久々のPIC関連の記事になります。Windows10で以前購入したPICkit3とサンプル基板を使おうと思い、最新のMPLAB X IDE v3.30とMPLAB IPE v3.30とMPLAB driver switchar および、PICkit3 v3.10を一通りダウンロードした。難なくPICkit3もサンプル基板も以前のプログラムを読み込むだけで動くものだと思っていましたが、あにはからんや、はしるどころかデバイスとしてもPICkit3は認識はするものの通信ができない状態でした。インターネット情報では、Windows10ではMPLAB X IDE v3.30は書き込みができないの情報の多いこと多いこと、その中でもこれぞと思えるやり方を説明してあるものがありましたので、実際にやってみたところ、うまく動くようになりました。その記録を防備録として残すものです。私のWindows10がインストールしてあるPCは以下の通りです。
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参考にしたURLです。
特に情報として、異なっていたことは、PICkit3のボタンを押しながらUSBを繋ぐ等は必要ありませんでした。
以下Windows10でMPLAB X IDE v3.30でPICkit3を使えるようになった手順のまとめです。
[1]インストールしておいた中のPICkit3v3.10のProgrammerを起動します。
これは、なぜだかうまく動作(通信)します。MPLAB X IDE v3.30も動けばいいのにと思ってしまいます。
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起動画面
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[2]PCのUSB(2.0)ポートにPICkit3を繋いでおきます。
Tool->Download Pickit Operating Systemを選択実行します。
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[3]OS読み込み設定(すでにダウンロードされているOSのhexファイルを設定)
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[4]PICkit3のOS読み込み中
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[5]OSインストール後
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[6]ReadでLesson基板のデータを読み込みできるかチェックしました。
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[7]Verifyしてみました。動作は問題ありません。
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[8]MPLABモードにします。
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[9]メッセージがでます。      
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[10]閉じるときには、エラーメッセージがPICkit2の表示ででます?
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[11]次にMPLAB IPE v3.30を起動して、Connectボタンを押します。
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[12]firmware等が読み込まれます。  
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[13]完了後にPICkit3のデータの通信確認でRead とVerifyをしてみました。
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[14]動作問題ないようなので、プログラムを閉じて、MPLAB X IDE v3.30を起動します。すでにLesson1のLED点滅プログラム(オリジナルは1個点灯から一部ブリンクに改良しました。)が読み込まれています。
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[15]PICkit3の電源を設定します。(必須)
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[16]後はプログラムをコンパイルです。(インクルードファイル等はあらかじめパスを設定しておきます。

以上でWindows10上でMPLAB IDE v3.30がPICkit3でうまくプログラムをコンパイルでき、書き込みも問題なく動作しました。途中の画像が繰り返して実行したりしていますので、必ずしも同じ画像とは限りませんので、見た人が実際に行って、ハードを壊すトラブルを起こしても責任は負いません。問題ない内容ですが、一応断っておきます。
なお、Windows Vistaでは、うまくいきませんでした。