jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2014年03月

Linux その31

風が吹いている旬の時に行うことこそが、一番物事が進展する。
論語に「楽しんで以って憂いを忘れ」というのが、論語の読み方に書いてありました。解釈は、自分から問いを発し答えを見つけることは最高の楽しみ方であるそうだ。目に見えない真実を探求していて、いつの間にか年をとってきていることさえ気がつかないほどであったという訳らしい。著者は自分もこうありたいと書いています。参照:海竜社「論語の読み方」

難しいことはさて置いて、Ubuntu12.04LTSのインストールしてあるノートPC(LaVie L LL500/1)のCardBusスロット用の無線LANカードの設定についても対応をしてみた。
まず、既にうまく設定できているSotecのノートPCとは同じようには行きませんでした。若干手順が異なりました。こう書いていることは、うまくいった事がわかりますよね。概ね、前回のブログに書いてあるとおりに項目を設定してゆくことで無線LANカードが動きます。

1.現在の登録してある無線LANカードのドライバを削除します。
以下の方法で、確認してから削除します。私の場合は下記のとおりです。

(略)$ sudo ndiswrapper -l
netg54s:driver installed
                         device (14E4:4319) present (alternate driver: ssb)

(略)$ sudo ndiswrapper -r netg54s
[sudo] password for 登録者名(略):**** ←ここにパスワード入力 入力時表示はされません。

(略)$ sudo ndiswrapper -l
でなにも表示されなけれは、ドライバーがうまく削除できてます。

2.次にUbuntuソフトウェアセンターを開いて、”bcm”で検索して、インストールされている無線LANカード関連のドライバやアプリを一旦全部削除してしまいます。下記の1から3を削除します。パスワードをそれぞれの削除実行時に認証として要求されますので、設定パスワードを入力して、完全に削除されます。
これはPC上に何もインストールされていない状態にする事が目的です。

-----1----------------------------------------------------------
Broadcom 802.11 Linux STA wireless driver source
(bcmwl-kernel-source)

-----2----------------------------------------------------------
Installer package for firmwara for the b43 driver
(firmware-b43-installer)

-----3----------------------------------------------------------
Utility for extracting Broadcom-43xx firmware
(b43-fwcuttre)

----------------------------------------------------------------
私の場合は、上記を全て削除後に端末(今はByobu Terminal)でリブートコマンドで再起動しました。下記のコマンドでリブートできます、とても簡単です。
(略)$ sudo reboot

 前にも書きましたが、使用している無線LANカードがb43のドライバーなので、削除したドライバの内2と3のみをUbuntuソフトウェアセンターを開きインストールします。使用する無線LANカードがBCM4318なので、1はインストールする必要はありません。(先にチェックしたドライバのリストにBCM4318は載ってないことは先のブログで記していて既知です。)

3.次のコマンドを設定しパッケージおよびPC上の設定を削除します。

(略)$ sudo apt-get purge bcmwl-kernel-source
パッケージリストを読み込んでいます...完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています...完了
以下のパッケージは「削除」されます:
     bcmwl-kernel-source*
アップグレード:6個、新規インストール:0個、削除:1個、保留:0個。
続行しますか[Y/n]? y
(データベースを読み込んでいます... 現在 180309 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
bcmwl-kernel-source を削除しています...
bcmwl-kernel-source の設定ファイルを削除しています...
update-initramfs: deferring update (trigger activated)
initramfs-tools のトリガを処理しています ...
update-initramfs: Generating  /boot/inird.img-3.2.0-60-generic-pae

4.ndiswrapper が起動時に読み込まれるようにします。

(略)$ sudo ndiswrapper -m
[sudo] password for 登録者名(略):**** ←ここにパスワード入力 入力時表示はされません。

module configuration contains directive install pci:v000014E4d00004318sv*sd*bc*sc*i* /sbin/modprobe ndiswrapper
;you should delete that at /usr/sbin/ndiswrapper-1.9 line 868,<MODPROBE> line 284 .

