jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2018年01月

IC-7300Mの外部スペクトラム表示

IC-7300Mの本体のSPECTRUM SCOPEはコンパクトですが、外部でも表示する方法はないかとネットを探っていたら、いいものがありました。コンテストで使用するアプリのN1MMです。クラスターデータ情報から、CW周波数にコールサインまで表示させることができる、素晴らしいアプリケーションです。今回は目的は違いますが、機能でスペクトラムディスプレーがあるので、これを試しにインストールして見ましした。早速表示できるかを確認してみました。結果から言うと、とてもいい感じです。

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アプリケーションダウンロードはネットでググってもらって、表示させるための通信設定です。

メインのアプリケーション起動
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メニューバーのCONFIG設定
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SETボタン設定
IC-7300MのSPEEDはUSB接続のCI-V設定です。
RS-232C接続ではありませんので注意!!
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表示はWindowクリックしSpectrumDisplayを選択で表示されます。
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とても素晴らしいことに表示スパンを段階的に変えることが出来ます。
3.553MHz表示で1MHz~6KHzの範囲で段階変更可能でした。

1MHz SPAN (3053~4053:3.053MHz~4.053MHz)
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6KHz SPAN (3550~3556:3.550MHz~3.556MHz)
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CWでの利用があるので、ここまでスパン表示できる仕様だと思います。
勿論コントラストも調整できます。
アプリケーション窓の表示なので、簡単に拡大縮小が可能です。
IC-7300M本体のディスプレー上のスペクトラムスコープは小さいので、外部のパソコンディスプレーでのスペクトラムスコープは本当に重宝します。
FT-2000DのDMU-2000によるバンドスコープと比較しても繊細さを見ても、上を行きます。

後設定ですが、IC-7300MでのCI-V設定は、USB接続と、従来のRS-232Cシリアル接続とがありますので、設定はUSB接続でのCI-V設定の方にすることを忘れずに!私も、アプリ設定の通信が繋がらない、繋がらない、なんで!ということがありましたが、設定する接続をRS-232Cのシリアル接続に間違えていました。上記の通りUSB接続の設定で解決でした。

コンテスト用のアプリですが、こんな使い方もいいのではないでしょうか?
とても良いアプリケーションに巡り合えた感じです。

以上

ICOM CV-Iレベルコンバーター ハードの制作

先にブレッドボードでCV-Iのレベルコンバーターの変換用のハードを試験して、動作確認までしていたものを、新たにガラエポの蛇の目基板に作り直しし、ケースにまとめてみました。対象のトランシーバーはIC-7300MとIC-706MKⅡです。REMOTEジャック接続は2個までつなげるように2つ用意しました。後で追加も可能です。半田付けとケース加工が主になりました。回路をにらめっこしての基板への部品取り付けは久々でしたので、間違いが多発しました。また、232Cメスコネクタへの接続も間違えて、いくら動作確認してもブレッドボードと同じようには動作しなかったりと頭を悩ませたりもしましたが、CQ誌の1月号の付録のHamNoteBook2018で、232CのD-Sub9pinコネクタの9pinの各端子を見て確認をすることで、誤配を確認できました。基本的なミスでのトラブルがありましたが、一応動作するようになりました。次は、ケース加工です。
一応回路基板の端子への接続用に、スキャナーで基板をプリントアウトして、端子の極性等の情報を記載しておきました。電源メスコネクタと、REMOTE用の3.5ミニジャックと,RS232Cコネクタ端子への接続確認用です。

プリンタのスキャナーで
写真モードで取ってみました。
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出来上がったCV-Iレベル変換基板と
ケースに取り付けるジャック、コネクタ, ケースです。
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ケースへの穴あけ作業完了
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ケースへの部品取り付けと基板の位置確認
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RS-232Cメスコネクタへのワイヤー
半田付けと接続用のメスコネクタ半田付け
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REMOTEジャック接続用ミニジャック
の基板への2Pメスコネクタでの接続
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232Cメスコネクタからの
3Pメスコネクタでの基板への接続
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電源メスジャックの基板端子への半田
付け接続は電源のみ直付しました。
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REMOTEジャック用ミニジャック側   電源、RS232Cハードへの接続コネクタ側
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以上で完成しました。実際にRS-232C-USBのArvelのSRC06-USB(USBシリアルケーブル)ケーブルと電源、REMOTEジャックへ3.5ミニプラグで接続し、HAMログで周波数読み取りを確認しました。きちんとブレッドボードと同じように読み取りしました。動作、全く問題ありません。
以上で完了としました。

IC-7300MとのCV-Iリモート接続でのパソコンからの外部コントロール等、色々な使い方があるようなので、少し調べてみたいと思います。
つづく?

アンテナ切替回路と制作その6

バンド切替ボックスも取り付け終わり、アンテナ切替コントロールSWも問題なく動作しています。何ら問題がありません。が、あえて言うと、LEDのケースへのレタリングをしていないので、見ただけでの視認性はあまり良くない状態です。なので、オプション的にセグメントLEDでバンド表示をすることにしました。最初からバンド表示をすればよかったように思いますが、当初は、マルチバンドのダイポール(7,10,18,24MHz)と3.5MHzとの切替だったため、セグメントLEDでのバンド表示は、全く頭に浮かんでいませんでした。単純にアンテナのAとBの切り替えといった具合です。今回は、途中から仕様を変えたため(14MHzと3.5MHzの切り替え)に、今回のようなオプション表示をさせることが出来ました。波長でいう20m(14MHz)と80m(3.5MHz)です。数字の2と8の切り替えを行うだけのとても簡単なセグメントの選択切替で接続されているアンテナの周波数がおのずとわかるという訳です。現在でも周波数帯をメートル表示で表しているので、何ら問題ありません。
「ハローCQ CQ CQ ハロー CQ トゥエンティ(日本語だと 20メーターバンド)...」
「ハローCQ CQ CQ ハロー CQ エイティ(日本語だと 80メーターバンド)...」と誰もが使っています。

