jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2020年06月

CNCjs for LINUXその11

dynabook Qosmio D710シリーズへのUbuntu20.04LTSのインストールは前回のやり方でうまくできていましたが、気になる点としてディスプレーの解像度が本来Windows7での仕様の1920x1080ドットの16:9での動作がUbuntu20.04LTSでは1280x1024ドットの解像度で表示され、しかも通常のモニターにはある、他の解像度の選択子がないということで、超不具合あり状態です。丸いアイコンも少し潰れてしまい、形が悪く言うと歪んで見える。やはり、この状態はうまくない。特にこの状態でWebで画像データを見たときも本来の形でないためかなりの違和感を感じました。やはり、丸い円は丸く正方形は縦横比が1:1でないといけないという気持ちがどこかにあり、このままでは、動いてはいるけど、本来のディスプレーの機能が死んでしまっていてだめだという結論になりました。なので、このdynabook Qosmio D710のUbuntuでの解像度変更設定の可能性を調べてみました。ある程度の情報は前回のページの内容ですが、同じ投稿者が後日に新たに詳しく追加投稿してあるページがありました。WebはUbuntu日本語フォーラムです。


私の場合は、上記のなかの(2)のやり方でD710へのUbuntu20.04LTSインストールはクリアしていましたので、(3)b)(4)(5)の項目を実施しました。
以下抜粋です。
*****************************************************************************************************************
(3)「grub」という名前の起動設定ファイルを管理者権限で開き編集する。

ログインして 開く方法は2つ

a)直接開く場合 → Windowsのエクスプローラーのように
「ファイル場所」 ファイルシステム/etc/default

b)ターミナル(端末)の場合
→ コマンド(命令)を直接入力するアプリケーションで。

sudo gedit /etc/default/grub

と入力(必要ならば管理者パスワードを入力)

ファイルが開いたら 次の行を探し

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash”

”quiet splash”あとに video=e drm.edid_firmware=edid/1920x1080.bin を付け加え

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash video=e drm.edid_firmware=edid/1920x1080.bin”

と変更して → 保存
※コマンドは一文字でも違うと正しく動作しませんので、慎重に、正確に。
※「splash」を消すと起動時にプログラムが動いている様子が画面に出ます。
※「quiet」も消すと、もっとにぎやかになります。
※「 video=e 」に代わる修正コマンド完全版も「不具合原因」のところに書いておきます。

(4)変更した項目をブート(起動)設定に反映させる(ファイルを保存しただけではダメ)

ターミナルで(管理者権限が必要)

sudo update-grub2

と入力して <Enter>を押し エラーがなければ完了
(5)PCを再起動させる。(ドキドキ)

(6)1920x1080 で表示されれば完了 お疲れ様でした。

*****************************************************************************************************************
実際に上記の内容だけで再起動してみましたが、画面の解像度は前のままでした。
上記の抜粋の中では、記載がありませんでしたが、次の行のgrubファイル中の nomodeset の記載がある部分をコメント化(#追加)しました。どこかのWeb情報で、nomodeset記載を削除するという文面があったように思います。

GRUB_CMDLINE_LINUX="priority=low nomodeset"

#GRUB_CMDLINE_LINUX="priority=low nomodeset"


上記を再度書き換えたあとで、update-grub2 で反映させてから、私はコマンドラインにてリブートです。
〜$ reboot

Ubuntu20.04LTSの起動画面上の記号も前は歪んで表示していましたが、少し小さくなり、まんまるです。しかも画面が前のラフな形から、輪郭がはっきりとして、とてもきれいな感じです。私の場合はなぜか、起動時に新しいキーリングのパスワードの要求があります。通常のパスワードでの起動はしていません。キーリング専用で設定したパスワードを入力しています。
キーリングパスワード入力後、虎の画面が出るのですが、他はなにも出てきませんでした。焦ってしまいましたが、マウスカーソルは表示されています。右クリックで、なんとか設定画面モードが表示できましたが、なんでか2画面状態となっていました。1,2とあります。確かに解像度は1280x1080ドットにはなっていますが、画面設定が2画面です。片方にメニューがありました。メニューの画面でFireFoxを起動すると、別の画面に表示されたりしていました。これは、ディスプレーの設定の中で、2画面状態になっています。設定変更のシングルに設定することで1画面にすることができました。
この状態の設定を保存してから、きちんとシングルで1280x1080ドットでメニューが表示されるかの確認です。
結果はオーライです。 Congratulation !!
Ubuntu日本語フォラームの今回のdynabook Qosmio D710へのUbuntuのインストールと、解像度の変更の情報は、本当に詳しく記載してありましたので、助かりました。Windows7へのUbuntu20.04LTSインストール完了です。デュアルブートでWindows7も選択起動できるようにインストールしてあります。

