応関係で解ると思いますが、まさしくアンドゲートでB,Dビットを入力にすると数値10と数値11のとき(B:”1”、D:”1”)アンドゲート出力に”1”が出ます。ほかの数値0から9までのアンドゲート出力は”0”です。
これで、数値1から9以外の10と11の時に識別できるコントロール出力信号を得た事になります。

さて、この識別出力を使うとして、回路はどうしましょうか?
一般にゲートを使った切り替え回路(マルチプレクサ)は下記のゲート回路で2つの入力の切り替えが出来ます。

回路図は書いても良いのですが、汎用なゲート回路なので、ネットから引用しました。
範囲を選択_124B
これを4回路数用意すれば切り替えのCの設定で各4ビットを切り替えすることが出来ます。NANDで回路を構成し直してやろうかと思いましたが、数多くのゲートが必要なので、止めました。

また、TTLICの規格表にお世話になります。規格表を眺めていると、4ビットデータ(A,B,C,D)入力を選択切換出来るゲートがありました。2to 1 Date Selector のTTLIC 74157です。
切り替える4ビットデータを A入力(I0a,I0b,I0c,I0d) と B入力(i1a,I1b,I1c,I1d)とすると S(select input)の値(”H”か”L”)でA入力とB入力とを切り替え出来るTTLです。これを使えば楽に対応できます。

これを十の位と一の位用の2つの7セグメントLEDのドライバーTTL の入力にそれぞれ繋ぐごとにします。

範囲を選択_124a


範囲を選択_125
TROUTH TABLE でENABLE "L"でSELECT INPUTを"H"にした時にI1の入力がそのまま出力されます。
SELECT INPUTが”L”のときにはI0の入力がそのまま出力されます。同じ74157では、種類が結構あり選択時の出力が入力の反転で出力されるゲートも同じ型番(74157)でもヘッダーの違う物ではあったので、規格表での確認は絶対必要です。

4ビットの切り替えを行うことで、数値10と11の場合の(29MHz, 29.5MHz)表示用の回路を考える事にします。

7セグメントLED の1の位(”0”〜”9”)は通常のSELECT INPUT "L"時の7セグメントドライバーの入力に出力されます。(実際は数値1から9)
数値10の場合はAND出力が”1”となりSELECT INPUT "H"時の7セグメントドライバーの入力になります。この場合の入力は(A,B,C,D) は(A,0,0,0)と回路図上で作図設定してます。10の場合のAのビットはそのまま出力されます。

表示値 D C B A
10     1  0  1  0

74157の切り替え回路処理で
10        0  0  0  0

となり、一の位は ”0”表示されます。

数値11の場合も全く同様の処理となります。

表示値 D C B A
11     1  0  1  1

74157の切り替え回路処理で
10        0  0  0  1

となり、一の位は  "1"表示されます。

一の位は数値10と数値11の場合問題なく 10時→”0” 11時→”1” になりました。

十の位の7セグメントは 数値10と11のときだけ ”1”表示で1から9までは ”0”表示です。
これも74157で 数値1から9まではSELECT INPUT "L" ですから(A,B,C,D)を(0,0,0,0)に作図します。グランドに落とすだけです。数値10と11のときはSELECT INPUT "H"時の(A,B,C,D)を(0,0,0,1)になるように作図します。数値10と11の時はSELECT INPUT "H"より(A,B,C,D)は(0,0,0,SELECT INPUT)とも書けます。常時電源に繋いで”H”状態にしておいてもいいですし、SELECT INPUTがHでの動作時に同時に”H”設定でもどちらでも良いかと思います。回路図上はSELECT INPUTに繋いでいます。
SELECT INPUTが”L”(数値0から9)では十の位の7セグメントLEDは”0”に(A,B,C,D)を(0,0,0,SELECT INPUT) つまり(0,0,0,0) になるように作図します。
以上で、TS820の1.9MHzから29.5MHzまでの対応表示 数値1から11が2つのセグメントLEDにバンド対応の数値仕様通り表示出来るかと思います。 あくまでも実験なしの、理屈だけで作製した回路図です。
  