という訳で、周波数のメートル表示で、今現在のアンテナがどのバンドかがわかります。
7セグメントLEDのバンド表示回路です。
リレーの記載のある回路が最終になります。(右上)
(0側はただ点灯させるだけなので記載省略)
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バンド表示LEDの追加接続回路の追加
ヒューズがなかったので、ケース内に0.8Aの
ヒューズを取り付け追加しました。
回路図へも追加しました。
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アノードコモン7セグメントLEDの接続
データシートを探す前に、実際にセグメントを
光らせて位置関係を確認しました。
確認程度なら、テスターで簡単に終わります。
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2と8の違いは、2の時は7セグの2か所が点灯してません。ということで、切り替えた時にこの2か所を点灯させるだけです。簡単すぎですが、一応コントロール切替回路からは3端子を持ってきます。(+13.8V、GND、3.5MHz時のLEDを点灯させているSW端子の13.8Vまたは、アンテナへ供給する+13.8VのSW端子のどちらでも可)ここでは、アノードコモンなので、2か所のセグメントを点灯させるためには、GNDに落とす必要があります。この為、切り替え時の+13.8Vの電圧でリードリレーをONさせて、接点接続時GNDに落すことで2から8に切り替わります。ここで使ったリードリレーは700ΩのDC抵抗で5V用です。この為+13.8Vには1.2KΩの抵抗を通して電圧降下させて、5VON動作させています。5Vで700Ωでは約7.1mA電流が流れます。1.2 KΩの抵抗で、約8.57Vの電圧降下に計算上なります。リードリレーコイル間には約5.23VかかりONとなります。1.2KΩの抵抗で消費する電力は0.06W 1/16Wなので1/4Wの抵抗で問題なし)
1セグメント点灯時には約1mA流れるようにします。これは、実際に光らせて明るすぎず、暗すぎずの確認実験で選びました。(電流制限用抵抗12KΩ:13.8Vに接続で電力は0.01587W 1/63W で十分1/4Wの抵抗で問題ありません。)
8表示で8.05mA 0は6.90mA トータル 14.95mA
2表示で5.75mA 0は6.90mA トータル 12.65mA
バラックで確認中のバンド表示セグメントLED
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実際のセグメントLEDとLEDの状態
     電源OFF → 電源ON時20mバンド(14MHz) → 80mバンド(3.5MHz)

電源OFF時
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初期時(電源オン)の20mバンド(14MHzアンテナ)
Aのレタリング側 
一番右のLEDは POWER ONのLED
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80mバンド(3.5MHz)へ切り替え時
真ん中点灯中のLED
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今回は、バラックでの動作確認です。後日はケースにDIN(メス)コネクタを取り付けて、DIN(オス)コネクタケーブルで接続し、7セグメントLEDを自由に設定したい場所に取り付けられるようにしたいと思います。
バンド切替SWの位置が逆のような状態ですが、(下側に来ている状態が本来の初期状態と思います。)オプションとして、今回のバンド切替セグメント表示がありますからSWの位置は全く問題なしということにしました。

つづく?

アンテナ切替回路と制作その5

新年のブログでの挨拶を忘れてました。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さておいて、アンテナ切替回路の動作のSWRの確認を行いました。ネットワークアナライザーでのSWR測定です。周波数はSTART=3MHz、STOP=15MHzでの測定です。
その前に、バンド毎のSWRを個別に測定してみました。タワーがMINの下がった状態なので、実際の運用時は共振周波数(少し上がる)、SWRが少し変動する可能性があります。

3.5MHzのSWR特性f0=3.535MHz 
SWR≒1.10
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14MHzのSWR特性 f0≒14.290MHz
SWR≒1.36
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14MHzは最下点のマーカーをチェックするのを忘れてしまいましたので、おおよその値です。MARKER 5はバンドエッヂでのSWR値です。ちなみに SWR=1.4 です。

切替コントローラで14MHzから3.5MHzに切り替えた時のSWRの動画もとってみました。
14MHz→3.5MHz切り替え時SWR

今日は天気が雪がチラついたり、晴れたり、曇ったりと、目まぐるしく変化しています。青空がのぞいた時に測定しました。

おおむね、切り替えコントロールボックス動作は、問題なしという感じです。
今日は、ニューイヤーパーティで、バンドがすごくにぎわっています。私は、でませんが、各バンドのワッチをしていますが、特に7MHzは凄い賑わいのようです。

つづく?

MICアンプの交換

昨年10月1日に2ndSTREETにて見つけて購入しておいたマイクロフォーンアンプリファイヤーAT-MA2を、今まで使用していた自作のマイクアンプと交換しました。
ちなみに購入価格は税込みで\3,132でした。故障等の返金保証も2018年4月5日までついてます。今日現在、ヤフーオークションで見ると中古で\5,000の開始価格、新品では、\7,430でしたので、価格でも、性能でもまずまず満足してます。

イメージ 1  イメージ 2

旧マイクアンプと交換後のAT-MA2
イメージ 3

マイクロフォンの無線機に入れるレベルの調整も随分と楽にできました。トランシーバーのマイクボリュームは10時の位置で十分に対応できます。今までは12時の位置でした。利得は最小時+20dBから最大時+50dBまでと、とても余裕があります。
とてもコンパクトで気に入りました。

時々 2nd STREET や HARD OFF  は見に行くと掘り出し物がでていることがあります。Hi! Hi!
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