jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2020年08月

Candle for LINUXその4

TS-820用のDDS-VFOの基板作製で、LPFを挿入する場所を変更するべく、Eagle CADで回路図修正、パターン作製、CNCマシーン用アプリ用にG−Code作製しました。

修正した回路図です。Si5315Aの後にLPF回路を入れました。
CIMG8577

上記の回路でのパターンを作製しました。やはり、820VFOのBUFFER
回路の配置は考慮してあります。(ほぼ似た部品配置)
トップViewからのパターンです。トップViewで裏側のパターン作製
となっています。
トップViewで部品を置く、Bottm側パターンをトップView側から
作製の手順で行います。
CIMG8574

トップViewの部品です。シルク印刷などで使用するものですが、使い
ません。部品位置確認の為に印刷しただけです。
CIMG8573

最後にCNCマシーンで切削した基板です。パターン切削とドリルガイド
アナ開けの作業が最初です。次は、本番のドリルアナ開けをします。
最後に切削した基板を切り落とす為の外周切削です。

CIMG8572

切削に使用した刃があまりうまく取り付け出来なかった為か、または
かなり使ったせいか刃の切れ味が悪くなったのかもしれません。少し
切削時にバリが出ましたが、最終の磨き仕上げでほとんど気にならない
ぐらいまでにバリは取れました。ランドの特に小さくて不要なものは
後処理でカッターで削り取りました。

ドリルの穴あけですが、最初のガイド穴が0.5㎜の深さでの設定で完全
には開けない仮のドリル穴あけです。このガイド穴があることで、本番
のドリルをコレットチャックに取り付けするのですが、取り付けはラフ
でも大丈夫の様です。偏芯しないように注意して取り付けていたのです
が、実際ガイド穴があると、偏芯が少しあっても、ガイド穴にドリルが
入ると偏芯が押さえられて、問題なく穴あけ出来るようです。ドリル穴
も綺麗で、大きくなったりはしませんでした。最初のパターン切削時の
最後のガイド穴開はとても有効の様です。

また、昨日に注文したインダクタンス1mH が届きました。新品はやはり
安心で良いですね。キチンと受取処理は済ませました。受取処理をしない
相手に支払いがされませんからね!

CIMG8575

昨日のPM8時ころ寝てAM4時過ぎに起きて、涼しく気持ちいいので
ブロクを書きました。今日の作業はここまでで、終了します。又
AM7時頃まで寝ようかと思います。やはり少し眼が重く、つぶり加減に
なってきました。

次は、基板を切り抜きして、パーツ準備、パーツをはんだ付け、そして
動作確認という予定でいますが・・・・!

つづく ?

中華のテスター購入その2

Aliexpress に注文したテスターの配送トラブルには、困りものです。あれからセラーからの連絡が来ました。
範囲を選択_101
China Post は日本へは配達できない為と理由を書いてきました。
そして、AliexpressのStandard logisticsを選んでほしいと来ました。
$0.01払わなければならないでしょうともあります。(中略)
あなたの為にオーダーコスト削減していますが、あなたが、最終
支払しなければなりません。私達セラーが配送をアレンジ予定です。
セラーとコンタクトしてからで、オーダーが先で、セラーとあなた
向けの価格変更をコンタクト後だと。最初は支払いはするなとあり
ます。最後のIt's ready to payの記載がなんとなくあやしいです。
払い戻しを少し匂わせていはいますが、実際はどうかという感じ
です。次にまた連絡がセラーから来ました。
範囲を選択_102

遅延している、理由を記載してきました。
多くの国の郵便ルートがブロックされている。近い将来、国際
航空運送の取扱能力は減っていくだろう。必要な分量は対応でき
なくなるだろうとも。それゆえ、通常の配送は15−35日に延びる
だろう。そのあとに、安全で速い配送を確立するために、安全な
ShippinglogisticのAliexpress Standard shippingを選ぶことを勧め
るとあります。そして、3時間以内に郵便料金を整えるために、
カスタマーサービスに連絡してくださいと記載されてきています。

今までのセラーからの連絡に関して、私としては、全く腑に落ちない
ので、まず最初の遅延理由である税関で検疫失敗が原因であること
の再確認をするために、次のようにコメントを送ることにしました。
キツイようですが、配送方法は私が選ぶ必要はなく、あなたの会社
(セラー側)が対処しなければならない事でしょ!私のすることじゃ
ないよ!と付け加えてコメントを送りました。
範囲を選択_103
この後のセラーの回答待ちです。

つづく ?

