jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2020年12月

Candle for LINUXその45

いよいよ、TS820本体を使った接続確認です。実験ボードは外部DDS−VFO(VFOsys改)のみとなりました。シリアル通信部用の電源+9VをTS820本体からArduinoNANO基板に供給しました。TS820本体組み込み用ArduinoNANO基板と外部DDS-VFO(VFOsys改)実験ボード間でのシリアル通信線接続での動作確認です。TS820本体からの電源供給でArduinoNANO基板の動作に問題が無いかの確認になります。

TS820用の外部DDS-VFO(VFOsys)基板は疑似TS820DDS-VFOのシミュレーションボードです。
一番右がTS820本体に組み込むバンドSWデータ送出ArduinoNANO基板です。
CIMG9001

TS820本体に組み込むArduinoNANO基板
CIMG9002

TS820外部DDS-VFO(VFOsys改)の実験ボードと他接続のロータリエンコーダー、TFT液晶、Si5351AのDDS- ICです。
CIMG9003

この接続にてTS820のバンドSWをまわして、実験ボードの外部DDS−VFO(VFOsys改)の周波数表示がバンドSWと同じ周波数帯に同期するかを確認しました。電源供給がTS820本体になっただけですが、追加したことでのArduinoNANO基板分への供給電流も特に不足することもなく、今までと同じ動作で問題ありませんでした。

現状組込しているTS820外部DDS−VFO(VFOsys)の2階建てのESP32DevKitCはシリアル通信スケッチが入っていない初期のスケッチ(7MHz表示のみ)です。これを全バンド化し、さらにシリアル通信デコードスケッチを追加したESP32DevKitCに入れ替えが必要です。それと、追加したシリアル通信線のESP32DevKitCのソケット端子部への半田付けが残っています。それからTS820本体へのシリアル通信用ArduinoNANOボードの組み込みもあります。

つづく?


Candle for LINUXその44

TS820用外部DDS-VFO(VFOsys改)と本体間のシリアル通信のケーブルを準備しました。ケーブルで3芯のものがなかったので、ありあわせですが、以前NTT 回線の光ケーブル化のときに引っこ抜いた元の電話線がありましたので、これを使うことにしました。単導線で中には糸も通してあり丈夫な電線です。3線が要るので、GNDは手持ちのワイヤーを使うことにしました。ケーブルはコネクタとプラグを付けています。長さはVFOに十分届く様に適当にきりました。計ったら1m25cmありました。VFOのESP32DevKitCを使ったVFOsys改のPCBにはシリアル用のパターンは元々準備してないので、後付で直接ESP32DevKitCのソケット端子にワイヤーで直接半田づけして繋ぎます。この為のメスコネクタ付きのケーブル線も用意しました。

CIMG8998

TS820本体のシリアルバンドデータ送出のArduinoNANO基板上の3pin端子に繋ぐソケットです。
黒がGND、白がRX、青がTX に対応させました。
CIMG8999


外部DDS-VFO(VFOsys改)側です。3個の左側のソケットがHSP32DivKitC
の端子に繋がります。茶色の線をGND、赤色の線をRXに、橙色の線をTXに
繋ぎます。
CIMG9000

テストボードからシリアル接続線をはずして、ArduinoNANO基板をTS820本体に組み込み出来るようになりました。まだ、ArduinoNANO基板の止め方はまだ決めていません。これが楽しいところではあります。Hi!

つづく?

Candle for LINUXその43

TS820への周波数情報のシリアル通信送出用ArduinoNANO基板の取り付けの為のステップとして、TS820のバンドSW情報用の配線をPLLユニットに行いました。+9Vの電源用の2本も配線します。

フラットケーブルの半田付けはPLLユニットのケースから外して行いました。関係ありませんが、赤色のワイヤーは以前、AUXに18MHzを入れた時のデジタル表示部のドット表示用に配線したものです。
CIMG8987


ArduinoNANO側のバンドSW入力はピンなので、ケーブル端はへのソケット取り付けを行います。ケーブルは、パソコン用のフラットケーブルを必要数の12本を裂いて準備しました。長さは、約25cm位です。ソケットの端子にケーブルを半田付け後、ヒシチューブ加工処理してます。

CIMG8988

ケーブルのPLLユニットへの半田付け完了後、シールドケースに戻します。
(バンド情報のソケット12Pと、電源のソケット2P)
CIMG8989

PLLユニットをTS820本体に戻し、シリアル送出用のArduinoNANO基板を取り付ける位置に各ソケットを持ってきました。
CIMG8990

先ずはここまでです。

今後の対応予定
1.実験ボードから本体側のArduinoNANO基板を取り外しTS820本体への取り付け検討
2.シリアル通信線3本のケーブル選定と配線(本体へのプラグ、ジャック配線は別途検討)で直配線でVFOに繋いでの動作確認