これで、気になっていることがなくなりました。気持ちよくアプリケーションのインストールへ移れそうです。

つづく?

CNCjs for LINUXその10

前々からLINUXでなんとか再利用できないかと考えていたWindow7(すでにWindows7はサポート終了しています。)デスクトップPCがありましたので、今回日経LinuxでUbuntuのバージョンが20.04LTSのインストールマスターDVDの付録が付いていることもありましたので、これを使ってインストールしてみることにしました。

CIMG8472

screenshot-3

最初は、DVDなので、簡単にインストールできると思っていましたが、とんでもない、インストール画面すら出ない状況から始まりました。原因は、よくよく調べていくと、先人が経験してて、やはり同じようにインストールできていない機種のせいであることが判明しました。内容は、仮想ディスプレーを採用しているから、画面の出力先が、デスクトップの画面でなく、この機種には地デジのTVが付いていて、このアプリの仮想TV用に出力されるため、本来のモニター側への出力がいかないことにより画面が出ない状態だということです。ちなみに、私のPCは、TOSHIBAの21.5型フルHDの dynabook Qosmio D710/T7BWの型番です。実際画面はでていおらず音だけですが、DVDからの読み込みは確かにしてはいます。表示がされないだけということのようです。原因はおぼろげに分かったものの、少しインストールするには、条件が悪いので、まず、日経のDVDを使ったインストールはやめることにしました。2つの選択ができるようになったDVDですが、問題はこのPCの仕様の問題で、他メーカー機種でのインストールは問題ないのではと思われます。私としては、ここで、やめるわけにはいかないので、前のGatewayのデスクトップと同じように、Ubuntuのホームページから、同じUbuntu20.04LTSのISOファイルをダウンロードして、DVDに焼き、これを使いインストールしてみることにしました。実績のある方法です。まずは同じDVDのはずですが、気持ち的に、安心できる方法を採用することにしました。それと、やはり気持ち悪いので、一応画面が出ないということの対策もネットで調べてあります。調べた結果として、対策があることがわかりました。初期bios設定で起動ドライブをCD/DVDの最優先に設定するのと、同じくシフトキーを連続押しで設定モードにし、F6で nomodeset に予めチェックしておいてからインストールすれば良いという事の様です。初期のPC設定で、画面が出た状態でのインストールができるようになります。やっとこれで安心です。
このブログは、dynabookQosmio D710/T7BWにインストールしたUbuntu20.04LTSで書いています。インストールは上記の設定をすることでうまくゆきました。だだ、少し気になるのは、画面の設定が16:9にできないということです。21.5型フルHDでは少し円が潰れてしまいます。ほんの少しですが、気になるといえば気になります。4:3だと画面自体が大きくなり、これまた使いづらいです。当面は我慢しようかと!インストール自体は、画面が出て、画面の設定を淡々としてゆくだけで何ら、問題はありません。インストールが終わり、次はインターネット接続と、プリンター設定です。この機種は無線でのキーボードとマウスなので、無線での設定は面倒なことが多いので、ワイヤータイプで直接PCにつないだ、キーボード、マウスにて行います。これで、有線接続なので、無線での接続トラブルは皆無となります。これは必要かと思います。
インターネットもUbuntuでは昔みたいにコマンド打での設定はなくなりました。基地端末との接続のパスワードのみで簡単に繋がります。Ubuntu18.04LTSでもそうでしたが、インターネット接続は簡単にインストールできます。ネットがつながると、次は、プリンタです。これが一番厄介でした。というか、最新のバージョンなので、Ubuntu18.04LTSと同じデバイスドライバーで大丈夫かと思いながら、プリンター追加からの設定を行ったのですが、事もあろうに私のプリンターもすでにサポート終了型番で、Ubuntu18.04LTSのプリンタ設定では、標準で型式が出てきて難なくインストールできてました。選ぶだけの設定でネットワーク印刷できました。が、今回のUbuntu20.04LTSでは、同じようにプリンタメーカーから型番を追っても型番がありません。これが一番困ったことです。幸い、Ubuntu18.04LTSでのプリンタの設定はドライバーがCUPSでのドライバ設定ということでしたので、このCUPS路線で調べてゆけば、きっとUbuntu20.04LTSでもプリンタ設定は可能だろうと見込んでネットを調べました。CUPSはいろいろなメーカーのプリンターに対応するドライバーを用意しているようです。Ubuntu20.04LTSでググって調べてゆくと、やはり、目論見通り用意されていました。あとは自分のPCのOSの種類のドライバーをダウンロードして展開しドライバーインストールで解決です。