中華のテスター購入

aliexpressでテスターがアナログしか持っていないので、7月29日に1台注文してありましたが、配送中を確認すると、原産国を出発しましたと順調な状態で見えていたのですが、突然昨日夕方17:22に以下のメッセージが注文情報の下に記載送付されてきました。
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weblio翻訳しますと
範囲を選択_099
内容は、税関で荷物の検疫で引っかかり、荷物が発送元に戻ってきた
というのです。再発送を調整しますが、同意いただけますか?という
ところでしょうか?
ものがこちらに届かないということでは、困ります。なので、期間は
かかることになると思いますが、再発送を依頼しようと思います。
返金も可能だと思いますが、発送元での発送準備不足を対策しての
税関通過に少し期待してみます。
それで、何と返事しましょうか?英語で考える必要がありますが、そこ
はweblioで日本語を考えて、機械翻訳を使います。
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Dear Sir or Madam と 文面最後には 名前の前に Yours faithfully
だそうです。これで出して様子を見ます。

つづく ?

Candle for LINUXその3

DDS VFOを実際にTS-820本体に繋いでみることにしました。結果から言いますとNGでした。何がNGかというと、DDS VFOは動作はしますが、本体のVFOに戻したときに、本体のVFOが動かない現象が出てしまいました。とても不思議な現象でしたが、原因は、DDS VFOが繋がった状態での線路のインピーダンスマッチングがずれたための本体のVFOが発振しなくなってしまうようです。試しに、LPFをはずして、そっくりそのまま入れてつくったVFO820のバッファーの後から繋いでやると、DDS VFOと本体のVFOの両方共問題なく発振動作してくれました。LPFの出力インピーダンスがまずいようです。少しLPFの挿入場所の再検討が必要になりました。入れる場所は、もう決まっているのですが、試作的に確認をする必要があります。LPFを入れるのは、Si5315Aの出力後です。ここしかありません。最初のDDSのLPFはVFO820のバッファーなしで高調波も見えなかったので、問題は無いと見込んでいます。

ただ思うに、LPFなしでのVFO-820のバッファー接続状態でも上手く動いてくれるのでLPFはつけなくてもいいのかもしれません。元々のオリジナルのVFO出力をスペアナで確認すると、かなりの高調波がでていました!そうはいっても、まずは綺麗なVFO出力、勿論高調波無しでの対応をしてゆきたいと思います。勿論本体への接続はオリジナルのVFO820と同じバッファー後からです。LPFはバッファーの前に挿入しての確認になります。

LPFを外した状態でのDDS-VFOを接続してのVFO-820のFUNCTION SWでの動作確認
(以下の3つで確認しました。)
1.本体TS820のVFO動作時はFUNCTION OFF → 問題ありません。
2.DDS-VFOを受信動作時はFUNCTION REC → 問題ありません。
3.DDS-VFOを送受信とも使用時は REC XMIT → 問題ありません。
XMITはDDS-VFO関係なしの為確認は不要:使用しません。


CIMG8568


また、DDS-VFOのREC XMITでの送信も確認しましたが、全く問題ありませんで
した。私の耳でですが、本体のVFOとDDS-VFOを同じ周波数にして信号を受信し
たときにいわゆるキャリアーのピューリティがDDS-VFOの方が良いのがはっきり
分かりました。受信の信号がないときの受信ノイズが少なく静かなのです。信号が
あるときのバックノイズも違いがはっきり分かりました。DDS-VFOがかなり良い
ようです。普通はアナログの方が良いことが多いのですが、Si5315AのDDS-VFO
に軍配があがると思います。

LPF挿入箇所をかえる試作確認後、新たにEAGLE CADで回路図を修正してから
パターンを修正対応したいと思っています。試作確認結果がうまくなければ、LPF
なしも考えてます。
それにしても、ARDUINO UNO+DIP8サイズ基板で提供されるSi5315AのDDS-VFO
は素晴らしい出来になりそうです。少し問題が出てはいますが、解決方法を考える
のもこれまた、アマチュアならではの醍醐味の一つですね。

つづく ?