つづく?
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Candle for LINUXその42

TS820本体用のDDS-VFOの回路を考えたが、バンドSWからの+B電圧を+5Vにしてと前に構想を書いたが、それは、実験ボード用の構想で、実際は+9Vがかかる。+9Vを抵抗分圧で4.5VにしてHSP32のデジタル入力用とする前提での回路です。+5VのTTL用電源回路が抜けていたので、追加しました。

範囲を選択_160

ボードテストしてませんが、一応パターンも設計しています。
EAGLE CAD フリーで使用できる100x80mmサイズの片面ガラエポ(FR4)です。
やはり片面では、ジャンパーワイヤーが多くなります。TTLの配置は四苦八苦しています。整然と並べたいのですが、基板サイズ制限上仕方ありません。Hi!
単に接続しただけの仮のパターン参考用です。すべてのパターン幅1.27mmです。
パターンを太くする修正とランド補強、ベタアース処理は後から行います。

範囲を選択_162

基板製作は、まだしないので、回路図の作製が本題です。また、9VのバンドSWの出力をTTLの入力電圧の”H”レベル検出に合わせるための抵抗分圧を行います。TTLでは2.4V以上で”H”となります。4.5V設計での抵抗分圧にします。抵抗が同じなので丁度半分の電圧が取り出せます。前の試作では10kΩ抵抗を使いました。10kΩと10kΩの中間点電圧が4.5Vということです。

ついでに、前の回路と同じBCDコードを出力するもう一つの別の回路を考えてみました。
ゲートICのMSM4503のトライステートバッファーを使います。このTTLは手持ちにはありませんが、TTL規格を調べていて使えそうだということでの採用です。
動作原理としては、BCDデータがバンドSWからダイオードにて1から11までバッファー出力されるだけの簡単な回路です。74147の様に仕様で1から9までしか出力しない為に、追加10、11のBCDコードを考える必要がありましたが、MSM4503は単にバッファー出力してくれるだけです。BCDは全てダイオードを使い1から11までを作っています。なのでこれをバッファー出力するだけの回路です。ダイオードは結構数使います。

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もう一つついでに、最初の74147を使った回路をそっくり同じ動作するMSM4503を2つ使ったマルチプレクサー動作仕様の回路です。冗長なので回路図のみです。
範囲を選択_165

はっきり言って、とても冗長な回路です。同じ機能をする無駄な回路にほかなりません。
無駄な点をあげると、
①ダイオードでつくるBCDコードが1から9までとしてある。作るだけなので、1から11までつくれる。
②1から9までのA 出力、10と11のB出力とC出力をMSM4503の制御端子で切り替えているが①と同様切り替えなくてもできる!前の回路の通り、MSM4503を1つ使ったバッファでOKなので、MSM4503 1個と付随するトランジスタSW回路が不要である。A出力範囲検出のダイオードも不要。B,C出力切り替えトランジスタSW回路も不要。
という具合です。
実は、最初は、同じ動作をするこの回路を先に考えました。機能を同じにするだけという条件で設計したものです。最終的には、シンプルなバッファーだけの一番最初のMSM4503を1つ使った回路になりました。

もしボード実験開始するとすれば、手持ちゲートICの都合で、74174を1個、7404を3個使った最初の回路で行うと思います。

まずはTS820本体のDDS-VFO用のバンドSWのBCD変換回路でした。ESP32DevKitCでのVFOsys改はそのまま使うのが良いと思っていますが主体で使うArduinoNANO,HSP32DivKitCの選択もはっきりとは決めていません。たすきがけ操作も考えると、VFOsys改は難があります、単体使用では問題ありません。どのような使用方法まで考えるかで、選択がかわります。Hi! 仕様も変更が発生しそうです。TS820本体のDDS−VFO はこれからじっくり考えます。

つづく?







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Candle for LINUXその41

TS820用の外部VFOのDDS−VFO(VFOsys改)の方もだいぶ形になってきて、残り本体へのArduinoNANOのシリアル通信部の組み込み配線が残っています。こんな時にふと、TS820本体のアナログVFOをDDS-VFOにする場合のハード部分の回路図をTTLゲートを使い考えてみました。使用するのは、ESP32DevKitCです。このような感じで、回路構成してみました。TS820の外部DDS-VFOとは少し勝手が違います。この回路にて、すべてソフトウェアで対応する前提です。

バンドSWからの分圧電圧回路は別基板となります。その後の回路です。TTLの10to4 Priority Encorder 74147をメインとしています。アクティブローのTTL論理なので、7404のインバーターを入出力側に入れました。74147は1から9までしか対応しませんので、10と11はダイオードによる処理にしました。実験済みです。ESP32の入力用の出力はBCDコードの1から11までが対応します。これをソフトウェアでESP32の4入力を判断してバンド情報を設定するという具合です。回路は、簡単に言うと、バンドSWの各バンドを対応させたBCDコードを出力する回路です。ちなみにバンドSWからの+B電圧は9Vなので、かいてはいませんが、レギュレータで+5Vにした電圧をバンドSW出力にして、各11入力端子に供給する事を考えています。

範囲を選択_159

つづく?
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