jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2022年12月

FT-2000DをICOMチューナーに繋ぐ自動制御その6

ICOMのアンテナチューナーの接続端子を確認していて、インターフェース回路上での変更が必要なことが分かりました。内容は、+13Vの電源供給ラインがAC電源供給タイプのIC-AT100は不要で、電源供給必要なAT-150の場合のみFT-2000DのBAND-DATAから供給するという内容です。インターフェース回路上にショートピンヘッド(3P)で対応する様にパターンを修正します。パターン上のピンショートでも、あとから切り替えSWを外付けのどちらでも対応可能です。

■JP30(3P)でAT-150のときのみショートピンで13V供給になります。IC-AT100のときはIC-AT100の内蔵電源供給されているので端子からの13V供給は不要です。3PはオープンでIC-AT100です。
回路図はAT-150時の状態です。
修正13V供給ライン
■13Vライン修正パターン箇所
修正13Vライン

■ボトム全体のパターン(近くの部品のパターンレイアウトを若干修正しています。)
修正ボトムパターン

■最終GND ベタアース処理(Polygon ,Ratsnest処理)
POLYGON-RATSNEST
■ポリゴン、Ratsnest処理完了後のボトムパターン
パターンの外周は必ずアースパターンとなるようにパターン作製しています。
ボトムベタアース化

パターンを切削する前にICOMのチューナーの電源供給の違いに気がつき、修正できホットしています。
焦らずステップバイステップです。それぞれの全端子の仕様確認も怠ってはいけませんね!

あとの修正はないかと思いますが、もう少し冷静に確認してみます。
問題なければ、切削のマシーン設置の準備です。

つづく?

FT-2000DをICOMチューナーに繋ぐ自動制御その5

気が向いたので、EAGLE CADでパターンを作製してみました。今回は抵抗が結構本数あるので、ジャンパー無しでの対応でできそうです。それから今回は基板作製してから、結構回路変更があったりと、急な回路変更等にも対応出来る様に未使用のポートにもピン端子を付けてみました。空き端子を使った機能追加や、ポート変更対応も出来上がった基板にても容易に対応できる様になります。
基板サイズはEAGLE CADでフリーで使用出来るサイズ 100X80mmです。基板はFR4を使います。

■未使用ポート引き出しピンヘッド追加した回路図
四角い枠がピンヘッド端子です。回路図上での引き出しでパターン上に
ランドを作製するためです。パターン上でESP32の下のピンヘッドは
は取り付けできません。引き出しランドとして使用することになります。
それ以外はピンを取り付けします。

YtoI-ADCIRCUIT

■作製パターン(ボトムパターン)
ボトムパターン

パターンができましたが、切削マシーンを片付けてしまっているので、準備しないといけません。テーブルの上には、先に購入した実験用セットがあり、簡単には動かせません。切削マシーンを置くスペースがありません。少し考えないといけません。どこに設置しましょうか?他愛のない事で悩んでいます。

IC-AT100、AT-150でもレベル用ICに使う8Vのリファレンス電圧が必要でしたが、間に合わせでアジャストタイプのレギュレータを使用していましたが、8Vのレギュレータパーツが入手できましたので、確認してみました。リファレンス用ということでピッタリと8.0Vでないといけないと思っていましたが、レギュレータ自体の出力電圧は計ってみると7.8V台です。不良かと思いましたが仕様を見てみると最小7.7V、最大が8.3Vと結構幅があるのでビックリです。実際交換して使ってみましたが、特に問題は無い様でした。

REG8V


つづく?

FT-2000DをICOMチューナーに繋ぐ自動制御その4

FT-2000DのBAND-DATAの4BITデータを使い現在の周波数をESP32DevKitCで判別し対応する周波数帯に対応する電圧を出力するため、更にD/A変換を使いOPアンプでの電圧変換しICOMのチューナーのバンド自動選択用の電圧を得ています。BCDの周波数判別、そしてA/D出力電圧発生の動作確認は特に大した問題もありませんでした。次のステップとしてはチューナーに繫いでの動作確認です。チューナーの回路図をみていて肝心のリファレンス電圧の+8Vの用意をしていない事が分かり急遽、購入してあった可変式の電圧レギュレータを+8Vにアジャストし、確認回路とをIC-AT100に接続し確認してみることにしました。
結果は動作OKです。上手く動作してくれました。BCDコードSWで作製した仮のFT-2000DのBAND-DATAですが、100%動作してくれています。チュナーを運用中、途中で止まったり、バンドが変わったりしないか、同じバンド7MHzに設定したままで放置試験をしています。4、5時間点けっぱなしでしたが、何も起こらずOKの様です。
今も、継続して設定しっぱなしの確認続けています。

上手く動作してくれましたので、現状の回路図をEAGLE CADで纏めました。

'2022/dec/09回路図間違い修正差替
ytoi-circuit

回路図上ではピンヘッドで別々に記載したターミナルとしていますが、実際はまとまりが1つのコネクタになります。
(FT-2000D BAND-DATAの記載のピンヘッドと、チューナー側のAT-100 AT-150の記載のピンヘッド)
AT-100の接続用コネクタは変わった形状をしています。専用コネクタが準備できてないので、配線の引き出し場所とか検討が必要。AT-150はコネクタがあるので問題なし。FT-2000DのBAND-DATA用コネクタもあるので問題なし。

今回作製の回路と各機器はFT-2000Dのバンドデータ様コネクタ1つとチュナー側のコネクタの2つだけでの接続です。回路とチュナーの電源供給はFT-2000Dからでの構想です。電流が足りるかも実際の接続で確認します。

'2022/dec/09回路図間違い修正差替
ytoi-circuit

パターンの作製は後で行なう予定でいます。
毎回思いますが、回路部品も少なく、とてもシンプルになっています、8ピンのOPアンプ回路とコネクタと電源用のレギュレータが目立つ位です。ソフトウェアのウェイトがかなりしめていると言えます。スケッチ自体に時間がかかっていますから実際そうです。
インターフェース回路はESP32DevKitCでのD/A出力とOPアンプでの電圧変換回路構成です。使ったD/A出力はArduinoNano,UNOにはありませんから、D/A出力機能のあるESP32DevKitCはいろんな事に対応できる素晴らしいCPUだと思います。Hi!

つづく?

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