jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2019年10月

スペクトラムアナライザーR3465

スペクトラムアナライザーを落札しました。アドバンテストのR3465 モジュレーションスペクトラムアナライザーケース付き 現状渡し品でストア通販 LOCK ON出品からの落札です。説明は以下でした。
動作確認内容ー商品説明


このスペクトラムアナライザーは携帯電話用のRFの規格を測定する為のスペクトラムアナライザーですが、マニュアルを見るとアマチュア無線でも使用できるようです。特に、スプリアス測定などは、とても簡単に測定できるようです。詳しくは、これからですが。。。先ずは、落札時の情報として説明画像に、エラーがある事、ある事、気が滅入るほど深刻そうな文面のエラー写真が載せてありました。 スペクトラムアナライザーの顔,TOP-VIEWです。この機種はたくさんオークションにでてくるようですが、対外の物はフロントのパネルの欠けが多く、これほど欠けの無いきれいなTOP-VIEWの物は珍しいのではないかと思います。ラッキーです。
R3465-TOP
次に、バックパネルです。
R3465-BACK
2か所封印シールが貼ってありますが、アドバンテストのキャリブレーション実施のシールです。
ほか、オプションも結構ありますが、携帯電話の規格用のオプションが多いようです。
2002年のシールが貼ってあります。17年も前の頃の製品です。

結構きれいな外観なので、届いた時はホットしました。記載通り、専用のジェラルミンのアルミケースの中に入った状態で、届きました。重さは15kgはあったと思います。移動とかで結構使ったのではないかと推測されます。おかげで、きれいなまま保管されていたのでしょう。
落札前の気持ちは、以下のエラーメッセージをみて、蓋をあけて、色々と見なければいけない、本当のジャンク状態かも?という不安はありました。ただ、救いは、キャリブレーション用の出力キャリアがきれいに表示されていました。これがあったので、動作はしている。後はエラーの問題をどうするかという点だけでしたし、値段も値段なので落札する気になりました。この機種は結構安値相場で落札されています。ほぼ相場での落札です。送料込みで大3枚+αです。
物が届くまで、ネットで以下のエラー情報を探りました。
R3465‐error
REVISION以外がエラーの内容です。この中で解決することが出来そうなのは、年月日、時間のエラーだけでした。バックアップの電池切れが原因であるためのエラーでした。このエラーは、電池を購入して、交換で済みます。他は何とも情報がありません。届いてから、動作確認して、再発するのかの確認をするしかありません。こんな、不安を持ちながら、届くのを待っていました。
さて、届いてからは、まず最初に全体のよごれ落としです。案外汚れはありません。ここまでやってから無事落札品が届いた旨、連絡しました。
綺麗になったところで、電源投入です。ADVANTESTのロゴから始まります。少し経つと、内部のリレーがカチッと音がして、TOP-VIEWの初期画面がでてきました。30MHzのー10dbmのCAL OUTがあるので、これを入力とつないで、確認です。周波数でセンター30MHzにしてキャリアが説明写真の様にきれいに見えました。次にWEBでこの機種のキャリブレーションの動画があり、確認していましたので、同じようにやってみました。これで、エラーが出なければいいのです。エラーが出るだろうと思いながら、CAL実行です。SHIFTキーで数字の7を押すとCAL開始します。結構な時間がかかるのを知ってましたので、画面を見るのも面倒で、ほっておきました。結果終わった状態でのエラーは皆無です。数回やってみましたが、何回やっても、エラーはありません。オークションの説明画像のエラーは出ません。おそらく、キャリブレーションをする際に入力に何も繫がずに入力端オープンでキャリブレーションをした為、エラーが出たのではないかと思います。古物商の方の様はあまり気にせず。そのままの状態を載せたと思われました。エラー内容も HS ADC:Calibration fairure.とA/Dコンバーターに入力がない為、エラーが出たと推測できます。プロセッサーの方は、Handshakeエラーなので、A/Dコンバーターがうまく動作しないが為に、他への処理がうまく進めなかったのでは、と思います。あくまでも推測です。いずれにしても、エラーは発生しないという事なので、残りの??? ???? ??? ?? ??:?? のエラー対処です。先にネットで調べた通り、バックアップ電池の交換です。
調べると、この機種のバックアップ電池は東芝での型番:ER3Vという3.6Vの電池が対応するようです。ネットではボタン電池で代用する強者もいました。ただ、CR2032等は3Vなので使用するには電圧の定格不足かと思います。Hi 早くにまた、電池切れ状態がおきるでしょうに!

