タワー上のアンテナが増えるにあたり、追加の同軸ケーブルなしでアンテナを切り替えるアンテナ切替回路を作製することにしました。1本のケーブルで2つのアンテナを切り替えるので、とても便利です。参考文献※1
オリジナルはBのLEDのみでしたが、少し変更しコントローラ側にA,Bとも表示するように1個アンテナの表示のLEDとそれ用に2回路のSWに変更しました。

今回の制作は切替コントロール部のシャーシ加工です。
久々にシャーシパンチなるものが登場です。30年以上も前のツールで、昔5球スーパーラジオの制作時に真空管ソケット取り付け用の穴をあけたりするのに使用していたものです。少し錆ていたので、錆を落としてから潤滑油を少し表面に塗り、そしてふき取りしてからの使用です。Hi! 他アルミシャーシ角穴加工用として、ハンドニブラーなどがあります。懐かしい〜! まだまだ現役で使用可能です。もう少し便利な(楽な)油圧式シャーシパンチも持っていますが、今回は使いませんでした。


シャーシパンチの組み合わせ 最初にシャフト穴あけで使用します。


シャーシパンチはとてもきれいに穴があきます。


今回はケースが昔作った50MHzの受信クリスタルコンバーター(50MHz→28MHz)を流用しましたので、穴あけは真ん中の1個だけです。前のMメスコネクタ部は電源用の2Pコネクタで使用しました。サイズが丁度でした。Mメスコネクタどうしは近いほうがいいので、近くに1個のMメスコネクタ用穴の追加になっています。
切替用のSWとLED用の加工は、次の加工で行います。
少し余談になります。
1.8MHzのCWを聞きながらブログっています。アンテナは今製作中の7MHz+延長コイルのバーチカルアンテナです。
AM6:00頃 JA2ZL局が1.824MHzでRST599 相手が聞こえないのが残念です。
AM6:07頃 HL5IVL局が1.8245MHzでRST599 CQ DXを出しています。いつも朝方よく聞きます。とてもアクティブな局です。QRZ.COMで見ると垂直系のアンテナに力をいれてるようです。また山登りに釣りと、とても好きな方のようです。
6:18頃相手局でJA0ENM局がRST419で聞こえました。
6:20頃 JA1GZV局が1.818MHzで CQ RST559で聞こえました。
6:24頃 JH1GZE局が1.8235MHz でRST589。相手をコールしてました。HL局のCQも同じ周波数でQSBを伴いながら聞こえています。
皆さんDXerは、とても早起きなんですね!!
バーチカルアンテナですが、プリアンプなしでノイズは1あるか無いかくらいです。朝方はとてもバーチカルアンテナが良いアンテナに思えます。
もう少し聞こえるといいのですが、コンディションもありますからね。
LOWバンド1.8MHzがとても面白く思えてきました。
参考文献※1:別冊「ラジオの制作」アンテナクラフトマニュアル(アンテナ制作マニュアル2)