IC-7300Mの本体のSPECTRUM SCOPEはコンパクトですが、外部でも表示する方法はないかとネットを探っていたら、いいものがありました。コンテストで使用するアプリのN1MMです。クラスターデータ情報から、CW周波数にコールサインまで表示させることができる、素晴らしいアプリケーションです。今回は目的は違いますが、機能でスペクトラムディスプレーがあるので、これを試しにインストールして見ましした。早速表示できるかを確認してみました。結果から言うと、とてもいい感じです。

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アプリケーションダウンロードはネットでググってもらって、表示させるための通信設定です。

メインのアプリケーション起動
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メニューバーのCONFIG設定
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SETボタン設定
IC-7300MのSPEEDはUSB接続のCI-V設定です。
RS-232C接続ではありませんので注意!!
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表示はWindowクリックしSpectrumDisplayを選択で表示されます。
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とても素晴らしいことに表示スパンを段階的に変えることが出来ます。
3.553MHz表示で1MHz~6KHzの範囲で段階変更可能でした。

1MHz SPAN (3053~4053:3.053MHz~4.053MHz)
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6KHz SPAN (3550~3556:3.550MHz~3.556MHz)
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CWでの利用があるので、ここまでスパン表示できる仕様だと思います。
勿論コントラストも調整できます。
アプリケーション窓の表示なので、簡単に拡大縮小が可能です。
IC-7300M本体のディスプレー上のスペクトラムスコープは小さいので、外部のパソコンディスプレーでのスペクトラムスコープは本当に重宝します。
FT-2000DのDMU-2000によるバンドスコープと比較しても繊細さを見ても、上を行きます。

後設定ですが、IC-7300MでのCI-V設定は、USB接続と、従来のRS-232Cシリアル接続とがありますので、設定はUSB接続でのCI-V設定の方にすることを忘れずに!私も、アプリ設定の通信が繋がらない、繋がらない、なんで!ということがありましたが、設定する接続をRS-232Cのシリアル接続に間違えていました。上記の通りUSB接続の設定で解決でした。

コンテスト用のアプリですが、こんな使い方もいいのではないでしょうか?
とても良いアプリケーションに巡り合えた感じです。

以上