jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2020年07月

中華への片面基板注文

CNC3018proの切削マシンを購入し、PCBの制作を行っていて、手持ちの片面基板がなくなってきたので、ALIEXPRESSにて中華メーカの基板を2種程注文してみました。

10X15cmのもの10枚2セットで20枚 → 4月28日中華業者発送で6月8日に届きました。
この業者は、文句なくFR4と注文どおりです。しかしあえて言わせてもらうなら、基板が平ではありません。少し湾曲しています。なので、現在10枚X2のFR4はレールの重しをのせて歪みを補正しているところです。
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20X15㎝1枚を5枚 → 4月27日中華業者発送で5月18日に届きました。
いずれも届いたことは届いたのですが、少し中身を確認せず保管しておいたのですが、最近使おうと思い開けてみたら、何と品質の悪いこと20X15㎝の5枚中の3枚は銅面のヒビのような模様がついていたり、何かの薬品をこぼしたのか、白く腐食して凹んでいる箇所があったりと散々です。これだけなら使える箇所を使おうかなという気も起きますが、何と、注文したFR4ではなく、ベークライト基板なのです。さすが、注文と違う材質なのには、呆れてしまいました。

何処にもベークライト基板なんて記載はありません。FR4としか書いてないのです。
範囲を選択_089


なので、日にちも経っていましたが、到着の連絡はしただけなので、早速、ALIEXPRESS上から購入先業者にメール連絡をしてみました。
セラー:OriginalDigital Store
以下Googleを使い下記のメールを送りました。少し呆れたので、信用なくすよとも入れました。
不良品をおくりつけたのか?とも送りました。

WHY SEND BAKELITE BOARD? WHICH WAS NOT MY ORDER. MY ORDER IS FR4 GLASS EPOXY SUBSTRATE! PLEASE EXCUSE THIS WRONG SENDING.YOU'LL END UP LOSING TRUST IF YOU DO THAT! PLEASE DEAL PROPELY FOR YOUR COMPANY.

ベークライト基板とわかる写真
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NOT MY ORDER AND QUARITY IS SO BAD.DID YOU GIVE A DEFECTIVE PRODUCT?

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上のNGな基板の写真を2枚証拠として送ってあります。
最初の1枚は表側からベークライトの基板が分かるような写真と2枚めと3枚目はNG基板の写真です。

中華業者よりメール返信がありました。

Dear,Really sorry hear this news from you. You know the transfer problem is out of control. It rushed by some heavy package on the way to your place. Would you mind we re-send you a new one?


なんとなく責任逃れかと思われましたが、最後に新しいの送ろうか?という点で、少しはホットしました。

私からは、次のメッセージを送っています。ガラエポ出ないと困るのでチャント送ってくれるかわかりませんが…なにせ、中華ですから!(本当はこのようには言いたくないのです。)

Thank you for your kind reply .Please send me the right ones(FR4).

この後の中華業者からは次のメッセージが届きました。

Sorry for this inconvenience brought to you, hoping that it didn't disturb you too much. all items you received don't like?

送ったのは気に入らないか?などと気に入らないからメッセージを送っているのに、呆れます。
この後は、ほってあります。1枚119円x5枚分ドブに銭を落とした感じです。

後からよく、お客様レビューを確認したところ、一つ★、2つ★があり、同じようにFR4でなかったとか
のコメントがありました。日本語訳がありますが、ニュアンスで見ないと、でたらめな日本語に訳されているので、ちんぷんかんぷんになります。時々原文で見る必要があります。訳は業者が有利になるような原文とは全く逆の訳になっているように思えます。

やはり、レビューに書かれてるありえない事が、実際あるんだと言う経験でした。中華だからは、本当にイメージの悪い印象の代表として、ますます定着してゆくわけです。
中国人の中には、こんなに、ひどい事なのにを何とも思わない人がいるのかと思うと寂しい限りです。


次回からは安い値段選択+レビューをみる様に、悪い評価がある業者には気をつけようと思います。
ここの業者へは二度と注文をすることはないでしょう!

つづく?

CNCjs for LINUXその15

DDS-VFO用にLPFを独立して基板を制作するためにEAGLE−CADにて回路を書き、パターンデータを作りましたので、早速CNC3018proで切削しました。切削の設定は省略です。もう同じ設定なので説明省略です。基板切削時は2日前時点で行いましたので、スピンドルは775のオリジナルです。795も準備していますので、改善バージョンのパターンを用意していますので、その時795のスピンドルモーターで行ってみようと思います。先の説明で、両サイドがボールベアリングと説明書上にはありましたが、ベアリングは下側だけです。この上の895になると両サイドベアリングになっているようです。文章に騙された感があります。写真は確かに895が両サイドベアリングで、今回は正解で、文章説明が嘘千万のようです。さすが中華、何かしら問題があります。

