jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

Arduino

Candle for LINUXその43

TS820への周波数情報のシリアル通信送出用ArduinoNANO基板の取り付けの為のステップとして、TS820のバンドSW情報用の配線をPLLユニットに行いました。+9Vの電源用の2本も配線します。

フラットケーブルの半田付けはPLLユニットのケースから外して行いました。関係ありませんが、赤色のワイヤーは以前、AUXに18MHzを入れた時のデジタル表示部のドット表示用に配線したものです。
CIMG8987


ArduinoNANO側のバンドSW入力はピンなので、ケーブル端はへのソケット取り付けを行います。ケーブルは、パソコン用のフラットケーブルを必要数の12本を裂いて準備しました。長さは、約25cm位です。ソケットの端子にケーブルを半田付け後、ヒシチューブ加工処理してます。

CIMG8988

ケーブルのPLLユニットへの半田付け完了後、シールドケースに戻します。
(バンド情報のソケット12Pと、電源のソケット2P)
CIMG8989

PLLユニットをTS820本体に戻し、シリアル送出用のArduinoNANO基板を取り付ける位置に各ソケットを持ってきました。
CIMG8990

先ずはここまでです。

今後の対応予定
1.実験ボードから本体側のArduinoNANO基板を取り外しTS820本体への取り付け検討
2.シリアル通信線3本のケーブル選定と配線(本体へのプラグ、ジャック配線は別途検討)で直配線でVFOに繋いでの動作確認

つづく?
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Candle for LINUXその42

TS820本体用のDDS-VFOの回路を考えたが、バンドSWからの+B電圧を+5Vにしてと前に構想を書いたが、それは、実験ボード用の構想で、実際は+9Vがかかる。+9Vを抵抗分圧で4.5VにしてHSP32のデジタル入力用とする前提での回路です。+5VのTTL用電源回路が抜けていたので、追加しました。

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ボードテストしてませんが、一応パターンも設計しています。
EAGLE CAD フリーで使用できる100x80mmサイズの片面ガラエポ(FR4)です。
やはり片面では、ジャンパーワイヤーが多くなります。TTLの配置は四苦八苦しています。整然と並べたいのですが、基板サイズ制限上仕方ありません。Hi!
単に接続しただけの仮のパターン参考用です。すべてのパターン幅1.27mmです。
パターンを太くする修正とランド補強、ベタアース処理は後から行います。

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基板製作は、まだしないので、回路図の作製が本題です。また、9VのバンドSWの出力をTTLの入力電圧の”H”レベル検出に合わせるための抵抗分圧を行います。TTLでは2.4V以上で”H”となります。4.5V設計での抵抗分圧にします。抵抗が同じなので丁度半分の電圧が取り出せます。前の試作では10kΩ抵抗を使いました。10kΩと10kΩの中間点電圧が4.5Vということです。

ついでに、前の回路と同じBCDコードを出力するもう一つの別の回路を考えてみました。
ゲートICのMSM4503のトライステートバッファーを使います。このTTLは手持ちにはありませんが、TTL規格を調べていて使えそうだということでの採用です。
動作原理としては、BCDデータがバンドSWからダイオードにて1から11までバッファー出力されるだけの簡単な回路です。74147の様に仕様で1から9までしか出力しない為に、追加10、11のBCDコードを考える必要がありましたが、MSM4503は単にバッファー出力してくれるだけです。BCDは全てダイオードを使い1から11までを作っています。なのでこれをバッファー出力するだけの回路です。ダイオードは結構数使います。

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もう一つついでに、最初の74147を使った回路をそっくり同じ動作するMSM4503を2つ使ったマルチプレクサー動作仕様の回路です。冗長なので回路図のみです。
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はっきり言って、とても冗長な回路です。同じ機能をする無駄な回路にほかなりません。
無駄な点をあげると、
①ダイオードでつくるBCDコードが1から9までとしてある。作るだけなので、1から11までつくれる。
②1から9までのA 出力、10と11のB出力とC出力をMSM4503の制御端子で切り替えているが①と同様切り替えなくてもできる!前の回路の通り、MSM4503を1つ使ったバッファでOKなので、MSM4503 1個と付随するトランジスタSW回路が不要である。A出力範囲検出のダイオードも不要。B,C出力切り替えトランジスタSW回路も不要。
という具合です。
実は、最初は、同じ動作をするこの回路を先に考えました。機能を同じにするだけという条件で設計したものです。最終的には、シンプルなバッファーだけの一番最初のMSM4503を1つ使った回路になりました。

もしボード実験開始するとすれば、手持ちゲートICの都合で、74174を1個、7404を3個使った最初の回路で行うと思います。

まずはTS820本体のDDS-VFO用のバンドSWのBCD変換回路でした。ESP32DevKitCでのVFOsys改はそのまま使うのが良いと思っていますが主体で使うArduinoNANO,HSP32DivKitCの選択もはっきりとは決めていません。たすきがけ操作も考えると、VFOsys改は難があります、単体使用では問題ありません。どのような使用方法まで考えるかで、選択がかわります。Hi! 仕様も変更が発生しそうです。TS820本体のDDS−VFO はこれからじっくり考えます。

つづく?







