TS-820用に作成しましたDDSVFOの回路図をEAGLE で作成しパターンを設計、それで基板を作成する為にCNC用にガーバーデータ変換し、実際のパターン作成時のCNCのトレースを行ってみました。未だ、CNCフライス盤は入手中ですが、実際の基板作成時と同じ様に、本番さながら、事前準備ということで、試してみました。フライス盤へ送るデータのトレースは、NCVCアプリで確認できるので、案外楽しいです。

EAGLEで作成したTS820用DDSVFOの回路図(SCH)です。
回路図SI5315A-VFO-FOR820

EAGLEで回路図からパターン作成した基板(bottom view)です。
BRD-SI5315A-VFO-FOR820

CNCフライス用に基板のガーバーデータを作成しますが、これもアプリを
インストールし、パス設定を行えば、いつでもガーバーデータを作成でき
ます。

このアプリケーションは、pcb-gcode です。インストール方法はWEBに
たくさん紹介されているので、省略します。

ガーバーデータはpcb-gcodeセットアップ後のULP(User Language Program)
をクリックして作成します。
最初はpcb-gcode *******setup.ulpをクリックします。
つぎは pcb-gcode********.ulpをクリックすると
自動でガーバーデータがパターンのフォルダに作成されます。データは基本
テキストデータなのでメモ帳等で確認できます。
pcb-gcode-3_6_0_4

出来上がったCNC用にできたドリルデータとパターンデータをNCVCアプリを使
って早送りトレースで動作を確認してみました。

CNCパターン作製加工トレース動画
 

CNC用のドリルデータをトレースした動画


動画はフリーソフトのADGRecアプリケーションを使い、デスクトップ上の矩形
範囲で動画を取りました。
一発作成なので、うまくいったかは微妙でしたが、動画作成できているようです。
とても、便利です。
CNCフライス盤到着は、中華よりの調達なので、だいぶ先になりそうです。それ
まで、EAGLEを使い、使っていない機能も結構たくさんあるので、ステップバイ
ステップで確認していきたいものです。

つづく?