jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

無線機

真空管トランシーバー FT-401D リペアその1

ここ1年程も電源を入れていなかった為か、受信感度も悪くなり、しかも送信出力も数+mW程度と思われるぐらいの故障状態のyaesuのFT-401Dのトランシーバーをリペアすることにしました。以前も電源SWを入れるとヒューズが飛ぶという故障を修理してますが、2回めのリペアです。取扱説明書と回路図もネットで2種類ほとダウンロードしてあります。回路図は肝心のFT-401Dではありませんが、2つの機種(FT−400とFTDX401)でほぼFT-401Dの回路図用として参考にできます。 また、修理情報として、下記のWEBページを参考にしました。だいぶ前になりますが、14MHzでQSOしたことのある局長の修理記録です。(このFT-401Dのノイズブランカを壊したときに、ちょうどQSOで対処方法等を教えて頂いたJA6BLV OM局長の修理記録)


最初は受信感度の悪くなったのはなぜかを探るのですが、基本は信号系の注入のパスコンの容量抜けがほとんどという、ネット情報より、まずIFのアンプとノイズブランカの信号経路を追っかけてゆきます。C378の2pFを通してT203に入るのですが、この容量が抜けている場合も感度が落ち、Sメータの振れも少なくなるという情報より少し大きめの容量に変更するという対策を行います。下記の記録の対策をそっくりそのまま実施してみました。
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15 Sメ-タ-振れ、感度の改善(成功例)

    T203からXtal Filterへ接続されてる C3782PF(ノイズブランカ-入力用)  のコンデンサ-の容量を大きい 50PF(47PF/3KV) に変更したら、         Sメ-タ-の振れが、正常に S9まで振れるようになった。                          (コンデンサ-を大きくすればSメ-タ-は、よく振れることが判明)
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結果は感度もあがり、Sメータの振れも正常になりました。先人の経験情報はとても再現性があり、情報通り、改善することができました。TNX! OM!

次は送信出力が出ない故障を確認してゆきます。他の無線機での受信とスペアナで送信信号自体はきちんとわかるくらいの出力は出ています。ファイナルの6JS6C、2本がうまく動作していないということは、その前段のRFドライブの12BY7Aを見る必要があります。この12BY7Aの出力をオシロスコープでみても送信にしてもキャリアは出てはいますが微小出力です。12BY7Aソケットの2番端子が第一グリッドでRF信号の入力です。TRANS 2ND MIXの6AH6の5番端子出力用プレートにL5とR39の並列のあとカップリングのC25の100PF でつながっています。ここにはRF信号が見えています。

CIMG9188

まずこのC25の100pFの容量抜けを想定し、昔の真空管ラジオからとった2連バリコンを鰐口で繋ぎ、バリコンの羽根を抜いたところから徐々に入れて容量を増やしてゆくように送信時状態にして確認してみました。このバリコンを使う方法は案外容量抜けのコンデンサを見つけるにはいい方法かと思います。

鰐口をつけた2連バリコンに別の鰐口(黄色)でC25に並列に繋ぎました。
少し鰐口の線が長いのですが、問題ありません。
CIMG9191

鰐口クリップの下にあるキャラメルのようなC25にバリコンをつけた状態
CIMG9185

ビンゴーです。送信出力は見事に出てきました。V3の6AH6のTRANS 2ND MIXからV4の12BY7AのDRIVERへのカップリングコンデンサC25の容量抜けてRF信号が途絶えてた事が原因です。早速このマイカコンデンサーの100pFをニッパでカットし、ネットで購入してあった1KV仕様の100pFセラコンに交換しました。(青色が高耐圧の100pFセラコン)

CIMG9190

交換後は80m から10mまでの各バンドの送信の調整を一通り行いました。VFOのダイアル位置を指定の位置に設定し、PRESELEを80mだけ2の位置に、他バンドのPRESELEは5の位置で、対応するバンドのコイル郡を最大となるようにコアを回し調整です。受信と送信とそれぞれ行います。送信調整コイルに近い受信のコイル調整でも送信出力が変化するので、送信と受信の最大が最終的に重なるよう(同じ位置で最大感度、最大出力)に数回繰り返し調整して完了です。取扱説明書に、調整方法が書いてあるので、その通り行います。
80m から10mまで全バンド100W前後調整後出ました。