https://ubuntu.pkgs.org/20.04/ubuntu-main-amd64/printer-driver-gutenprint_5.3.3-4_amd64.deb.html

このページにはインストールのハウツウまでありとても、親切です。
screenshot-4

最初のUPDATEで一部壊れているとのメッセージがありましたが、指示通りに修復のコマンドを打ち直して問題なくドライバーがインストールできました。

ドライバーの違いは下記の通りです。バージョンアップされています。新しいOSには新しいドライバーが設定されています。
----------------------------------------------------------------
Ubuntu18.04LTS: CUPS+Gutenprint v5.2.13
Job ID:EPSON-PM-T960-16
Driver:STP01852.PPD
----------------------------------------------------------------
Ubuntu20.04LTS:    CUPS+Gutenprint v5.3.3
Job ID:PM-T960-26
Driver:STP01920.PPD
----------------------------------------------------------------

プリンターのテストページも問題なく印刷できました。

あとは、アプリケーションのインストールがあります。これは、Gatewayのデスクトップにてインストールした、アプリを同じようにインストールして行きたいと思っていますが、かなり大変な作業だったので、のんびりやっていこうと思います。

つづく?

CNCjs for LINUXその9

コールサイン様に白色の1mm厚、サイズ200X300mm(低発泡塩ビ板)を使いコールサインをカットしておいたものがあったので、それ用に、シールちよがみをカッティングしました。

アクリルカッティング後のくり抜き済み
CIMG8461

くり抜いたコールサイン
CIMG8460
この白のコールサイン用にシルバーの余りちよがみをカットします。
前にカットしたシールちよがみの残りがもったいないので、残りの部分用にinkscapeでコールサインのGコードを新たにサイズは同じでレイアウトだけをちよがみのあまり部分に合わせて作製してから、レーザーカッティングしてみました。同時にCNCjsのカッティング中の動画と、CNC3018proのレーザーのカッティングの様子も撮ってみました。動画は解像度が余り良くはないですが、最初から終わりまで取りました。カッティングにかかる時間は2分45秒弱です。

ちよがみカッティング後のあまり部分で新たにカッティングします。
CIMG8459
台にしているMDFには数多くのレーザーの痕跡が!

CNCjsアプリケーションのカッティング時の動作
 

CNC3018proのちよがみカッティング時の様子


跡はシールをはがして、アクリルのコールサインに貼り付けて完了です。あとはコールサイン用のプレートなどに両面テープで貼り付けして完成です。また、最初に2回カッティングしてあった大きめの黒色のコールサインアクリルにもゴールドのちよがみをカッティングして、貼り付け作製済みです。結構様になります。綺麗なシルバー色のコールサインとゴールド色のが準備出来たということで、ひとまずコールサインのレーザーでの作製は休止としようかと思います。

シルバーも綺麗ですが、ゴールドはなんかいい感じに出来上がりました。黒色のままのアクリルでも使えますが、好みですね!
シールちよがみですが、キラキラしてて本当に綺麗です。いいものが売られるようになりましたね Hi!
CIMG8464