CIMG8125
この形状型番で一番安く出ていたのは、ヤフーオークションです。が、コネクタが付いたタイプです。実際の物は、基板に半田付けするピンがついています。いろいろ考えた上で、まず入札しました。送料入れても1600円ぐらい、即決でも1700円です。アドバンテストのネットアナもあるので、予備でもいいかと!、一番安いのは、ピンタイプではないですが、普通の電池の形状1/2AAで250円+ピンタイプのソケット1/2AAサイズが80円がありました。ソケットと合わせると、この電池と同じ状態になります。Hi !
秋月の通販で他のコネクタ類と合わせて、即、注文しました。電池交換も可能となるようにして取り付けようと思います。ただ、この類のバックアップ用電池は5年は持つのが通常のようです。交換のし易さがあまり生かされないような気がしますが、簡単は簡単になりますから良しとしましょう!
マニュアルはネットから落とせます。この機種のマニュアルは、あまりきれいではないので、同じような機種に同じ機能がある物は、ダウンロードしておきました。また、ケースを外すときのやり方も、形状が同じスペアナのサービスマニュアルをダウンロードして、ケースの外し方も確認しておきました。
電池が届いてから、後は交換するのみです。(秋月のものを取り付けます。)オークション分は、ネットアナ用の予備にします。
まだ、オペレーションマニュアルも流し読みなので、詳しくは見ていませんが、ネット情報からは、FMデビエーション、CDMA計測オプション付き。一応、無線LANの帯域までは計測できるとありました。ほか、色々と、パワー測定とか、スプリアス測定とか、興味を持たせてくれるフィーチャーがあるので、ゆっくり確認してゆきたいと思います。あと、この機種には、オプションでトラッキングジェネレータも取り付けられるようになっています。そのコントロール用のオプションも入っていました。安いのが出たら落札してみようかと思っていますが、ただし、50MHz~2GHzのようなので、アマチュア無線ではVHF,UHF,SHF帯でのフィルター作製などで、使えそうです。50MHzからの仕様ですが、実力では1MHz~からも使えるとの情報もありました。
画面がカラーで案外きれいなので、測定画面もとても気に入っています。今まで使っていたブラウン管のスペアナはキャリアだけなので、測定周波数とか、レベルはあまりはっきりはわかりませんが、このR3465は周波数カウンターもレベル測定値表示も画面上に表示できます。メモリカードがあれば、また画像保存もできるみたいなので、カードも準備しようかと思います。

まずは、程度の良い、スペクトラムアナライザーだったのでホットしました。

つづく ?

Arduino その6

ロータリーエンコーダを100PPRの物を注文して早速届きましたので、試してみました。24PPRの秋月のロータリーエンコーダの代わりです。型式は:60-100-B1L という中華製のNCマシン用です。クリックがないほうがいいのですが、NCマシン用なので、いたしかたありません。電源Vccは、+5V、GNDは0V、出力は、+A,+B,-A,-Bがあります。回路的には、常時Vccレベルでクリック回転時にー(0V)の出力、アクティブLow なので、-A,-Bを使います。

CIMG8099

バラックですが、きちんと動作してます。
CIMG8101

実際にステップを10Hz、100Hz、10KHzと変えてエンコーダを回した状態の動画です。

https://youtu.be/UMgnABMKAyI

今日は、オセアニアコンテストの様で、バックに少し21MHzの受信音が入っています。聞きながらの作業です。

DDS(Si5351A)の出力には以前SDR用に作った、簡易のBPFをつけてみました。出力は5.5MHz台の周波数ですが、少し容量を足して少し波形を整形してみました。この簡単なBPFでも結構正弦波に見えるようになりました。きちんとしたLPFを作れば、高調波も減らせるでしょう。

CIMG8088

BPFの入力端子の波形です。波形がくずれています。高調波がかなりありそうです。
オシロスコープは30年数年前に秋葉原で10万円で購入した菊水のCOS5041-DM OSSILLOSCOPE 40MHz デジタルマルチメータ付きのものですが、5.5MHzは何とか見れています。まだまだ動いてくれています。
高い周波数を確認するには、新しいデジタルオシロスコープで500MHzぐらいのものが欲しいところです。
CIMG8104

BPF(簡易版)を付けた後の波形です。かなりきれいな正弦波に見えます。発振周波数は5.500MHzです。TS-820用のVFO周波数です。表示は7.000.00です。
CIMG8097