20m BANDで約92〜93W出ています。
CIMG9189

送受信ともにOKとなったので、まずは受信でFT−401DのSメータ部を録画してみました。7MHzでの他局のQSO受信です。コンディションは良くないのですが、信号をきちんと受信してSメータも結構良く振れています。数回録画してみました。

①7MHzQSO 


7MHzQSO


7MHzQSO


送信受信ともにほぼ正常動作するようになりました。
今回のリペアついでに、モードSWのツマミの化粧アルミがとれていたのを、元通りに貼り付け修理しました。また、各ツマミの位置指示部分の塗料剥がれがあるツマミを修復してみることにしました。
修復は百均で購入の修正液を使いました。はみ出し分の修正液拭き取りはエチルアルコールを使いました。たっぷりと修正液を指示部に塗り込みます。あとははみ出し他箇所を拭き取りして完了です。

指示部分の塗料が剥がれたり、なかったりしたツマミです。修復前
CIMG9196

モードSW用ツマ(LSB、USB、CW切り替え用)修復前
CIMG9197

修正液を使い修繕したモードSW用ツマミ 白色がきれいです。
CIMG9198

補修液で修繕完了したツマミ
CIMG9199

モードSWのツマミは指示部修繕以外に化粧アルミも貼り付け修繕してあります。
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バンドSWも白色指示部の修繕したツマミです。
CIMG9202

DRIVEツマミも修繕ツマミです。指示マークが消えてありませんでしたが、つけました。
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CLARIFIERツマミの消えかかっていた指示部を修繕しました。CIMG9204

兼ねて修理をしようと思いなかなかできませんでしたが、今回完全な状態まで修理することができました。次は、真空管トランシーバーのアナログVFOのデジタルVFO化(DDS化)も試してみたいものです。

つづく?

TS820のフロントパネル交換修理

前にオークションで破格値で落札した、TS−820S用のフロントパネルと今のTS−820V改のパネルと交換することにしました。今の状態は、結構な塗装の剥がれがあり、近くで見た場合、格好よくありませんでした。落札したフロントパネルは中古とはいえ、結構良好な状態のものです。
カメラ用の1GBのSDカードが異常状態となり、数枚しか現状のTS820のフロントのパネルの写真が残っていません。その中の1枚です。

現状のTS820V改のフロントパネルの状態
CIMG8891

落札した時のヤフーオークション
誰も落札競合者がいませんでした。おかげで破格値で落札です。
範囲を選択_123

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範囲を選択_132

交換はネットのTS820用のサービスマニュアル上の分解図にて行いました。
CIMG8888

フロントのつまみ類をはずし、フロントパネルの取り付けネジを外せば簡単に交換できました。
交換後の写真はSDカード異常の為データが使えませんでしたのでありません。

フロントパネルを変えるだけで、とても綺麗なTS−820Sとして、再生しました。破格値でのフロントパネルの落札交換修理となりました。このTS−820S(100W)機に外部DDS-VFO(VFOsys改)で運用も間近です。まだ実機でのバンドSWでのシリアルデータ送受信確認はしていませんので、これが上手くいってくれればいいのですが。終わって問題がなければ外部DDS−VFO(VFOsys改)で運用までを年内にやれればと思っています。

つづく?

FT-2000D MEMORY設定

無線機にはメモリーが99CH(01-99)や、ワンタッチメモリーQMB(Quick Memory Bank)、そして9チャンネルのプログラマブルメモリースキャン(PMS)を搭載しているので、今回は、お行儀よく3.5MHzに出るためのグループ設定のメモリと29MHzの20KHごとのCH設定を行いました。今までは、QMBで記録してダイヤルを回してワッチして、元の周波数に戻るときに再度QMBボタンを押す程度の使い方でしたが、少しマニュアルを確認して、上記2つを設定することにしました。
設定は、マニュアルを見ると本当に簡単でした。なので、設定手順は省略します。

グループ1に1-01から1-12まで(3.538MHz~3.571MHZ)SSB用に設定しました。
1-01:3.538MHz
1-02:3.541MHz
1-03:3.544MHz
1-04:3.547MHz
1-05:3.550MHz
1-06:3.553MHz
1-07:3.556MHz
1-08:3.559MHz
1-09:3.562MHz
1-10:3.565MHz
1-11:3.568MHz
1-12:3.571MHz