アクリルや、シールの設定もある程度どれくらいにすればきれいにカッティングが出来るのかも、数多くカットして失敗を繰り返す内に、ちょうど良い設定値が少し分かる様になってきたと思います。またレーザーでは何でもカットしていいかというと、レーザーで使用してはいけない材料としてPVCポリ塩化ビニルがあります。レーザーカットでは有毒ガスが発生するので、材料購入時には材質を確認して買うようにします。これが最初わからずに白色のカッティングシールを1枚程買ってしまいました。カッティングシールと書いてあったため購入したのですが、ハサミでのカッティングであって、レーザーでのカッティング用ではありません。ちゃんとPVCタイプと材質が記載してありました。残念!もう一枚は緑色の蛍光カッティングシールなのですが、材質は紙でセーフでした。

色々とレーザーカットしていく内にレーザー加工も最初思っていたより、かなり楽しくなってしまいました。自分だけのものが作れたという、大げさに言えば、世界に1つだけのものを自分で作れたという嬉しさでしょうか!アマチュア無線の自作に相い通じるものがあるかと!

手持ちの材料でのカッティング用のレーザー設定は自在に出来るようになりました。ほんとう?

今日、中華より注文していた0.1の45°平底PCB彫刻ビット10本が届きました。5月27日注文で6月16日着弾ですので、20日間かかりました。これは、動画で綺麗に基板を切削していたのが、このビットだったので、試し買いです。今までは、0.1の10°とか15°とか20°の鋭角なビットでやっていました。(パターンは細く削れるのですが、とても折れやすかった気がします。)
中華は気を長くして待たないといけません。同時期に注文した先に来てほしいボード2つと、リミットSW、スピンドルモーターがまだです。一番やりたいTS-820用のDDS基板の切削が出来ません。EAGLE ではncデータのドリルとパターン用を作製済みです。

つづく?

CNCjs for Linuxその8

最近は、レーザーカッティングにハマっています。前回はコールサインをアクリルで切り抜きを行い、ホログラム千代紙を両面テープを使って貼り付けし作製しました。案外手間のかかる作業でしたが、今回は、アクリルでのコールサインの切り抜きは行わず、貼り付けの両面テープがいらいないシール千代紙なるものを購入し、これを黒色のプレートに貼り付けることで、シャック用のコールサインプレートを作製しました。シール付きなのでCNCjsのレーザーでカットするだけで即プレートなどに貼り付け出来ます。最初からこれを使えば、アクリルのときも両面テープを貼り付ける面倒な作業はしなくてもすんだのですが、これも運命、最初に探しにいった店は千代紙の種類が少なく、シールタイプは置いてませんでした。他の店では、他にも、きれいなシール千代紙が数種類ありました。
CIMG8455

ホログラム千代紙と同じホログラムのシール千代紙
CIMG8454

シール付きなのでホログラム千代紙とは厚さが違うので、少し設定を変えてやる必要があります。シール千代紙の厚さは、デジタルノギスで見ると0.26mmでした。最初の設定です。パスは1回で、状況を見て、繰り返しを判断しました。繰り返し4回目でほぼカット出来ました。

コールサインのカッティング用データはinkscapeで作製します。
TravelSpeedは少し遅めの600に設定
LaserSpeedは同じく遅めの600に設定
LaserPowerは適当に2000にしました。(最初に255でやった所、全然カット出来なかった為)
パスは4回でほぼ完全にカット出来ましたが、3回でもOKでしょう!
パスデプスは0.3 ですが、適当です。パス3回だと約1mmなのでレーザーの焦点も問題ないかと思います。(パス1回にして3回繰り返す場合は、毎回、デプスが0.3mmです。)
J Tech Photonics Laser Tool_086

MDFの上にシール千代紙を貼り付けして、CNCjsの原点をシール千代紙上に持ってゆき、カッティング開始です。CNC3018proのレーザーが自動でカットしてくれます。

シール千代紙はシルバーを使いました。キラキラ何処から見ても光ります。コールサインにはうってつけかと思います。女性がもっている高級なシルバー色の財布やカバンのような感じがあり、とてもきれいです。

