固定局の免許の有効期間が平成30年12月2日までありますが、満了の1年前より有効期間の1か月前までの間での免許の更新ができるので、今回5月の連休前に電子申請Liteにて行いました。更新手数料は書面で申請では3,050円ですが、電子申請では1,950円と安くなります。特ダネ そーだね!
1,950円は郵便局のPayEasyで支払いました。

私が申請したのは平成30年4月27日で受付され、局免許状の審査完了が5月22日でした。5月連休が入ったので、やはりその分で遅くなったようです。         前と同様に受付から審査中になってから免許状入れる封筒を入れて管轄の通信局に送付しました。免許状が折られないように大きめの封筒を入れて送っておきましたので、送られてきた無線局免許状に折り目は全くありません。Hi !

               自分宛の封筒です。
イメージ 1 

         折り目の無い状態で送られてきた無線局免許状
 イメージ 2

なお、今回の免許状には備考 記載がありました。以下
備考ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
無線設備規則の一部を改正する省令(平成17年総務省令第119号)による改正後の無線設備規則第7条の基準(新スプリアス基準)に合致することの確認がとれていない無線設備の使用は、平成34年11月30日までに限る
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以下局免許状と一緒に1枚の添付書類が付いてきました。以下抜粋
<保証が必要な変更内容>
基本旧スプリアス基準による技適・認証設備、旧JARL登録機種、自作機または、付属装置(RTTY・パケット・SSTV等)やリニアアンプ等を接続した技適・認証設備のいずれかを増設(取替)する場合、並びに、移動しない局の設置場所を変更する場合(移動する局から移動しない局への変更も含む)は「保証」が必要となりますので、関係する書類を一式(保証願書、変更申請書、無線局事項書及び工事設計書、送信機系統図等)を以下のいずれかの「保証実施者」経由で申請してください。

【保証業務を行う保証実施者】
→TSS株式会社保証事業部 電話03-6262-3686
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-11-1

または
→一般財団法人日本アマチュア無線振興協会JARD保証事業センター
電話03-3910-7263
〒170-8088 東京都豊島区巣鴨3-36-6

他、最も気になる旧スプリアス規格の無線設備についても下記の記載がありました。

【重要】旧スプリアス規格の無線設備の取り扱いについて
●平成29年12月1日以降は、旧スプリアス規格の無線機(送信機)での開設、追加(増設)又は取替の申請手続きを行うことはできません。
●旧スプリアス規格の無線機は、平成34年12月1日以降は使用できません。
●平成34年11月30日までに、次のいずれかにより対応並びに手続きを行ってください。
①新スプリアス規格の無線機への取替
②旧スプリアス規格の無線機について、次のいずれかにより新スプリアス規格に適合していることを確認の上、「スプリアス発射及び不要発射の強度確認届出書」を提出(a・bは測定データが必要)
a.フィルタの挿入(あらかじめ無線局変更申請による許可が必要です。)
b.実力値の確認
c.製造業者等が測定したデータの活用
d.保証業務実施者による『スプリアス確認保証』(200ワット以下の送信機)

※保証業務実施者(団体):一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)
【スプリアス確認保証に関するお問い合わせ先】
JARD保証事業センター(スプリアス確認保証担当)

いずれにしても、旧スプリアス機があると、平成34年11月30日までに 新スプリアス機を準備するか、旧スプリアス機に不要な輻射がないという証明をしてから申請しなければならないようです。
私の場合は、2台が対象です。TS-820S FT100の2台が対象です。HFは他にあるので撤去しても問題なしですが、FT100でのVHF/UHFを免許許可もらっているので代わりのVHF/UHFのスプリアス適合機を準備しなければなりません。FT100にフィルターを入れる手もありますが、本当にスプリアス輻射が適合範囲に入るかは不明です。荷造りし、保証業務実施者へ送ったりと何かと面倒ですし、どうしましょう?
まずは、免許状の更新は無事終了し手元に無線局免許状が届きましたので、少し考えることとします。
以上