jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

無線機

TS820のフロントパネル交換修理

前にオークションで破格値で落札した、TS−820S用のフロントパネルと今のTS−820V改のパネルと交換することにしました。今の状態は、結構な塗装の剥がれがあり、近くで見た場合、格好よくありませんでした。落札したフロントパネルは中古とはいえ、結構良好な状態のものです。
カメラ用の1GBのSDカードが異常状態となり、数枚しか現状のTS820のフロントのパネルの写真が残っていません。その中の1枚です。

現状のTS820V改のフロントパネルの状態
CIMG8891

落札した時のヤフーオークション
誰も落札競合者がいませんでした。おかげで破格値で落札です。
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交換はネットのTS820用のサービスマニュアル上の分解図にて行いました。
CIMG8888

フロントのつまみ類をはずし、フロントパネルの取り付けネジを外せば簡単に交換できました。
交換後の写真はSDカード異常の為データが使えませんでしたのでありません。

フロントパネルを変えるだけで、とても綺麗なTS−820Sとして、再生しました。破格値でのフロントパネルの落札交換修理となりました。このTS−820S(100W)機に外部DDS-VFO(VFOsys改)で運用も間近です。まだ実機でのバンドSWでのシリアルデータ送受信確認はしていませんので、これが上手くいってくれればいいのですが。終わって問題がなければ外部DDS−VFO(VFOsys改)で運用までを年内にやれればと思っています。

つづく?

FT-2000D MEMORY設定

無線機にはメモリーが99CH(01-99)や、ワンタッチメモリーQMB(Quick Memory Bank)、そして9チャンネルのプログラマブルメモリースキャン(PMS)を搭載しているので、今回は、お行儀よく3.5MHzに出るためのグループ設定のメモリと29MHzの20KHごとのCH設定を行いました。今までは、QMBで記録してダイヤルを回してワッチして、元の周波数に戻るときに再度QMBボタンを押す程度の使い方でしたが、少しマニュアルを確認して、上記2つを設定することにしました。
設定は、マニュアルを見ると本当に簡単でした。なので、設定手順は省略します。

グループ1に1-01から1-12まで(3.538MHz~3.571MHZ)SSB用に設定しました。
1-01:3.538MHz
1-02:3.541MHz
1-03:3.544MHz
1-04:3.547MHz
1-05:3.550MHz
1-06:3.553MHz
1-07:3.556MHz
1-08:3.559MHz
1-09:3.562MHz
1-10:3.565MHz
1-11:3.568MHz
1-12:3.571MHz

グループ2には2-01から2-16まで(29.00MHz~29.30MHz)16チャンネル分、FM用に設定しました。
2-01:29.0000MHz
2-02:29.0200MHz
2-03:29.0400MHz
2-04:29.0600MHz
2-05:29.0800MHz
2-06:29.1000MHz
2-07:29.1200MHz
2-08:29.1400MHz
2-09:29.1600MHz
2-10:29.1800MHz
2-11:29.2000MHz
2-12:29.2200MHz
2-13:29.2400MHz
2-14:29.2600MHz
2-15:29.2800MHz
2-16:29.3000MHz

呼び出しはGRPボタンを押してボタンにある赤LEDを点灯させサブダイヤルでグループを選択指定します。次にMCHボタンを押して同様に赤LEDを点灯させ、サブダイヤルを回しチャンネルを指定します。グループ1の場合は1-01~1-12⇒1-01~1-12といった具合にメモリ内を繰り返して表示しますので、この中で設定選択します。他のグループのメモリーした周波数は出てきません。選択したグループのみです。

設定後に3.5MHz帯をサブダイヤルでチャンネルのようにメモリを回して受信してみると、本当に行儀よく3KHz間隔で出ている局が多くなりました。とても運用マナー的にもいい周波数帯になっている感じがします。たまにこの3KHz間隔を外れている局もいますが、日中であったり、とくに混信がない場合は、問題無しと考えます。そもそも、無線機のダイヤルは連続ですし免許上も問題ないわけです。。あくまでも慣習的に広まってきていることです。ですが、お互い気持ちよく交信する為に、夜間帯はできるだけ、このマナーにて運用したいものです。結構遠くまで伝搬しますのでこのマナーに反しての運用では、混信になることは間違いありませんので! Hi!
その点では、このメモリでのチャンネル化はスポットになりますので、空きもすぐわかります。周波数のチャンネル化してあるため、超簡単です。

29MHzもチャンネル化しましたが、あくまでも運用をしてみてどうかの確認が必要です。10KHz毎のチャンネルで出てくる場合もあるでしょうからそのときはメモリは使わないでVFOで使用するつもりです。10KHz間隔では、設定メモリ数が多くなりあまり良いとは思いません。自分の思いですHi!