BAND    7SEG2,7SEG1 (表示)
1.9MHz    →   0   ,   1      ("01")
3.5MHz    →   0   ,   2      ("02")
7MHz       →   0   ,   3      ("03")
14MHz     →   0   ,   4      ("04")
15MHz     →   0   ,   5      ("05")
18MHz     →   0   ,   6      ("06")
21MHz     →   0   ,   7      ("07")
28MHz     →   0   ,   8      ("08")
28.5MHz  →   0   ,   9      ("09")
29MHz     →   1   ,   0      ("10")
29.5MHz  →   1   ,   1      ("11")

全体の回路図です。+5Vのレギュレータも必要なので、入れてあります。ANDゲートはNANDの2つ使い
で代用です。(NAND出力を反転=AND)  NANDは2入力を一緒にするとINVERTERになります。
タイミングに問題ない場合はゲートNANDゲートは本当に便利です。ゲート数は多くなりますが、全部をNANDゲートの組み合わせで代用出来ます。安いですし、C−MOS IC(4011)などは数多く持ってますし、実際、良く使います。

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ArduinoNANOなどを使えば、ソフトウェアコーディングで出来る内容だと思いますが、既にTS−820本体で1個シリアルデータ用に使っているので、ゲートだけで回路を組んでみました。ゲートの回路は本当に久々です。少し頭の体操になったようなならないような?そういえば、入力を抵抗でプルダウンしないと不安定動作する場合もあるので、回路はまだまだ、最終ではありません。
パターンはまだ作製することが出来ません。実験後動作問題なしと確認できた時点で使用するパーツを選定し回路修正し直しし、安定動作が確認できてからでなければパターン作製は出来ません。
今回は少し寄り道のゲート回路作製となりました。

つづく?

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TS820のフロントパネル交換修理

前にオークションで破格値で落札した、TS−820S用のフロントパネルと今のTS−820V改のパネルと交換することにしました。今の状態は、結構な塗装の剥がれがあり、近くで見た場合、格好よくありませんでした。落札したフロントパネルは中古とはいえ、結構良好な状態のものです。
カメラ用の1GBのSDカードが異常状態となり、数枚しか現状のTS820のフロントのパネルの写真が残っていません。その中の1枚です。

現状のTS820V改のフロントパネルの状態
CIMG8891

落札した時のヤフーオークション
誰も落札競合者がいませんでした。おかげで破格値で落札です。
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交換はネットのTS820用のサービスマニュアル上の分解図にて行いました。
CIMG8888

フロントのつまみ類をはずし、フロントパネルの取り付けネジを外せば簡単に交換できました。
交換後の写真はSDカード異常の為データが使えませんでしたのでありません。

フロントパネルを変えるだけで、とても綺麗なTS−820Sとして、再生しました。破格値でのフロントパネルの落札交換修理となりました。このTS−820S(100W)機に外部DDS-VFO(VFOsys改)で運用も間近です。まだ実機でのバンドSWでのシリアルデータ送受信確認はしていませんので、これが上手くいってくれればいいのですが。終わって問題がなければ外部DDS−VFO(VFOsys改)で運用までを年内にやれればと思っています。

つづく?

Candle for LINUXその30

TS-820用の外部DDS-VFO(VFOsys改)での本体側に入れるArduinoNANOの回路をArduinoNANOメインとタイマーパルス回路とに分ける方法で回路図をそれぞれ作成してみました。何事もトライです。Hi!

Part1
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Part1のPCBパターン
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Part2
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Part2のPCBパターン
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結果として、ArduinoNANOの搭載基板Part1は残念ながら、元の基板サイズより縮小出来ていません。
多少は縮小できるかと思いましたが、各ポートの抵抗での分圧部がどうしても面積を取るため、縮めることは出来ていません。Part1の基板サイズとしては、全く元と変わらず、80x100㎜です。

