5月連休も中間となり7MHzでの交信はバーチカルアンテナなので、タワーにダイポールをあげたくなった。ミニマルチのRN4DXは調子が悪く(突然SWRが上がる現象)タワーから降ろしてしまって原因調整が必要な状態。もう一本の730V-1は共振周波数を7.1MHzに調整し直してあるが、マストクランプが弱いので準備中。と今すぐには上げられない状態。なので、以前作成した7MHz用のダブルバズーカのエレメントがあったので、臨時的に上げようと思い組み立てた。以前の調整ポイントが7MHzのCWバンド帯域になっていたので、今回は7.10MHzのSSB帯域に合わせこみだけ行いました。エレメントの最終調整は多少短めに切っておいて、アルミのシルバーロックで追加のステンワイヤーを延長追加することで周波数調整しました。何本か1.2φのワイヤーを取り換えひっかえし、7.09MHzの共振点になるように調整しました。最後に圧着ツールでかしめて完了です。
【各寸法】片側エレメントの寸法
アンテナエレメント:3.66m(ステンレスワイヤー1.2Φ)
3C2V同軸部:コイルからエレメント間 1.40m
3C2Vコイル:60Φ塩ビ管に15ターン
3C2V同軸部:給電部からコイル部間 0.61m
同軸のコイル部 ワイヤーの取り付け 給電部の処理



釣り竿のたれ具合 バラン(730V1用利用)


SWR = 1.2 (≒7.09MHz) OHMS ≒ 55Ω


いたって、一度調整してあるダブルバズーカなので、さほど時間はかかりませんでした。ついでに、屋根馬に1.8Mのマストをつけて高さ約2メータにて実際のトランシーバーIC-706MKⅡMにて送受信の動作チェックを行ってみました。午後3時ころのためSメータを9つ振らす局は少なかったですが、まずまずのようです。7.10MHzDでの送信もSWRが低くまったく問題ありません。ちなみに50W(実際は約45W)にて7MHzのSWR特性を取ってみました。

若干共振周波数が高めですが、アマチュアバンド内でSWR1.5以下は7.04MHz~7.20MHzまでと、SSB帯域として使用はほぼ問題ないような特性でした。もう少し共振周波数を下げたいところですが....まずは良しとしました。
(コイル部のテープは融着テープで年数が経っていたため、粘着きがあったので、上からビニールテープで保護巻きをしてあります。)
あとはタワーに取り付けるだけです。
続く??