2010年11月
730V-1の3.5MHz帯への使用への記事を書いてCQ誌へ投稿されているJA1BBE 出野義則OMとQSOできたので、時後ではあるが、その時の状況を記したいと思います。私も730V-1を利用して3.5MHz帯へ改造をしているわけですが、そのきっかけとなったのは、JA1BBE局、出野義則OMのCQ誌へ投稿されている730V-1の3.5MHz帯と7MHz帯で使用可能に大変身させるレポートです。(CQ誌2009年5月号)730V-1を以前から使用して、十分なくらいのQSOを楽しめておりました。クリエートではCD78Jrなどの3.5MHzから3.8MHz帯のアンテナなども発売されておりサイズ的にも730V-1で3.5MHz帯で使用することができれば最高だと思っていたところ出野OMの記事で刺激をうけて今回の730V-1の3.5MHz帯への改造を行ってきました。出野OMのようにどの周波数でもマッチングを取ることが出来るシステムは本当に一番望ましいと思っています。しかしながら、私の場合は材料としては従来から使用しているリレー方式によるコイルのタップ切り替えであり、よくても2バンド(2つの周波数、たとえば、3.550MHz中心と3.750MHz中心)の切り替えで周波数固定の仕様であるため、現時点の状況ではカップラーが必要不可欠となっています。+αとして短縮コンデンサの挿入で使用周波数のシフトで幅を広げる効果ぐらいです。このコンデンサのアイデアも出野OMのアイデアです。もちろんCQ誌で発表されています。OMのような全周波数同調方式も今後少し導入してみようかと思う次第です。交信時にも730V-1のバランの詳細についても教えていただき、またホームページでの資料等の情報提供もしていただき大変参考になっています。現時点で思いついた内容としては出野氏のギヤードモータをステッピングモータで周波数調整できるような方式に出来ればいいのではないかと思っています。トルクとかいろいろと実験等が必要かも知れませんが、ソフトウェアと合わせた方式が案外と利用価値があると思った次第です。現在のコントロールボックスももう少し調整をこころみますが、このステッピングモータでの同調方式も平行して考えてゆきたいと思います。なお出野OMは現在もモービルの1.8MHzから50MHzまで出れるアンテナを作製しており、ホームページで紹介されています。本当にすばらしいと思います。CQ誌に投稿されている当の本人と私の改造した730V-1水平DPで3.681MHzでQSOできたことは、無線で交信したことのないDX局をゲットする以上に嬉しい事です。無線の醍醐味を味わうことができました。
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