切削後、部品取り付け穴はCNCで0.7mmで穴あけしたので、後からドリル用の1mm刃を使いで手動で穴あけしました。(1mmのドリルの刃を折ってしまい。急遽0.7mmで代用した為)ネジ穴は同様手動で3mmで穴あけしています。
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まだ基板の外形の切削は試していません。また、このLPFは1.2mmのガラエポが余っていましたので、使いました。基板は、アクリルなどを切るときに使う、P-CUTTER 800 OLFA製 のスペシャルタングステンスチールブレードで外周を直線に削ってり、折って基板完成させました。取り付け穴のバリはワンサイズ大きなドリル刃で削り取りました。外形とコーナーは、少しヤスリがけしました。

基板のパターン面(ボトム)
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基板のブリン取り付け面(トップ)カッターで切り目をつけるときに
つけてしまった傷が右下にあります。注意しないといけません!
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実際に回路図上の部品を仮に取り付けてみました。部品のつかない箇所も1箇所予備でカットアンドトライ用としてあります。
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試作した基板との比較です。

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また、今回の作成した基板は少し失敗です。CADで選んだパーツ(インダクタ)のパターンL寸法が少し短くてリードを内側にまげて取り付けなければならない状態です。既にEAGLE-CADで選び直して、CNC用のガーバーデータも起こしてあります。また、これを新しいスピンドルモーターで切削作成する予定です。

FR4の基板厚さ1.2mmも案外加工する点では、完成させるまでの労力的な面の負担が少ないので、ありかなと思います。とても楽です。今までは1.6mmの基板ばかり注文していましたが、1.2mm厚もネット情報を確認して安ければ、注文してみようかと思います。

つづく?

TQ-70 gootハンダコテACコード交換修理

使い慣れているgootのピストル型のハンダゴテのACコードが断線気味で時々暖まらない事が頻度高くなってきましたので、ACコードを交換することにしました。
このハンダコテは90WまでSWを押すと加速的に熱量が上がり、コネクタなどのハンダ付けも容易に出来るすぐれものです。普段は15Wぐらいのコテとして使用できます。型番は少し古いですがTQ-70です。いまは、TQ-77のようです。
問題の断線箇所はACプラグの根本あたりでした。ゴムのコードでしたが、使ってはコードを束ね、使っては束ねの繰り返しや、コンセントからの取り外しもケーブルで引っ張ったことも何度が記憶にあります。こんなことなどの積み重ねが断線へと繋がったのではないかと、少しは反省しております。ACコードの規格は125V7Aです。丁度壊れたホットボンドのコテがヒーター断線したのですが、保管しておりました。これも同じゴム製の規格は7A125Vで幸い同じです。この電源プラグつきのACコードを使うことにしました。電気関連の壊れたものは、壊れた箇所以外はまだまだ使えるものがあります。とって置いて正解でした。こんな時に役立ちます。

ホットボンドコテと取り外したgootハンダゴテの断線ケーブル
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まずは組立がわからなくならないように、ハンダコテを開けた時点の写真を取りました。
案外コードの引き回しがあったりするので写真は最初にとっておく必要があります。
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次はACコードを取り外すため、止められている基板のネジをはずしてハンダゴテ(別のコテ)でACコードを取り外します。交流の白のシルクマークがコードの場所なので間違うことはありません。
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ホットボンドのコードを外し、それをはずしたgootのこてのケーブル外した所につけます。この時ブッシングを入れるのを1回忘れてしまい、ACコードを一旦外して、ブッシングを入れています。忘れないようにブッシングを入れます。あとは、元の状態の写真をみて、ACコードをもとと同じ引き回しにして蓋を締めて、さらにネジで締めて修理完了です。このような修理が一番ラクでいいです。Hi!

修理終了したハンダゴテです。コテ先のスペアパーツも全部購入して揃えてるので、当面は今までどおり使用出来るようになってホットしています。ホットボンドのコードでホット出来ました。Hi
写真にはありませんが、普段使わない時は、先に黒いキャップを回して取り付け保管します。
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つづく ?

CNCjs for LINUXその14

今切削で使っているオリジナルのスピンドルモーターの高速回転時の振動が少し気になっていました。本当はブラシレスタイプをと思ったのですが、まずは少し振動が改善出来そうなスピンドルモーターを購入してみることにしました。オリジナルのスピンドルの型番は775です。775はベアリングが片側だけの仕様の様で、注文したのは、ダブルボールベアリングタイプの795です。775と異なるのは、775は下側のみベアリングですが、795は上側と下側の両側がベアリングになっています。5月25日に注文して、7月10日に届いています。やはり1ヶ月以上かかった配達でした。

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なかなか、到着してから確認する事が出来なかったのですが、やっと775のスピンドルと同様にノイズ対策のコンデンサとインダクションキック防止でよく使われる整流ダイオードを取り付けしました。

