後は、アルミのパイプに5.4mの釣竿を取り付け、ダブルバズーカをテープとバインドで取り付けて完成である。完成するとアンテナを上げてみたくなる。実際に6mの位置に上げてみた。共振点は上がるかと思ったが、ほとんど地上2mの時と変わらない。実際に無線機につなぎSWRを見てみた。
7.000MHzでSWRは1.2、7.04MHでSWR1.0、7.080MHzでSWR1.3となっているどちらかと言うとCWバンドに共振点があるようだ。いまこの状態でタワーに上げるとさらに共振点が自由空間で必ず上がると思われるので、これでOKとすることにした。あとはもう一本同じものを作り位相給電をおこないHB9CV化を行っていく。ちなみに既にベランダに設置してある1/2のダブルバズーカと受信状態を比べてみたが、短縮バズーカがSメータの針で1,2本分弱い局があったり、かえって短縮バズーカのほうがSで1つ良い局もあったので、まずまずではないか。全長12.6mのダブルバズーカ、約60%短縮アンテナとしてはすばらしいと思う。
作製時の参考写真を添付しました。尚写真ではテーピングしてない先端部の写真となていますが、実際は融着テープで処理してます。つづく