グループ2には2-01から2-16まで(29.00MHz~29.30MHz)16チャンネル分、FM用に設定しました。
2-01:29.0000MHz
2-02:29.0200MHz
2-03:29.0400MHz
2-04:29.0600MHz
2-05:29.0800MHz
2-06:29.1000MHz
2-07:29.1200MHz
2-08:29.1400MHz
2-09:29.1600MHz
2-10:29.1800MHz
2-11:29.2000MHz
2-12:29.2200MHz
2-13:29.2400MHz
2-14:29.2600MHz
2-15:29.2800MHz
2-16:29.3000MHz

呼び出しはGRPボタンを押してボタンにある赤LEDを点灯させサブダイヤルでグループを選択指定します。次にMCHボタンを押して同様に赤LEDを点灯させ、サブダイヤルを回しチャンネルを指定します。グループ1の場合は1-01~1-12⇒1-01~1-12といった具合にメモリ内を繰り返して表示しますので、この中で設定選択します。他のグループのメモリーした周波数は出てきません。選択したグループのみです。

設定後に3.5MHz帯をサブダイヤルでチャンネルのようにメモリを回して受信してみると、本当に行儀よく3KHz間隔で出ている局が多くなりました。とても運用マナー的にもいい周波数帯になっている感じがします。たまにこの3KHz間隔を外れている局もいますが、日中であったり、とくに混信がない場合は、問題無しと考えます。そもそも、無線機のダイヤルは連続ですし免許上も問題ないわけです。。あくまでも慣習的に広まってきていることです。ですが、お互い気持ちよく交信する為に、夜間帯はできるだけ、このマナーにて運用したいものです。結構遠くまで伝搬しますのでこのマナーに反しての運用では、混信になることは間違いありませんので! Hi!
その点では、このメモリでのチャンネル化はスポットになりますので、空きもすぐわかります。周波数のチャンネル化してあるため、超簡単です。

29MHzもチャンネル化しましたが、あくまでも運用をしてみてどうかの確認が必要です。10KHz毎のチャンネルで出てくる場合もあるでしょうからそのときはメモリは使わないでVFOで使用するつもりです。10KHz間隔では、設定メモリ数が多くなりあまり良いとは思いません。自分の思いですHi!

つづく ?


TV-502をIC-7300で使うその1

前にHFのトランシーバーの28MHzを使う2mのトランスバーターが欲しかったので、オークションでTV-502を購入してありました。しかし、親機との接続は12Pの製造中止となったコネクタを使用してるため為、TV-502の中の掃除と、回路図とか取り扱い説明書を準備するだけで、終わっていました。その後、TV-506に接続用コネクタケーブル付きのものがオークションに出ていた為、何とか落札購入することが出来ました。2mはFMのトランシーバーのみでしたので、これで今使っているモービルのHF機を親機にして2mのSSBが出せるというもくろみです。HF機はTS-670で7MHz、21MHz、28MHz,50MHzです。TV-502は28MHzを使います。TS-670は丁度いい具合です。TV-502の144MHzのRF出力は9Wでモービルでは問題なく電源OKです。この為,TV-502のDC電源用のコネクタもオークションにて2個(TV-502,TV-506)落札購入しました。
次は、回路の解析です。親機として使われているのは,TS-520やTS-820です。接続のコネクタには、+210V、-100Vなどがかかっています。親機がトランジスタ機なので、親機からのこの電圧はありません。が、使わずそのままにしておいて回路的にTV-502上で問題ないかを回路図から見てみました。

イメージ 1

親機(私の場合はTS820V改)との信号接続線で特化してつかわれている重要と思われるのは、1pinのALC、5pinの-100Vdc,10pinの+210Vdcの3つです。2mのFINALOUTPUTのRF出力の送信出力を検波して親機へのALC電圧を得ています。ほかは、親機のファイナルのSG電圧関連の制御用と思われます。特にこの3つのpinは使用しなくても良いようです。
次に電源はACでの使用を前提に親機と接続されていますが、親機をTS670でモービル運用する場合の回路制御も確認してみます。
DCで使うときは、IN1はバイパスされ出力に直接DCがかかるようにS5-1,S5-2で切り替えているのがわかります。IN1はAC電源時14V出力で、モービルではバッテリーからのDC12V(13.8V)です。

