今日の天気も晴れだ。少し風が吹いているが昨日作製したコントロールボックスの動作確認をするには問題ない。早速小屋の屋根にコントロールボックスとBR200のSWRアナライザーをもって行きアンテナに繫いで確認開始だ。各周波数での共振点はきちんとある。コントロール線の2番に既に12Vかけてあるので、ボックスにコネクタをさすと3.5MHz(NORMAL)になるはずだ。早速BR200での共振点チェックをした。アンテナの根元のコントロールボックスのポイントでは全く問題ない。通常の7MHz他のバンドも共振点がある。3.5MHzも共振点の周波数は若干低いがキチンとディップ点がある。次にケーブルでの確認がしたい。現状動作しているアンテナのケーブルを使おうか?丁度アンテナを取り付けているマストには7MHzの短縮バズーカがある。これについているケーブルは使えるので、先のNGとおもわれるケーブルの変わりにつなぎ確認することにした。ついでにダブルバズーカは一旦マストから降ろした。ケーブルの引き込んである2Fへ戻り共振周波数を確認することにした。その前に、NGの同軸を再度無線機に繫いだ。アンテナも何も接続していないのにアンテナを繫いだように信号が聞こえる。同軸でなくアンテナ線になってしまっている。はやはりおかしいことが確認できた。あとでこのケーブルは撤去することにして、早速コントロールボックスに短縮バズーカからはずしたケーブルでの共振点の確認だ。
コントロール信号なしのスルーでの7MHzノーマルは共振周波数7.000MHzだ。若干低いが小屋の4mHでは問題ない。タワーに上げると共振周波数はあがるからだ。予想としては7.100MHzぐらいになってくれればいいと思っている。次に7MHz(HIGH)の共振周波数は7.080MHzまあまあだ。ちなみにSWRはどちらも1.1と十分すぎるぐらい良い。再度スルーポジションで14MHzを確認した。13.85MHzと少し低い。SWRは1.25、次に21MHzを確認した。20.55MHzとここも低いところに共振周波数がある。SWRは1.35と少し高い。28MHzは26.59MHzとかなり低いところに共振周波数がある。SWRは1.6と若干高い。この730V-1Aは7MHでの共振周波数を先端のパイプを標準より少し短く設定し拡張バンド用に合わせたはずだが、データはV型DPのものである。水平DPでは若干動作が異なるので設置場所と周りの環境、高さでも影響を受けていると思われる。ノーマル状態では7MHzと14MHzが使用できれば良いと思っている。またチューナーも併用する為、このままで良しとしました。次に3.5MHzのコントロール2番線への12V印加での3.5MHz(NORMAL)での共振周波数は3.400MHzと少し低い。SWRは2.2だ。次にコントロール線1番2番同時に12Vの印加での3.5MHz(HIGH)では3.548MHzだ。SWRは1.75である。次に3.7MHz(NORMAL)コントロール線2番3番12V印加では共振周波数3.588MHzと少し低い。SWRは1.70だ。次の3.7MHz(HIGH)コントロール線1番2番3番12V印加では3.755MHzだ。SWRは1.70。思ったよりうまく動作している。共振点動作はある程度確認できたので、実際の無線機につないでカップラー併用で調整できるかを3.5MHz帯で行ってみた。どのポジションでもSWRの見かけ上の値は1.0まで下がる。実用できることが確認できた。カップラーはすごい。以上の確認結果より3.5MHz(NOMAL)の共振周波数が少し低すぎる為、コイルの巻きほどきが数ターン必要かもしれない。タワーに上げてみた結果次第だが、極端に外れていたら調整を行いたいと思う。
3.5MHzでのカップラーなしでのインピーダンス整合は必要である。カップラーなしでの元SWRを下げる為のタップ付きのインピーダンス整合用のマルチアンアンなるものを作製する準備にとりかかりたい。今日の天気はめまぐるしかった。アンテナを降ろしている時に突然雲行きが悪くなり、雨が降ってきたりした。しかもいままで晴れていたのが、突然西から曇りだし、小雨かと思いきや、しぶきが飛ぶぐらいの大雨が昼前降った。おかげで、かたずけているうちにびしょ濡れになった。散々であった。が、アンテナのコントロールボックスがうまく安定動作してくれたので、まずはめでたし。めでたし。つづく