タワーを建塔するときに、根巻き処理をしていたので、亜鉛どぶ付けメッキの基礎部は錆びないだろうと思っていましたが、ここは海のそば、亜鉛どぶ付けメッキもコンクリートの中にまで浸透し錆を発生していました。コンクリート表面にも茶色く錆が浮き出ていました。水分が残るような箇所が特に錆にやられたようです。しかし、ここ以外は錆はありません。まずは、コンクリートを盛った個所を取り除き、錆を落とすことにしました。2001年9月16日に建塔したタワーです。もう19年目となりました。錆は出ていますが、19年でこれぐらいの錆で済んでいるので、亜鉛どぶ付けメッキは本当に間違いなく素晴らしいです。

錆の浮き出ていたコンクリートはタガネをハンマーで叩いて、取り除きます。(錆の出ていないコンクリートはそのまま残してあります。)その後、錆落としは、手動で、金属ブラシで行います。最後は同じように電気ドリル用の金属ブラシをドリルにつけて、きれいに錆を落とします。
 
今回は、盛り用のコンクリート処理は行わず、アメリカ製の塗るタイプのジンク(亜鉛)で処理することにしました。前も一部塗っていて、非常に効果があり、良かったので、今回はさび止めは、これだけです。

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一通りジンクを塗り終わって、後日もう一度重ね塗りし直す予定です。このままでも大丈夫ですが、念には念を入れてといったところです。何せ、西側に150mのところには、海(漁港)があります。

つづく?