レーザーでのカットは通常焦げ目がつくのですが、このシール千代紙のシルバーは焦げ目が付きませんでした。裏の紙はわからないぐらいの焦ですが少々ありました。
シルバーはとてもきれいにカット出来ます。
CIMG8451

黒色のプレートに裏紙を剥がして、貼り付けて完了です。

CIMG8453

両面テープ貼り付け作業ではホログラム千代紙を貼り付けるためにアクリルに両面テープを貼り付け、アルファベットの形に合わせてカットしてから、ホログラム千代紙を貼り付けていました。このシール千代紙は即貼り付け出来る点が良いかと思います。ただし、貼り付けの際は少し工夫しないとまっすぐに貼り付けるのが難しいです。薄いため、自由に文字端が動いてしまうG,M,Nなど。文字の上の部分を少し剥がして貼り付け位置決めし、その後全部剥がして貼付けするようにすると、上手く出来ると思います。手に貼り付くと文字がグニャグニャになり貼り付けられない状態に変形するので厄介です。私はピンセットを使って位置決めし貼り付けしました。

コールサインプレート制作はコールサイン文字データの作製をinkscapeで、エクステンションでGコードファイルを作製し、CNCjsでレーザーカットでアクリルや、千代紙等をカッティングするパターンで出来るようになりました。また、材料に合わせたスピード設定、レーザーパワーなどの調整が出来るようになってくると、もっと色々と制作したくなってきます。

つづく?

CNCjS for Linuxその7

PCB切削時のヘイトマップの確認中、間違えてヘイトマップ用の入力ポートを壊してしまいました。アースにつなぐつもりで、モーターのマイナス側につなぎ入力ポートに電圧がかかり、入力ポートを壊してしまいました。モーターのマイナスはグランドではなかった様です。おそらくICポートのプルアップ抵抗が焼損したと思います。動作は常にポートHなのですが、電圧が出ていません。トホホ! このポートだけこわれてしまいましたので、当面PCB切削は保留としました。

ちょうどいい機会なので、購入オプションのCNC3018proのレーザーを試してみることにしました。結構やってみると楽しいです。
まずは、アクリルのカットをやってみることにしました。透明のアクリルカットは容易でないと事前情報として知っていましたので、黒色のアクリル板を購入しました。アクリサンデー、材質はアクリル樹脂(連続キャスト方式、押出しグレード品)です。幸いレーザーの場合は、ヘイトマップのようなZ軸の補正は不要の様で、ある程度の誤差でも、問題なく使用できました。

まずは、CNCjsのレーザー用のデータを作製しなければなりません。使うのは、INKSCAPE(Linux用)です。図形が簡単なので、最初として、★を作製しました。データはエクステンションのGenerate Laser Gcode の JTech Photonics Laser Toolを使います。先のINKSCAPEのインストールのブログに記した最後のインストール方法をにて、エクステンションに最初からインストールされているので、新たにエクステンション追加はしなくてよく、すぐ使うことが出来ます。このエクステンションを使うことで、2ステップでデータを作製することが出来ます。

【手順】
①図形を選択状態にしておき、パス(P)のオブジェクトをパスへ(O)を選択します。
②エクステンション(N)より先のGenerate Laser Gcodeの JTech Photonics Laser Toolをクリックします。
下記のフォームがでますので、設定します。
下記の設定例は、別の薄い千代紙カット時の設定画像です。千代紙では、スピード設定はかなり早く、パワーも下げています。千代紙だと、パスも1回、厚さも0.1㎜でOKです。

アクリルの場合は、TravelSpeedは100〜200、またLaserSpeedは移動中の速度なのである程度任意で良いかと思います。LaserPowerはMAX12000にします。ほかPassは使用するレーザーのパワーも関係するので、私の場合は5回に設定して、2回行ってカット出来ました。最初パス1にして手動で何回でカット出来るかを確認して設定を決めると良いと思います。PassDepthはアクリルが厚が3㎜ なので0.6 とかにしました。5回なので、ちょうど3㎜ になります。この設定方でいいのかははっきりとは言えませんが私の場合、OKでした