Candle for LINUXその2

TS−820VFOの回路図を利用したDDS-VFOの1mHのインダクタンス購入分が届いたので早速取り付け確認してみました。TS−820VFO上のL7(1mH)です。

CIMG8563

回路図:L7の1m は1mH
CIMG8565

回路図上のBufferと線を引いた後の回路をそのまま使ったのですが、パスコン
のÇ11 .04  0.04μFが抜けていました。前回の新しいパターンでは追加済みです。
実際に取り付けた値は0.047μFです。
これがとても重要なパスコンでした。出力レベルがかなりupしました。
CIMG8566

裏パターン側に取り付けました。インダクタンスも確認の為に同様裏パタ−ン
側に仮に取り付けしました。後から購入のオリジナルと同じ1mHに交換予定が
ある為です。
CIMG8560

実は、この取り付け状態でLPF回路の容量の最適値見直し確認している間に1度
Q2のFETを交換しています。何故かパスコンの0.047μFをつけているときに電源の
電流が急に80mA ぐらいだったのが、300mAに跳ね上がりました。出力もかなり
落ちました。トランシーバーで受信しながら確認していましたのでDDSは動作して
います。ドライバの1675Lが壊れたのかと思い2個とも外してテスタ確認しても
NP接合は新品と同じ値で全く問題ありません。すれば、DDSも問題なければ
その前の初段の2SK19(Y)しか考えられません。外して、これを新品に交換して
電源を入れると、もとと同じ電流80mA で出力も正常に出てくれました。このような
トラブルがありましたが、無事に動作復帰しました。LPFの最適値を見つけるため
追加のコンデンサー容量値をバリコンで探って見ました。バリコンでの最適値では
とても素晴らしいLPF特性を示してくれるようです。

CIMG8553

5.5MHzの信号の2倍、3倍の各高調波は−70dB以下です。
5MHz/div で50MHzまでで素晴らしい特性示してくれました。
CIMG8558

バリコンの値は、ネットアナで容量値を確認して手持ちパーツ容量選択決定し
追加します。
ネットアナはとても良い測定器になります。5.0〜5.5MHz での実働範囲での
容量を直読出来ます。

初回の基板の部品マウント状態です。SWはステップの切り替えだけ使ってます。
表示は7.000.00MHzで,出力は5.500MHzの出力です。TS−820用で現状の液晶表示
仕様は7MHz専用となっています。他のバンドでも表示が違うだけで使えます。
TS820本体に周波数カウンターが付いてるのでDDS-VFOはエンコーダーだけに
しての動作とする方法もあります。これでも問題は無いのですが、バンド表示を
させるためには、TS820本体からバンド切り替え情報を持ってきてこれを読み取る
機能をarduinoに組み込まないとVFO側での表示は出来ません。現状は検討余地あり
です。
CIMG8554
CIMG8559

レベルの問題はパターンではなく、電源ラインの1mHとパスコンでした。
新しく作製済みの基板では、LPFが2段に重ねられるので、平面上の
場所は取りません。
回路図上にレベルが記載あるので、そのレベルになってるかをテスターで
確認してみたいと思います。テスターで5MHzは厳しいかと思います。
高周波レベルはオシロスコープで確認してみようとみようと思います。
出力が0.9Vrm以上出てくれていればOKです。
その後に実機につないでの確認になります。
高調波のないDDS-VFOを作り上げたという思いがとても気持ちいいです。

ちなみに載せませんが、実際のTS820のVFOの出力は高調波があります。
本体のPLLユニット内のBufferとフィルターで処理しているようです。
それを考えるとあまりシビアに高調波は気にしなくてもいいのかもしれません。

つづく?
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