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Candle for LINUXその41

TS820用の外部VFOのDDS−VFO(VFOsys改)の方もだいぶ形になってきて、残り本体へのArduinoNANOのシリアル通信部の組み込み配線が残っています。こんな時にふと、TS820本体のアナログVFOをDDS-VFOにする場合のハード部分の回路図をTTLゲートを使い考えてみました。使用するのは、ESP32DevKitCです。このような感じで、回路構成してみました。TS820の外部DDS-VFOとは少し勝手が違います。この回路にて、すべてソフトウェアで対応する前提です。

バンドSWからの分圧電圧回路は別基板となります。その後の回路です。TTLの10to4 Priority Encorder 74147をメインとしています。アクティブローのTTL論理なので、7404のインバーターを入出力側に入れました。74147は1から9までしか対応しませんので、10と11はダイオードによる処理にしました。実験済みです。ESP32の入力用の出力はBCDコードの1から11までが対応します。これをソフトウェアでESP32の4入力を判断してバンド情報を設定するという具合です。回路は、簡単に言うと、バンドSWの各バンドを対応させたBCDコードを出力する回路です。ちなみにバンドSWからの+B電圧は9Vなので、かいてはいませんが、レギュレータで+5Vにした電圧をバンドSW出力にして、各11入力端子に供給する事を考えています。

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つづく?

Candle for LINUXその40

アマゾンに注文したロジック・アナライザーが数日前に届きました。8chのUSBロジック・アナライザーです。それで、アプリケーションのインストールをして既に準備を済ませています。Webにはたくさん事例があるので、詳細は省略です。アプリケーションは、使用上問題のない、PULSE VIEWを使いました。
準備が出来て早速、TS820用の外部DDS-VFO(VFOsys改)のタイマー関連及び、データ送出タイムなどを測定してみました。

電源が外部VFOに入った後のタイマー動作時間を計測しました。このタイマーはアプリケーション起動時の本体とVFOの周波数の同期用です。

電源がONからのデータ送出の開始立ち下がりを検出してタイマー起動
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タイマ−動作時間 4.3sec(4300msec)
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バンドSWを回した時のタイマー起動時間ですが、入力のトリガはなしになりました。(基板上にクリップ箇所が無い為)
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バンドSWを回した時のタイマー動作時間 2sec (データは3回送出されています。)
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タイマーが立ち下がりから1回目データ送出までの時間
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タイマー立ち下がりパルス検出後からデータ送出開始までの時間 0.1msec(100μsec)
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データの送出時間の測定(3回送出分の1つを測定しました)
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データ送出時間 ≒1msec(1095μsec)
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データ送出3回のデータ間の時間
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データ間の時間 ≒40msec
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今回使ったUSBロジック・アナライザーは8chタイプのものですが、アプリケーションがとても使い勝手が良くて今の所問題はありません。感覚的に使えるのが良いのと、拡大縮小がマウスで出来るのが良いです。
アマゾン注文ですが、発送は中華からです。20日かかりました。特に問題はありません。値段が送料込みで759円です。Webでは使えないという記事もありましたが、そんなことはありませんでした。ダメ元でもいいと思い試し注文しましたが、十分使えてます。一番良いのは、とても安いことです。満足しています。

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色々と時間測定では、役にたってくれそうです。測定器ですが、とてもコンパクトで場所を取りません。Linuxで使えるのが嬉しいです。(アプリ)

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今日は、一眠りして起きてしまい、寝れなくて、丁度USBロジック・アナライザーを試しに使ってみたので、書いて見ました。やはり、今日の為に少し寝ます。

つづく?
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Candle for LINUXその39

TS820の外部VFOケースに基板を仮に入れて配置、ワイヤリングの確認を行ってみました。シリアル通信用の配線は無い基板なので、実験基板の配線と同じく、後から新たにTX,RXのシリアルライン2本分追加する必要があります。案外元のVFOを外すとスペースが十分なくらいあります。切り替えリレーの基板とリアケースとの間に寸法丁度良く入りました。この位置が良いかと思います。

上からの基板の配置写真
CIMG8975

右サイド側の基板配置の写真
CIMG8976

先に取り付けてるTFT液晶ディスプレー部(強力両面テープで貼り付け)
CIMG8977

ついでにフロント写真と少し拡大写真、やや左、とやや右側からの写真を撮ってみました。
CIMG8979

フロントからの少し拡大した写真(DDS-VFOでデジタルでのサブダイアル表示がとてもいい感じです。)
CIMG8985

フロントやや右側からの写真
CIMG8981
フロントやや左側からの写真
CIMG8980

外部VFO側が、バラック基板状態から、組み込み段階とステップ進行中です。

つづく?

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