一応古いスペアナですが、高調波の具合を見てみました。やはり、本格的なLPFが必要な感じでした。
2倍の高調波はさすがBPFで-55dBまで下がっていますが、奇数倍が高いレベルです。矩形波出力の場合の特徴です。
CIMG8098

中華に注文していた、ArduinoNANOが届き、動作しているArduinoUNOと交換してみました、何もせずに問題なく動作しました。先にデバイスドライバーが中華用の物で代替えのArduinoUNOで入れてありましたので、同じドライバー(Arduino その3でインストール説明済)で、問題なく動いてくれるようです。
あと、チョット気になったのが、配線の引き回しか、電源のパスコン不足なのかわかりませんが、フロアノイズが上がる現象がありました。同じレンジでの写真を載せました。いろいろなデジタル信号処理なので、比較的発生しやすいのかもしれません。

フロアノイズが上がった時のキャリア
CIMG8108

何でもない時の正常なキャリア
CIMG8087

中華版のUNOでは、ほとんど起きませんでした。きれいなキャリアでした。最初のキットのUNOは、フロアノイズが結構出やすいです。NANOも似た感じです。これも、配線のコードの端子との接触不良か、ケーブル類を押さえるときれいなピュアな信号になって消えるので、実用上(きちんと配線した場合)は問題無いだろうという事にしました。あと念の為に、5.5Vからの3.3Vを発生するレギュレータの電源周りもパスコンを追加する予定です。

大夫VFOらしくなってきました。現役で使用している無線機と同じ感じでのダイヤルでの周波数の変化に感激して、しばしダイヤルを回しては、5.500MHzのビートを聞いて遊んでしまいました。やる事はいっぱいありますけれど、楽しいことが一番です。久々に味わった達成感でした。
TS-820用の外部デジタルVFOを作ろうと思っているときに、既にオークションに出てた、TS-820のVFOユニットをポチッとやっています。VFOはダイヤル回転時の周波数飛びの不具合がある物のようですが、欲しかったのは、ダイヤル回転機構の部分で、実際にばらして、使えるかを確認したかった為です。アナログVFOは使いません。現状持っているVFOはさすが、まだ、分解する気がありませんでしたHi! 

次は何をしましょうか?
VFOではLPF回路の検討?作成するVFO回路図の検討?、1KHzステップの追加スケッチ検討?DDS回路の使い方の理解?
最近は無線もあまりやれてません。実はコンディションが悪いだけだったりして!
お空で、つながりましたら、どうぞ宜しくお願いします。

つづく?

Arduino その5

Si5351Aユニットを使ったDDSがうまく動作していますが、肝心のロータリーエンコーダが秋月のものは、24パルス/回転のため、本来の無線機のダイヤルとは少し周波数操作の感触が異なる。10Hzステップでも、もどかしい状態だ。なので、探せばあるもので、新たにパルスエンコーダ100PPR 6ターミナルEletronicハンドホイールCNCマシン用 5V 60MM-新品★ なる物をオークションで即決で購入しました。1回転100パルスなので、10Hzステップだと1回転で1KHzと前の240Hzよりはだいぶ周波数操作が改善されます。
今回購入の前に既に落札してた小型の100PPR/回転のロータリーエンコーダで、スムースで実際のVFOの感覚で使えることを確認済みです。(小型のは軸が細くて(3.16Φ)で通常の6Φでないとダイヤルノブが特殊で探さないといけない為、動作確認にとどめました。)

 確認にとどめた、100PPRのオーディオ用のエンコーダ
100PPRエンコーダ3.16mm

今回の落札した、100PPRエンコーダはダイヤル付きでVFOには最適だと思います。
100PPRエンコーダ

仕様は下記になります。
100PPRエンコーダ商品説明

ひとまず、TS-820の外部VFOを利用、または別途製作するか、検討する楽しみが増えました。
届いたら、確認したいと思います。

後、ArduinoNanoの廉価版をアマゾンで9月21日に2つ注文しているが、まだ届いていません。中華はほんとに気長に待たないといけないので、忘れたころにやってくる感じです。今回の100PPRエンコーダも中華ではもっと安いのですが、納期が長いのが通常なので、国内で同じものを若干値段は上がりますが、安心感があるのと、熱が冷めないうちに届いてほしいという思いから、大阪の業者さんにしています。もっと探せば安いものがあるかもしれませんが、今回の注文選択は、これで、良しとしました。

つづく?

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