以前にJR-310プチレストアその12で検討してたトーンデコーダー用ICのNE567を使ったFM復調回路を再度使用出来ないか確認してみました。以前はロックの状態が外れるときに出力にノイズが出る現象があり採用はしませんでしたが、今回少し対策を取れないかを含めて最考してみることにしました。ワイス検波を採用していますが、回路的には、コイルがない分調整を含めてNE567のICの方が作製が楽な為でもあります。
対策はロックが外れるとき、または外れた時に矩形パルスが8pinから出力されます。この状態のときにNE567のFM復調出力から変調信号にパルスが乗ってノイズ音になります。8pinのロック出力を使いロックはずれ時のノイズ出力を閉じる対応をするためにアナログSWのゲートICでコントロールする方法です。
8pin出力の矩形波を単純に積分してやり平滑化により、トランジスター石でスィッチングを行います。SWした出力はゲートIC4016のSWでNE567のFM復調出力をON/OFFします。また、ON用とOFF用表示のLEDを付ける為もう一石トランジスタスイッチング回路も付けました。
一般に使われるスケルチとは違って、信号があると出力が出て、ロックが外れかかると出力が遮断されると言う動作なので、ノイズの出ないFMチューナー的な動作に近いかもしれません?信号が弱いときはロックがかからず矩形波が出力されるので、FM出力は遮断されたままとなります。なので、周波数を固定した待受受信での使用に適しているかもと言う感じです。信号がない時のノイズが聞こえないので、ダイヤルを回してチューニングするには向いてないかもしれません。
実際のサンプル回路を作製しました。FM信号でロックかかる時と外れる時のFM信号をSSGで出してチェックしていますが、うまく動作してくれています。

NE567-FM

NE567-FM-DET

JR-310につないでの確認も後で行いたいと思います。

このFM復調回路ではVFOをチャンネル方式にしたほうが良いかもしれませんね。

つづく?


動作動画追加です。

FM復調ロック時、アンロック時のミュートコントロール信号とFM復調出力です。


実際のSSG信号では信号を上げていった時のミュート解除(OFF)と信号レベルが低い時のミュート時のSSG信号はヒステリシスがあります。信号がある時から信号を下げていった時の解除のSSG信号はミュート解除されたSSG信号より低いレベルで解除されています。

つづく?