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直径は775と同じ42mmです。長さが若干長いです。パワーは180Wでそれなりにupしています。主な仕様は、使用電圧12V−24V、推奨使用電圧はDC12V。DC24Vだと壊れることがあると説明にありました。回転の仕様は、DC12Vで10000RPM,DC24で20000RPMです。立ち上がり時の電流が10Aとそれなりに流れるようです。

実際に775の代わりに取り付けして、動作させてみました。
775ではスピンドルの設定は100でしたが、この100では、すごい回転で振動もかなりありました。
設定を確認するために、最初最小の1の設定で回してみました。これでもかなり回転しています。結構静かに回転しています。回転スピードも十分な感じです。電圧をアナログテスターで見ると、約9Vでした。設定10まで上げるとかなり回転スピードが上がります。パワーがある感じでスピンドルが回転してくれます。20まで上げると切削に適している強力な高速回転という感じです。電圧は11Vと定格に近くなります。12Vで10000RPMなので単純に電圧比率で計算すると9166RPMぐらいの回転数ですが、これは適当です。リニアでないので、超目安回転数かと思います。音を聞いている感じでは結構変な振動のない回転をしていると思います。スピンドルのコレットチャックER11 を外してまわしてみると、素晴らしいくらい超静かな回転音です。モーター単体では素晴らしいにつきます。チャックをつけるとモーターの軸バランスが崩れるのでしょうか、刃先で振動があるのがわかります。コレットチャックの種類で振動も変わりうる気がします。勿論取り付ける刃の位置(長さ)でもバランスには影響があるので、取り付けかたもとても重要な要素だと思います。取り付けを数回緩めては刃の先端の振動が無いのを確認し、又緩め、位置変えて、又締めてとやると数回のうちでブレのない取り付けができました。ある程度の取り付け時の調整は必要な感じです。
以上より、775とは電圧での回転数がかなり異なるので、スピンドルの設定は低めの設定値での切削に変える必要があることが分かりました。私の場合は、これからやってみるのですが、スピンドルスピードの設定値を20にしたいと思います。775では100でしたので、5分の1の値です。
ネットでも、スピンドルモーターの795での切削をしている情報は皆無でした。もう少しググってみようかと思います。ただ、795の他の情報を気にせず、結果オーライなら20設定ですすめようかと!

つづく ?

CNCjs for LINUXその13

DDS回路のLPFを別基板にすることにして、新たにPCB切削をしようと思い、Candleで基板のZ軸位置設定のゼロ設定ボタンを押したが、基板に接触しても止まらず刃が基板に刺さってしまう現象がおきました。以前にA5のポート入力をスピンドルのマイナスに繋いで、壊したことがありましたが、又同じように壊れてしまったような状況です。Webでは、静電気でも入力ポートが壊れるというような事を書いてあるブログもありました。壊れたのかと思いまいしたが、マニュアルチェック(直接端子を手動で接続)では何ら問題はありません。鰐口のボードグランドと鰐口のA5ポートをつなぐと止まります。スピンドルモーターとチャックの導通が悪いのかと思いきや、テスターで導通チェックをしても、0オームで問題なしです。鰐口までは問題ないので、台を押さえてる金具と押さえてるPCBの銅面の導通をみてみました。なんと絶縁状態です。金属の押さえ金具と基板間の導通がありません。この金具はアルミ製で表面がコーティングされていてようで導通がありませんでした。アルミだったので導通しているものと思ったのが間違いでした。今までは、押さえた所がたまたま表面のコーティングが取れた箇所がたまたまうまく基板と接触していた為、問題なくZ軸0位置調整ができてたということのようです。
暫定対策は、基板に直接鰐口を挟むことにしました。アンテナとして買った2m(10Φ)のパイプでもアルマイトコーティングがされてて表面をヤスリがけして導通させて使ったことが過去にありました。アルミのプレートの表面のアルマイト処理がされていたのだと思います。アルマイト処理は表面処理で綺麗にする加工方法の一つです。

アルマイト処理の特徴:アルマイト皮膜も絶縁体に近い特性をもち、比抵抗は1012〜1014. Ω・cm程度

このままではアルミの金具は使えないので、使うとすると表面をヤスリで磨いて導通状態になるようにしてでないと使えません。新たな鉄製の金具も探してみようと思います。
アルミだから導通があると、とんだ思い込みが招いたエラーでした。

基板に刃がつき刺さって穴が空いた状態とアルミの金具
刃は原因がわかるまでに2本折りました、トホホ!です。
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暫定対策です。直接基板を鰐口(グランド側)ではさみました。
CIMG8508

原因がわかり、暫定対策が出来ました。ひとまず、朝一番で切削を
しようと思いましたが、朝も7時近くなったので、会社へ出かける
準備をしないといけません。別の機会に回します。

ます。一旦保留です。

つづく ?
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