つづく ?


TV-502をIC-7300で使うその1

前にHFのトランシーバーの28MHzを使う2mのトランスバーターが欲しかったので、オークションでTV-502を購入してありました。しかし、親機との接続は12Pの製造中止となったコネクタを使用してるため為、TV-502の中の掃除と、回路図とか取り扱い説明書を準備するだけで、終わっていました。その後、TV-506に接続用コネクタケーブル付きのものがオークションに出ていた為、何とか落札購入することが出来ました。2mはFMのトランシーバーのみでしたので、これで今使っているモービルのHF機を親機にして2mのSSBが出せるというもくろみです。HF機はTS-670で7MHz、21MHz、28MHz,50MHzです。TV-502は28MHzを使います。TS-670は丁度いい具合です。TV-502の144MHzのRF出力は9Wでモービルでは問題なく電源OKです。この為,TV-502のDC電源用のコネクタもオークションにて2個(TV-502,TV-506)落札購入しました。
次は、回路の解析です。親機として使われているのは,TS-520やTS-820です。接続のコネクタには、+210V、-100Vなどがかかっています。親機がトランジスタ機なので、親機からのこの電圧はありません。が、使わずそのままにしておいて回路的にTV-502上で問題ないかを回路図から見てみました。

イメージ 1

親機(私の場合はTS820V改)との信号接続線で特化してつかわれている重要と思われるのは、1pinのALC、5pinの-100Vdc,10pinの+210Vdcの3つです。2mのFINALOUTPUTのRF出力の送信出力を検波して親機へのALC電圧を得ています。ほかは、親機のファイナルのSG電圧関連の制御用と思われます。特にこの3つのpinは使用しなくても良いようです。
次に電源はACでの使用を前提に親機と接続されていますが、親機をTS670でモービル運用する場合の回路制御も確認してみます。
DCで使うときは、IN1はバイパスされ出力に直接DCがかかるようにS5-1,S5-2で切り替えているのがわかります。IN1はAC電源時14V出力で、モービルではバッテリーからのDC12V(13.8V)です。

イメージ 2

大元のTV-502の回路図はとても見ずらいです。これは、CADで1枚の回路図に収める為に回路図上のトランジスタの位置を引き回して、少し離れたところに書いてあるためです。回路図を読もうとしても、これだと大変です。簡単にまとめると、上の回路図のようになります。回路がまとまると理解がしやすくなるわけです。単純に2電源が用意されているのがわかります。(IN1とIN2)14Vと9V、また、この回路で見ると8pinが送受信の電源や、信号の切り替えをしています。ここで、親機(TS820V改)のXVTRコネクタの仕様を取説で確認してみました。
8pin:Normally closed relay contact とありました。ネットで英文の取説なので英語です。通常リレーコンタクトは閉じているとあります。TS820の回路図をおっていくとRL-2でコモンがアースに落ちています。クローズなので、アースにおちているのが通常の状態です。これは、実際に確認してみたいと思っています。親機とつないで実働確認はTV-502もTV-506もしてあるので、もう一度TV-502を繋いで、送信と受信時の8pinを確認です。

他は,受信の信号線(144MHzを28MHzに落した信号)6pinと7pinを親機の受信につなぐだけです。
親機からの送信RF出力はTV-502の2mTXin端子へつなぐといった具合です。
もう少しですが、確認することが結構あります。

そうそう、このTV-502用のコネクタがオークションでソケット数個とプラグのバラ状態の新品で(3個組めるぐらいの数でした。ソケットはあまりましたが。。。)出てましたので、速落札しました。接続も新しいコネクタがあることで、製作の自由度が増しました。ある所にはまだ、ディスコンの物も結構あります!これだから、オークションは、ついつい見てしまします。ホント嬉しくなります。
追加:手始めにTS670です。IC-7300は次のステップと思っています。表題に記載したトランシーバーが違ったように思われていたかもしれません?

本日は、ここまで!


IC-7300Mの外部スペクトラム表示

IC-7300Mの本体のSPECTRUM SCOPEはコンパクトですが、外部でも表示する方法はないかとネットを探っていたら、いいものがありました。コンテストで使用するアプリのN1MMです。クラスターデータ情報から、CW周波数にコールサインまで表示させることができる、素晴らしいアプリケーションです。今回は目的は違いますが、機能でスペクトラムディスプレーがあるので、これを試しにインストールして見ましした。早速表示できるかを確認してみました。結果から言うと、とてもいい感じです。