※千代紙用の設定なので注意!アクリルは変える必要があります。
範囲を選択_083


端折りますが、星型は問題なくカット出来ました。レーザー稼働中は、目の保護の為、必ず保護メガネはつけないといけません。私のは赤色のが着いてました。他、色種類ではグリーン色があるようです。
試しカットができましたので、次は、コールサイン用の文字をカットです。ここが一番楽しいところです。
INKSCAPEのキャンパスにAのテキストツールで文字を入力します。私のコールサインの”JL7GMN"です。他のフォントではアルファベットのJが下に長かったりして、私の気に入ったフォントとしては下記です。他も色々ありますが、一般的なきれいな並びになっていると思います。

フォント:URW Bookman L のbold と bold italic です。

【bold】
範囲を選択_084
【bold italic】
範囲を選択_085
早速、サイズを好みの大きさに拡大してできるだけ原点の所に位置設定します。離れたところだと、いちいち原点からの位置確認が必要になり、手間がかかります。原点からだと長さ(X)と高さ(H)の位置確認がとても簡単です。
CIMG8424

文字が決まったら、早速手順の①②で指定場所にレーザー用のカットデータが出来上がります。
ファイル名拡張子.gcodeです。
早速Laser ON! で開始です。レーザー稼働中はアクリルの焼けた匂いがかなり出ますので、換気は十分行います。
CIMG8427

他、アプリケーションCNCjsのレーザーの項目でのレーザーテストは実際のレーザーのパワーや、テスト時間、最大値など微調整は出来るようです。最も重要なのは、INKSCAPEでのデータ作成時のLaserパワー設定です。

カット終了のアクリルです。右上に一番最初の★のくり抜きがあります。Hi!
CIMG8428

くり抜いたコールサインアルファベット、数字です。
CIMG8437

2回コールサインカットしています。
CIMG8438

カットしたアクリルに先の設定例の千代紙のカット設定をのせましたが、100均のCanDoで購入のホログラム千代紙をカットし、貼り付けて、きらびやかなコールサインプレートを作りました。
CIMG8442

3枚ずつのきれいなホログラムが6カラー入っています。
CIMG8439

千代紙の設定はアクリル用の設定のままでは、パワーが強すぎるのと、ゆっくりだと、レーザーの周りが大きな範囲まで溶けて焦げてしまいます。
他、注意点としては、超、軽い千代紙なので、カットした後すぐカット部分が持ち上がる場合があるので、全体を動かさないようにして、適切なもので押さえます。私はピンセットを置きました。レーザーの進む方向を考えて、レーザー光に重ならないように置きます。勿論千代紙はメンデングテープなどで、周りを押さえて置かないと、レーザー自体のファンも風を送っているので、動いてしまいますので、必ず、千代紙周囲は固定しておきます。。

設定はパワーも下げて、スピードも早めに設定すると、きれいにカットできます。
アクリルカットと同じデータでカットしますが、gcode作製の設定を必ず千代紙様に変えてカットします。最初はアクリルデータをそのまま使い失敗しました。失敗したおかげで、設定方法がわかるようになりますが…!Hi
CIMG8435

コールサインに両面テープでホログラムカットしたコールサインを貼り付けした所です。

CIMG8431

CIMG8432

出来上がったコールサイン文字をネームプレートアクリルに貼り付けして完成です。
CIMG8430

CIMG8429

以上で完成です。

このコールサインプレートの前には、実は、練習でこしらえた同じホログラム千代紙のカットだけのコールサインプレートもあります。貼り付け台紙としたのは、クリアフォルダーです。カットして台紙にしました。とても重さが軽いので車のリアガラスなんかに両面テープで貼り付けできます。

CIMG8436

CIMG8434

今は本当に百均で色々といいものが売られています。自分のコールサインプレートも世界に1つのものが作製できますね。無線も一層楽しくなると思います。シャック用のコールサインプレートも作らないといけません!

昨日、同じ日に注文したの20枚の片面PCBが届きました。暴走防止のリミットSW、ルータービット、795のダブルボールベアリングモーターも注文しています。
特に、ボードが早く届いてほしいです。Hi!
中華は、気長に待つしかありませんね。

つづく?

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