イメージ 2

大元のTV-502の回路図はとても見ずらいです。これは、CADで1枚の回路図に収める為に回路図上のトランジスタの位置を引き回して、少し離れたところに書いてあるためです。回路図を読もうとしても、これだと大変です。簡単にまとめると、上の回路図のようになります。回路がまとまると理解がしやすくなるわけです。単純に2電源が用意されているのがわかります。(IN1とIN2)14Vと9V、また、この回路で見ると8pinが送受信の電源や、信号の切り替えをしています。ここで、親機(TS820V改)のXVTRコネクタの仕様を取説で確認してみました。
8pin:Normally closed relay contact とありました。ネットで英文の取説なので英語です。通常リレーコンタクトは閉じているとあります。TS820の回路図をおっていくとRL-2でコモンがアースに落ちています。クローズなので、アースにおちているのが通常の状態です。これは、実際に確認してみたいと思っています。親機とつないで実働確認はTV-502もTV-506もしてあるので、もう一度TV-502を繋いで、送信と受信時の8pinを確認です。

他は,受信の信号線(144MHzを28MHzに落した信号)6pinと7pinを親機の受信につなぐだけです。
親機からの送信RF出力はTV-502の2mTXin端子へつなぐといった具合です。
もう少しですが、確認することが結構あります。

そうそう、このTV-502用のコネクタがオークションでソケット数個とプラグのバラ状態の新品で(3個組めるぐらいの数でした。ソケットはあまりましたが。。。)出てましたので、速落札しました。接続も新しいコネクタがあることで、製作の自由度が増しました。ある所にはまだ、ディスコンの物も結構あります!これだから、オークションは、ついつい見てしまします。ホント嬉しくなります。
追加:手始めにTS670です。IC-7300は次のステップと思っています。表題に記載したトランシーバーが違ったように思われていたかもしれません?

本日は、ここまで!


IC-7300Mの外部スペクトラム表示

IC-7300Mの本体のSPECTRUM SCOPEはコンパクトですが、外部でも表示する方法はないかとネットを探っていたら、いいものがありました。コンテストで使用するアプリのN1MMです。クラスターデータ情報から、CW周波数にコールサインまで表示させることができる、素晴らしいアプリケーションです。今回は目的は違いますが、機能でスペクトラムディスプレーがあるので、これを試しにインストールして見ましした。早速表示できるかを確認してみました。結果から言うと、とてもいい感じです。

イメージ 1

アプリケーションダウンロードはネットでググってもらって、表示させるための通信設定です。

メインのアプリケーション起動
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メニューバーのCONFIG設定
イメージ 3

SETボタン設定
IC-7300MのSPEEDはUSB接続のCI-V設定です。
RS-232C接続ではありませんので注意!!
イメージ 4

表示はWindowクリックしSpectrumDisplayを選択で表示されます。
イメージ 5

とても素晴らしいことに表示スパンを段階的に変えることが出来ます。
3.553MHz表示で1MHz~6KHzの範囲で段階変更可能でした。

1MHz SPAN (3053~4053:3.053MHz~4.053MHz)
イメージ 6

6KHz SPAN (3550~3556:3.550MHz~3.556MHz)
イメージ 7
CWでの利用があるので、ここまでスパン表示できる仕様だと思います。
勿論コントラストも調整できます。
アプリケーション窓の表示なので、簡単に拡大縮小が可能です。
IC-7300M本体のディスプレー上のスペクトラムスコープは小さいので、外部のパソコンディスプレーでのスペクトラムスコープは本当に重宝します。
FT-2000DのDMU-2000によるバンドスコープと比較しても繊細さを見ても、上を行きます。

後設定ですが、IC-7300MでのCI-V設定は、USB接続と、従来のRS-232Cシリアル接続とがありますので、設定はUSB接続でのCI-V設定の方にすることを忘れずに!私も、アプリ設定の通信が繋がらない、繋がらない、なんで!ということがありましたが、設定する接続をRS-232Cのシリアル接続に間違えていました。上記の通りUSB接続の設定で解決でした。

コンテスト用のアプリですが、こんな使い方もいいのではないでしょうか?
とても良いアプリケーションに巡り合えた感じです。

以上

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