最近のパターンで、夜8時に寝て12時に目を覚ましてしまい、寝れなくてTVを見てうとうとしてしまった。ふと、日曜に制作していたアンテナの制作防備録を記録するのを忘れていたので、書くことにします。
パーツもほぼ揃い、後は組み立てのみの状態だったので、日曜の午後3時頃からアンテナの組み立てを行いました。アルミのパイプ(30Φ)にボトムローディングコイル2個の取り付けと、釣り竿(5.4mX2)を取り付けです。釣り竿は抜けないようにタッピングビスで、プラスチックの下端部をねじ止めしてます。コイルは、ステンレスのL型金具を少し折り曲げてアルミのパイプに左右固定しています。コイルと釣り竿の取り付け完了後、アンテナエレメントのステンレスワイヤー(1.2Φ)を取り付けします。アンテナエレメントの片方は圧着端子加工してボルトで固定できるようにします。また、スタブのステンレス棒(1m)2本も片側を圧着端子加工してなおかつ、ステンレス半田付けしています。中継用で作製した布団干し固定プラスチックも取り付けます。スタブコンタクト用のアルミも取り付けます。
ひとまず組み立て完成した後の写真です。

ボトムローディングコイル部

アンテナエレメントのたれ具合
(1.2Φステンレスワイヤー取り付け後)

アンテナワイヤー取り付け後のアンテナのたれ具合もまずまずです。
アンテナの組み立てが終わり、バランなし同軸ケーブルを直接取り付けアンテナアナライザーでSWRをみました、地上高1.8mで3.48MHzあたりに共振点がありました。今回の調整はステンレスワイヤーの長さで調整します。多少切り詰めて3.53MHzぐらいにしておきました。アンテナと台地間の容量が減り、タワーに上げると少し共振点が上がることを見越してます。以上で、組み立ては完了としています。
最後にがま・マッチダイポールアンテナの概略構造です。

ハムジャーナルでは4.5mの釣り竿ですが、私の場合は釣り竿は5.4mと少し長いものを使用し若干コイルデータ、スタブ部はアルミ線でなくステン棒に変えています。
また、ハムジャーナルでの3.5MHzのデータ上のコイルの仕様は下記となっています。実測値のようです。
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短縮率25%
インダクタンス:54[μH]
リアクタンス:実測値 933Ω、シミュレーション1300Ω
コイルデータ:40ターン、Φ60、密巻(ビニ線、外径:Φ2)
帯域幅(SWR1.5以下):27KHz
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残りの作業は、1:1のバランの準備(買う?制作する?)とアルミパイプのテナコート処理(スタブ部除く)と各接続部の充填剤での防水処理があります。今週末の天気はどうでしょう?
なんか台風21号(ラン)がフィリピンの東を西にすすんで、今後は発達しながら北寄りに進むみたいなので、今週のアンテナ制作作業は無理かもしれません。
つづく?