今回、天気が良かった為、この機会を逃さないように、制作済みの3.5MHzの短縮ダイポールアンテナをタワーに取り付けをしました。アンテナ設置は計画通りうまくゆき、今日の作業は終了と思いタワーの踊り場から降りてゆく途中、何気なしにローティターを見たら、なんとあるはずのボルトが1本無いのが見えました。もう、ビックリです。一通り6本あるボルトの状態を確認しました。抜けてなくなっていたのは、1本、他3本は緩んでいました。確認後、前からストックしていた予備のボルトとばねリングを再度タワーに上って抜けたところに取り付けました。タワーは少し上げて、ローティターが踊り場に立って安定な状態で作業できる位置に設定してから行いました。本当にびっくりです。かなり緩んでいたようで、4回転ぐらいは増す締めした感じです。緩みの無いのは2本だけでした。

今回の抜け落ちたボルトの原因は、やはり低気圧が長く続いたために、暴風で、アンテナのマストが揺さぶられ、結果ボルトが緩んでいったと考えられます。今回アンテナを上げることで発見することが出来たわけですが、低気圧で暴風が吹き荒れた後は絶対点検が必要ということを示された感じです。このローティターのボルトは、しっかりと緩まないくらいにきつく締めておいたものです。一度の締めでほおっておいてはダメで、少し間を於いてから,増す締めすることもとても大切なことです。
とにかく増す締めと、点検は頻繁にするのが安全を保持するには欠かせないようです。

皆さん、タワーに取り付けた、アンテナ、ローティター、取り付けボックス等のネジ、ボルトなどの緩みが無いか点検しましょう!!