以前、既に購入して使用していた東芝のHDD&DVDビデオレコーダーRD-XS43関連の記事が載っていたラジオライフ2006年8月号を引っ張りだして修理を行ってみた。保険として後々修理出来るように購入しておいた本なのです。自分で使っているものに関しての記事が載っているものは、購入しておくとなんらかの形で、きっと役に立ちます。
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今回は、1年ほど前にDVDを見ようとしてRD-XS43の電源を入れてみたが、起動せず、ハードディスクから異音「コン、コン、コン......~....」と永遠に続くようなHDDの故障で起動せず状態になってしまってたものです。BS地デジチューナー接続からはずして裏の物置に一旦しまっておいたものです。もちろんHDD等が装置に入っていますから、いくら壊れたからといって、すぐは捨てるつもりはまったくありませんでした。いずれ中を見てみようぐらいで、当時は思っていました。今現在は、ある程度HDDの状況も見れるツールや購入したHDDや周辺ハードウェア等がありますので、修理してみることにしました。大体は、ラジオライフの記事に書いてある、HDDの換装を行う事で問題は解決しそうです。
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実際、結果としてはHDD換装で問題はありませんでした。やることは、同じ型式のHDDを壊れたと思われるHDDと入れ替えるだけです。もちろんジャンパー箇所は元のHDDと同じ様に設定して取り付けます。しかしここに落とし穴があります。新しく取り付けるHDDは大概、Windowsで確認できるようなフォーマット処理がしてある状態でおそらく購入していると思います。フォーマットがしてある状態だと換装してもHDDの認識まで行きませんでした。ですので、Windowsのコントロール中の管理ソフトでフォーマットを取り消した状態にして、Windowsを一旦電源OFFにしてフォーマットなしを確定させてからWindowsから一旦USB接続のHDDをはずし、RD-XS43に取り付けることで、電源オン後ステップ認識されていきます。認識まで行ったようにかいていますが、実は別の問題がこの前にありました。それは何かというと、それは秘密です。あっ、いゃ、冗談ですよ! リモコンが効かないのです。電源ONOFFは問題ないのですが、設定キーとか、電源以外のキーを押すと、エラー?と「ALEART」が本体に表示されます。キーを押すと「DR-OFF」と交互に出ます。調べていくと、リモコンが連動していない状態のために本体とリモコンを連動させる設定が必要でした。RD-XS43の場合は本体のHDDキーとDVDキーを同時押し3秒以上でリモコンと連動させることが出来るようになります。私の場合はDR-1の設定で本体設定も合わせました。問題なくこの初期設定処理で通常の動作に完全に復帰します。実は修理の為にジャンクのRD-XS36を先週例のごとくHARD-OFFで購入して来てます。店の店員さんも動く保証はないジャンクです。と言われて、そのとき私は、「パーツ取りで買いました。」と言ったんです。実際DVDドライブかHDDがどちらかが使えたらいいやと思っていました。
家へ戻り、電源を入れてみたらまったく問題なく動作しました。不安定なところはひとつもない十分使用できる状態でした。また250GBのHDDをこのRD-XS36に換装してみたところRD-XS36は160GBのHDDですが、250GBでもフォーマットできましたが160GBととしての使用のようです。またこのRD-XS36のHDDをRD-XS43につけてみましたが、エラーがでて使用できませんでした。
下の段がRD-XS36です。上は今回のHDD交換修理したRD-XS43です。
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ちなみにRD-XS36はHDDが160GBです。RD-XS43はHDDが250GBです。
HDDの対応のHDDが各機種RD-XS**等で異なるようですが、おそらくHDDのデバイスドライバが共通で使用できるハードであればどれでもいいのだと思います。通常相性などといっていますが、単純にデバイスドライバの対応で決まると思われます。細かく言うとHDDのスペックを見るとスペシフィケーション中にあるハードディスクの構造を示す、次の項目からもハードディスクの容量などで変わってくる仕様の為、相性というより仕様があっているか?というべきことが本当かと思います。以下はネット上に対応していた日立のHDDの仕様からの一部抜粋です。もちろんこれだけでなく、ハードウェアの基本スピードのシークタイムは同じレベルでないといけないですHi!

Capacity(GB) 500/400/320/250/160
Data heads(physical) 4/4/3/2/2
Data Disks 2/2/2/1/1

RD-XS43の場合は250GBなので、データヘッド数は2個、データディスクは1枚てな具合です。これはハードディスクの仕様で個別に異なります。特にヘッド数とディスクの数が同じであればデバイスドライバでは同じ様にメーカーが違っても換装大丈夫なんだと思います。ロジカルとフィジカルがあり少し混乱しそうですが!?。
いろいろとHDDの型式の異なる容量毎のスペックシートを見比べましたが、同じ容量でも上記のヘッド数とディスク数は様々多種多様です。同じ容量250GBの日立のHDDでも以下の通り異なります。
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HDS722525VLAT80 ヘッド6、ディスク3、メディアトランスファレート757Mbits/sec
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HDT725025VLAT80   ヘッド4、ディスク2、メディアトランスファレート998Mbits/sec
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HDP725025GLAT80 ヘッド2、ディスク1、メディアトランスファレート1138Mbits/sec
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以上よりRD-XS36とRD-XS43ではHDDの仕様が異なるため、XS36のHDDをXS43では使用できなかったということになるのだと思います。ネット上の換装HDDの型式も当然RD-XS36とRD-XS43では異なっていました。
何はともあれ、RD-XS43はHDD故障状態から同じ型式のHDD交換で直りました。ついでに動作確認ついでと言うことで、DVDの鑑賞を行いました。
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いまどきブルーレィの時代にとは言え、当時にぎわしていたW録機の再生ですが、地デジチューナーからの予約録画、もちろん時間を合わせておいて、RD-XS43のLine入力での予約録画が可能です。REGZAテレビの外付けHDDの録画ソースをREGZAのダビング出力からRD-XS43またはXS36のLine入力へ接続し、HDDへもDVDへもダビングできますから、特にDVDへのダビングではファイナライズだったと思いますが、パソコンのDVDドライブで見れるようになるわけです。ここが一番目的とするところで、おいしいところだと思います。2台も完全に動作していますので、どこのテレビにどちらをつけようかな。またTVとは別に専用にBS地デジチューナー接続も検討しようかな?なんてこと考えています。