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最近ANNTENAの記事でダブルバズーカの特集がよくでてくる。私も7MHzように1本上げてあるがとても良い。最近のバンド拡張での帯域の広いバンドにはうってつけだ。帯域の広いことと、このダブルバズーカの短縮実験をした記事が載っていたことより、ダブルバズーカのHB9CV化をやってみようと思い立った。早速構想を簡単に図示してみた。うまくいくかいかないかは、試してみないとわからない。
まず思い立ったついでに、同軸ケーブルを20m分(10m物を2個)買ってきた。すでに持ち合わせの3CFVで1本作ってあるので、もう1本分の同軸を購入した。7MHzなので同軸は次の長さになる。

使用する周波数を7.1MHzにするとして同軸部の長さ=(300×0.65)/(7.1×4)≒6.86mとなる 1/4λ=(300×0.95)/4≒10.03mより 同軸の先のエレメント長=(10.03-6.86)≒3.17m
注)0.65:3C2V系の同軸の速度係数
  0.95:導体を高周波が流れる時の速度係数(空中より95%ぐらい遅くなる)
                               ワイヤアンテナハンドブックより

この長さの同軸部のみを短縮しHB9CVにするブーム長を通常のHB9CVの135°の位相になるように1/8λの5.01m程度にしようかと思う。通常のHB9CVであれば利得が4dBでF/B比15dBぐらいになる。誰もダブルバズーカを短縮でのHB9CVにしたことは聞いたことが無いので、やってみる価値はあると思った次第である。製作は土日の日曜大工で、ステップバイステップでやる予定なので、少し日にちがかかると思う。
なおマッチングは25Ωぐらいになるだろうとおもわれるので、トロイダイルコアでのインピーダンス変換を行う必要があると思われます。これは実測してコアに巻くインダクタの巻き数を決めようと思う。

参考までに、現在はブームが折れて降ろしてあるが、タワーの1番下のアンテナが、この間まで使用していた、7MHz短縮HB9CVの写真です。つづく