イメージ 1

アプリケーションダウンロードはネットでググってもらって、表示させるための通信設定です。

メインのアプリケーション起動
イメージ 2

メニューバーのCONFIG設定
イメージ 3

SETボタン設定
IC-7300MのSPEEDはUSB接続のCI-V設定です。
RS-232C接続ではありませんので注意!!
イメージ 4

表示はWindowクリックしSpectrumDisplayを選択で表示されます。
イメージ 5

とても素晴らしいことに表示スパンを段階的に変えることが出来ます。
3.553MHz表示で1MHz~6KHzの範囲で段階変更可能でした。

1MHz SPAN (3053~4053:3.053MHz~4.053MHz)
イメージ 6

6KHz SPAN (3550~3556:3.550MHz~3.556MHz)
イメージ 7
CWでの利用があるので、ここまでスパン表示できる仕様だと思います。
勿論コントラストも調整できます。
アプリケーション窓の表示なので、簡単に拡大縮小が可能です。
IC-7300M本体のディスプレー上のスペクトラムスコープは小さいので、外部のパソコンディスプレーでのスペクトラムスコープは本当に重宝します。
FT-2000DのDMU-2000によるバンドスコープと比較しても繊細さを見ても、上を行きます。

後設定ですが、IC-7300MでのCI-V設定は、USB接続と、従来のRS-232Cシリアル接続とがありますので、設定はUSB接続でのCI-V設定の方にすることを忘れずに!私も、アプリ設定の通信が繋がらない、繋がらない、なんで!ということがありましたが、設定する接続をRS-232Cのシリアル接続に間違えていました。上記の通りUSB接続の設定で解決でした。

コンテスト用のアプリですが、こんな使い方もいいのではないでしょうか?
とても良いアプリケーションに巡り合えた感じです。

以上

AT-150動作確認

オークションで購入しましたICOMのHF FULL AUTOMATIC ANTENNA TUNER AT-150 をIC-706MKⅡMに購入したケーブルと作成した自作したケーブルを繋ぎ動作確認してみました。単純につないで、動作できたのは、1.8MHz、3.5MHz、10MHz,14MHz,18MHz、21MHz,24MHz,28MHz(29MHz)です。7MHzだけがSWRが下がりません。
イメージ 1

上記の結果で、動作品ということで落札したのに、もしかして故障品かななどと、疑いの念を少し抱き始めましたが、きっと7MHzに関する回路のどこかが半田不良でも起こしているか、リレーの接点が劣化してるのではないか?などど思いながら、マニュアルを確認しました。回路図はついてこなかったので、ふとオークションを見ると似た機種が回路付きで1500円の開始価格で出ていたので、最悪落札参戦しようかとも思いました。
似た機種とは IC-AT500 です。(私もこの機種からバンド設定回路を作るにいたりました。単体で、他のトランシーバーでも使いたいですから!)
取り扱い説明書と回路図が出品されています。取り扱い説明書は、ネットでググれるので要らないのですが、回路図はネットではありませんでした。なので、あってもいいかなと思いました。が、結果、落札参戦せずに済みました(調整がうまくいきました。)
しかし、蓋を開けて、7MHzの同調用のトロイダルコアの半田をはずし、基板のリードを再度半田し直しなども行っています。要は、故障とか接触不良とかの問題ではありませんでした。単に調整設定がされていない時の症状だったのでした。とんだ遠回りになってしまいました。
ちゃんとP.9 に「オートチューンが動作しないとき」 という内容があり、原因が記載されています。
この中に、本機上蓋内のAUTO/PRESETスィッチをPRESET側に切替え、2つのプリセットつまみを交互に回してSWR計の振れが1になるようにします。これでした。

この文面通りSWR調整できなかった7MHzにてSWRを1に近づけることが出来ました。なお、この時はアンテナ代わりに50Ωのダミーロードをつないであります。
調整が出来た後は、AUTO/PRESETスィッチをAUTO側にもどし、各バンド用のVRでLEDが消えるように調整して終わります。

故障ではなく、もともと7MHzは調整されていなかった為にAUTO側では、SWRが高く3以上のために動作していないように見えてたのでした。

このAT-150は古い機種ですが、バンドを切り替えた瞬間にバリコンが記録した設定値へ持ってゆきます。多少ずれていても、調整しなおしてくれます。SSBでは、口笛をチョット吹くだけでチューナーが同調ズレを補正してくれました。ある意味凄い俊敏さです。(仕様上:3秒以内の整合時間)とても気に入りました。モービルで使う予定でいます。これで、アンテナのイモネジを回さなくてもよくなりそうで嬉しいです。

イメージ 2

バンド設定回路が出来上がれば一応100W(200W PEP)まで対応可能なので結構固定機でも使えそうです。AT-150用のバンド設定回路の試作はいつになることやら・・・・・ 回路だけはできているのですが・・・

つづく
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