おとといの21MHzは日中からヨーロッパが開けていたが、今日はノイズが上がっているが、信号が聞こえてこない。無線機を聞きながら夕方6時ころになって突然信号が入りだした。今日はコンディションが悪いと思って、ワッチ専門でやっていた。ダイヤルを回してふとアップダウンの激しい信号があった。少しワッチした。コールサインはF5BBDでハムログで打ち込んだところ1999年に一度QSOしている。11年前の局と久々のQSOかと思い早速コールしてみた。名前も前の記録からDANIELとQTHもフランスのBOUEと分かっているので、QSOもQSBがあるが、難なく出来た。DANIELの信号はRS59で私の信号はRS58と送ってきた。アンテナは現在6EL(エレメント)の15mH(高さ15m)、天気は快晴、気温は15℃と言うことだった。QSOが一局済み、ダイアルを回して次のヨーロッパのDX局を探した。ダイヤルを少し戻し周波数を21.224MHzにしたところ、かなり強力な信号が聞こえている。何局かと交信するのを聞いた後、呼んでみた。ES5QD局である。この局は音がかなり聞きやすい上に信号も強力でRS59+20dBは振ってきている。コールを取ってもらえた。センターエストニアのVELLO(ペッロ)氏で、いう話を聞くと、日本のアワードのJCC600をすでに取得交信し終えているとのことで、かなり日本通の方のようでした。次にダイヤルをもう少し下げて21.220MHzにしたところリトアニアのLY1TR局STAN氏であった。相手の信号強度とQTH(住所)、ハンドル(ニックネーム)を交換し,QSLの交換を約束し終了した。コンディションもアップダウンが激しいので、のんびりとしたQSOは今日は出来ない。いわゆるラバースタンプQSOである。(お決まりのシンプルな交信内容)致し方ない。しかし意外とまだ信号がQSBを伴うが、RS59を振ってくる。ダイヤルを今度は上の方へ回して聞いていくと、21.285MHzでスペインのEA3BFX局がCQを出している。こちらでの受信信号強度はRS57MAXである。かなり浮き沈みが激しい。大丈夫かなと思いながら、呼んでみた。何とかとってもらえたようで、こちらの信号はRS57と送ってきた。名前はANTONIOとフォネテックコードで確認できた。フォネティックとはアルファベットにそれぞれ決められた単語である。アルファ、ノーベンバー、タンゴ、オスカー、ノーベンバー、インディア、オスカーてな具合の、日本でいうと、郵便局での確認で使う、朝日のあ、いろはのい、上野のう、英語のえ、大阪のお、(省略)のようなものです。前者はアメリカンスタンダードフォネティックで国際的なもので決っている。宇宙の衛星の通信でも使われるものだ。アマチュア無線でもコンディションの悪い時は特に繰り返し同じ文字を言うより、単語のフォネティックでいう方が全部が了解しやすいのだ。RS57とANTONIOへこちらでの受信RSレポートを送りQSLを約束しQSOを終った。こんな感じで7時過ぎまで、以下数局、DR2101LのドイツRuhrgebietのDIETER氏。HB9ELEのスイスのDIDI氏(STEPPIRのアンテナ使用)スイスは今7℃だそうだ。またEC5APAのスペインのANTONIO氏と交信することが出来た。何かこのバンドでのヨーロッパのオープンする時間帯が不規則な感じがする。しかし、了解度よく交信ができるようになりつつある感じもあるので遅いながらもサイクル24のボトム脱出の兆しが見えた感じがする。ワッチしてコールするのもコンディションが良いとCQを連発して交信するのとはまた違い、意外と楽しめるものだと思った。