久々にVFOsysのTS-820用のDDS−VFOのケースインを検討することにしました。オリジナルのダイアルパネルを外したので、窓が開いています。オリジナルのVFOsysだとダイアルパネル表示と周波数表示が近いのでダイヤルパネルを見えるようにすると、周波数が見えなくなり、その逆も又然りという状態です。TFT液晶の範囲内での位置調整が必要のようです。まずはスケッチの定数変更での位置合わせをすることにしました。結果から言いますと、案外何とかなるもんです。窓に必要以外の部分も見えてるので、後から黒色のパネルでくま隠しをするようにしたいと思います。

手で位置を合わせた時の写真がこれです。
CIMG8810

調整したTFT液晶表示位置。こんな感じにしてあります。メインダイアル
の近くの周波数数値が余り表示されなくなりますが、数値の位置は
なんとなく分かるので、良しとしました。窓から見えるようにするには
多少の表示は犠牲になります。Hi !
CIMG8805

オリジナルは、下記です。比較様です。CIMG8627

TS−820用VFOのパネル窓位置に合わすためのTFT表示位置を下記スケッチの
箇所で修正しました。周波数表示とダイヤル表示部がそれぞれの窓位置に
来るようにするには、かなり離さなといけません。しかもサブダイヤルの
目盛りもメインダイヤルのメモリも見えるようにとなると、表示位置も勿論
ですが、ダイヤル間の間隔も詰める必要がありました。

①周波数表示の四角枠は外しました。単にコメント化です。(VFOsys)
      // box(7,100,153,126, 0xa0a0a0);
      // box(6,99,154,127, 0xa0a0a0);
②周波数表示位置と、単位MHzの表示位置も上側に出来る限り移動させました。
     // disp_str16(str,17, 105, 0xffd080);  
        disp_str16(str,17, 110, 0xffd080); 
           
        sprintf(str, "MHz" );
    //disp_str12(str,120, 106, 0xffd080);
        disp_str12(str,120, 111, 0xffd080); 
③メインダイヤルとサブダイヤルの表示位置を下げました。(dial_prm.h)
     // int D_height = 80;   // Display position
        int D_height = 55;   // Display position
④ダイヤル間の間隔を詰めました。(dial_prm.h)
    //  int Dial_space = 40;   // Space bitween Main and Sub Dial
        int Dial_space = 30;   // Space bitween Main and Sub Dial
⑤ダイヤル半径を少し丸めにしました。(dial_prm.h)
    // int D_R = 160;   //Dial radius (if 45000, Linear scale)
       int D_R = 150;   //Dial radius (if 45000, Linear scale)

まずは何とか表示が見える取り付けができそうだというところまで
来ました。TFTの液晶には取り付け穴があるので、それを使って止める
方法を考えたいと思います。

CIMG8814

VFOsysは問題なく動作していましたが、実装で少し手間取っていました。スケッチの位置調整で何とか組み込み目途がたってきた感じです。当面は、7MHz専用のDDS-VFOではありますが、まずは1BAND実現からといったところでしょうか?

つづく?

ふと、思い出した、両面テープでの取り付けをやってみることにしました。結構強力な粘着力で、チョットやそっとではズレなさそうです。いい感じです。これでやろうかと思います。TFT液晶の取り付けネジ穴は利用はやめます。テープ厚が1.1mmなので、液晶パネル厚より薄いので、3段重ねにして液晶パネルより厚くなるようにして取り付けました。粘着は表示通り超強力です。

CIMG8816

使用した両面テープです。じつは、CNCの基板切削で当初準備してた
両面テープの中の一つです。
CIMG8818

取り付けも急遽決まりました。目隠しを作らないといけません。また、DDS-VFOの基板の取り付け箇所も考えないといけません。820VFOの内部は結構スペースがあるので、問題は無いと思ってはいます。

ひとまずVFOsysのTFT表示部の取り付けが解決しました。

つづく?

の又続きです。目隠しをはがきと黒の油性マジックと両面テープで作製することにしました。超間に合わせですが、特に見た目も私としては全く問題ないと思います。とにかくはやく組み込みたいので、ササッと終わらせたいところです。

材料ははがきです。それと、油性マジックです。はがきは結構硬いので
丈夫です。
CIMG8819

窓枠から見えるTFTのフレームと両面テープ箇所を隠します。
CIMG8822
上側も目隠しを同様に付けます。粘着エリアが小さくなるので、新たに
両面テープを上から窓から見えない箇所につけて、820VFOのフロント
パネルの内側から取り付けました。
周波数表示と、メイン、サブダイヤルだけが見える状態になりました。
即席目隠しとしては上出来きかと思います。Hi!

CIMG8828

つづく?

その又続きです。820VFOに既に取り付けてあるエンコーダー(1000P/R)に繋いでダイヤルも取り付けて、TFT液晶ディスプレーの取り付け上の問題がないか見てみました。

CIMG8830

TFTだけの組み込みです。本体のロータリーエンコーダーにダイアルを取り付けました。TFT液晶基板と本体側のダイヤル機構との衝突もどこもなく、問題はないようです。TFT液晶のダイアルが光るのでカッコイイVFOに見えます。アナログではない、アナログ風デジタルのDDS-VFOですから、古いものも新しい技術でリニューアル出来たということでとても嬉しくなります。周波数安定度もDDSで精度もよくなっていますから、この上ない、喜びも一入です。まだできあがっていませんが!今の時点で完成したつもりでいます。

CIMG8829

最後の組み込み待ちのESP32DivKitCのDDS−VFO基板です。
オリジナルのスケッチはVFOsysです。
CIMG8833

2階建てのESP32DivKitCのDDS−VFO基板を820VFOの本体の何処に取り付けるかを考え始めました。
考えてるときが一番楽しいですね!
オリジナルVFOsysスケッチを公開して頂いたUebo OM(JF3HZB)には大変感謝致します。おかげで、無線の雄一の自作という楽しみを味わうことができて、嬉しく思います。

つづく?