Part2のタイマーパルス回路は結構PCBサイズとしては小型に出来ました。基板サイズとしては、50x65㎜です。

ということで、線材が3本ありますが、一番最初の80x100㎜の全回路搭載の基板で基板を切削作製しようと思います。
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以下、DDS-VFO(VFOsys)には関係ありませんが、CAD EAGLEや基板切削、PCB作製についての思いです。
Eagle CADも頻繁に使うことで、片面基板がある程度簡単につくれる様になってきたと思います。
以前はパターンの引き回しで悩むことが多かったのですが、今は、どうしても上手く出来ない時は、ジャンパー線を最後に使う手法を取る事や、今回の最初の基板のように後から回路を追加した場合など、どうしても回路パターンの繋ぎが出来ないケースがでてきた場合などの場合は、ワイヤーを使い、繋ぐ方法もありだ、という事です。無理して最初からパターン配線をやり直しは避けたいものです。折角上手く考え出来た元パターンはそのまま使いたいものです。追加回路での変更は避けたいです。時間をかけてパターンの引き回しをやった事ですから!結構昔の無線機なんかをよくみると、線材がかなり使われています。もしかすると、結構後から回路追加があって作製された回路基板なのかもしれません。Hi! 
両面基板であればこのようなワイヤーはほぼ皆無に出来ると思います。ただ、センスも熟練も必要と思われます。
私はまだ、両面基板で基板作製をしようとは思っていません。ネットでの切削による両面基板作製の例もありましたが、思うに、基板の位置決めのピンなどを使う方法でないと、表と裏の位置合わせが難しいかと思います。自動印刷機などでも基板の位置決めのピンがあって、ランド位置合わせの位置決めしています。CNCマシンの台のPCB位置決め用のピン付け加工が必要かと思います。
今の所、使用するパーツがDIPタイプIC、ディスクリートTR、DIODE、C、R、Lです。十分片面で対応出来るパーツ類です。実験して、回路を決定してから基板を起こすまで、タイムリーに対応出来るようになれば、自作がとても楽しくなります。前は、基板のエッチング作業がありましたからそれなりに大変さがありました。今の回路作製やパターン作製のCADとかがなかったので、レトラライン、パターンランドなどのシールを貼り付けて基板パターンを作製しエッチングしていました。基板作製の過程としては、楽しさも確かにありましたが、手間が相当ありました。しかも、基板エッチング後のドリルでの穴あけも1つ1つ開けてゆかないといけない状態でした。現在は少し改善され、フォトエッチング方式や、パターン作製方法もCADを使い、プリンター印字などの方法も導入されエッチング前の作業が以前に比べ簡単に出来るようになりました。進化した上でのエッチングでのPCB作製は今もやられています。また、今時は、自分で作製した回路図だけ渡して、基板設計、作製、実装までやってくれる会社もあるようです。また、回路を自分で起こし、作製した基板のガーバーデータを渡して基板作製をネットで依頼する方法もあります。
ネットでの依頼する場合は、ある程度パターンが細く出来ると思います。私の作製している片面基板の場合で、切削方法では、ある程度パターン幅を太くした方が良いと言う私なりの経験則があります。私は片面基板のCAD EAGLEで使う標準パターン幅として、2.00㎜を使っています。この幅は切削する銅パターン箇所を減らすのにも貢献していて?、切削後の完成度に少し違いが出てきます。使用するスタンダードのC、R、L、ICなどのCADのパーツのランドサイズは小さいので、手間ですが、2Φのパタ−ンでランドサイズを大きくしたり、新たにランドを重ねたり、ランドを広げたりと少し工夫しています。ただ、ランド重ねる場合ではドリルが2回同じ箇所を穴開けしてしまうので、ドリル穴あけ時間が倍になりますので注意する点になります!この手間を行うことで、完成時のパターンの綺麗さが違ってきます。また、綺麗さに貢献する他の手法としては、パターン引き回しはなるべく直線部を多くして設計する方が良いと言う事です。直線が一番キレイに削れます。カーブパターンを頻繁に使わない方が良い結果となります。(グニャグニャ曲げない事です)CNCマシンではこれも重要な手法になると思います。また、穴あけはCNCマシンでは全自動で全部の穴開けができます。これが最初の頃とても便利で感激して穴あけをじっと見ているのが楽しい程でした。今では、自動穴あけはあたり前になっています。

今後の事ですが、今、汎用的にあるパーツとしてはディスクリートがありますが、積層型チップC、L、チップR、チップTR、チップDiode、SOPのIC等も同様にたくさん出回っています。なので、ディスクリートパーツからのチップパーツへの変更も必要と思っています。ただ片面基板での対応ですが!Hi!その前に使うパーツ類を準備しないといけません!

何でもそうですが、とにかく繰り返し、色々と試しながら使うことで、少しづつ、何かしら良い方法が見つかったり、ものになってくると言われます。そして、工夫も出来るようになってくるものと思います。
私は今は慣れて、CNCマシーン切削方法でのPCB作製がとても簡単で、楽に出来るようになりました。
チップパーツ使用の基板切削もいづれやらなければと思っています。ただ先の話ではあります!

つづく?
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