以下注意事項が続いて5行分の削除をすべきと表示されますが、そのままにしています。長いので、2つ目のみ

module configuration contains directive install pci:v000014E4d00004318sv00000342sd00001154bc*sc*i* /sbin/modprobe ndiswrapper
;you should delete that at /usr/sbin/ndiswrapper-1.9 line 868,<MODPROBE> line 285 .
~(略)
以上ですでに無線LANカード(WLI-CB-AMG54HP)の接続LEDのGとLINKのLEDがそれぞれ点灯、点滅し動作しています。
イメージ 1

やはり、手順をきちんと行うことで、なんらトラブルもなく設定ができることがわかります。 USBの無線LAN子機は本当に設定が対応済みで超楽チンだったですが、PCカードスロット装備の旧ノートPCではこの無線LANカード設定方法が必須です。
(注意:必ずしもうまくいく保証はありませんので、ご注意ください。あくまでも私の場合の環境で、うまくいったということですので、ご理解ください。)
しかしながら、CARDBASスロット用無線LANカードでもデータ転送スピードが最大54Mbpsであるので、速度が必要なときは300Mbpsの最近のUSBの無線子機に変える必要がありますね。つづく

Linux その30

無線LANカードのUbuntu12.04LTSの動作を再度確認することにしました。今一度確認してみようという気持ちになったのは、もったいないから♪もったいないから...♪なんて歌がどこかで聞こえたような気がしたのもある。日本人は本当にものを大切にする民族です。実は、新しくするすべのマニィー(:money)がないのが本当だったりして?ものは言い様ですね。そんなことは、あるようなないような?ないにこしたことはないですが。まっ!新しいものを購入して確認する為には、リッチ(rich)条件が必要です。
さておき、ことごとくBuffalo の無線LANカードWLI-CB-AMG54HPのUbuntu12.04LTSでは、さまざまな方法を行ってみては、次々とNGでしたが、なぜだったのか?根本的なところから確認してみることにしました。インターネット情報どおりの無線LANカードのドライバ設定方法で、問題はないのか?ということが一番気にかかりますが、ネット情報は正しくもあり、正しくもなく、最終的に個人の責任で判断しなければなりません。てな事をいってもよくわからないですよね?まず最初に正しいと思っている使用しているカードの型式が使用しているドライバの対応型式にあるのかを確認するのが一番重要な事になりそうです。
今一度Ubuntuソフトウェアセンターを開き、使用しているドライバを確認してみました。
イメージ 1
イメージ 2

まず実際に自分のPCで使用しているハードウェア情報を確認しておかなければ上記の型式と比較できませんね。ということで、PCの電源を入れる前に先にPCカードをノ
ートPCカードスロットに挿してからUbuntuを起動します。そして端末を開き以下のコマンドで確認します。特にrootモードにしなくても大丈夫です。

$ lspci
すると以下のように一番最後の行に私のPCでは表示されました。
~途中省略
02:00.0 Network controller:  Broadcom Corporation BCM4318 [AirForce 54g] 802.11a/b/g PCI Express Transceiver (rev 02)

LEDは点きませんが、ハードはきちんと認識されています。
型式はBCM4318であることがわかります。これが最初のドライバリスト上にあるかというと、記載してあるのは、下記です。

BCM4311,BCM4312,BCM4313,BCM4321,BCM4322,BCM43224,BCM43225,BCM43227,BCM43228-based

対応する型式の中にはありません。これではドライバ違いで動作しないわけです。
型式がBCM4318とわかったので、インターネットでUbuntuの質問サイトを情報検索しました。以下そのサイトのリンクです。

http://askubuntu.com/questions/55868/how-to-install-broadcom-wireless-drivers-bcm43xx

How to install Broadcom wireless drivers? (BCM43xx)
の見出しがそれらしく該当しそうなので見ていくと質問内容で、たくさんのBCM型式のPCIカードでの設定状況があり,まさに次の項目で今までの状況が一致しました。

install from Terminal/Synaptic (In case Software Source/Additional Drivers does not work)

上記の対応として私の適当な要約または翻訳アドイン機能使用したりすると次のようになりました。
1.いままでに入れているドライバをアンインストールする。
  sudo apt-get purge bcmwl-kernel-source
2.B43-fwcutterをインストール:ファームウェアB43インストーラ -あなたはBCM4306 / 3お持ちの場合、BCM4311、BCM4318、BCM4321かBCM4322(のみ14E4:432B)
3.sudo apt-get install b43-fwcutter firmware-b43-installer でファームウェア関連をインストールする。
特に2ではチェックした型式が見事に該当しています。
またこの3つの対応を行っても動かない場合は次のようにするように記載がありました。
4.重要:あなたがUbuntuの12.04以下の古いバージョンを持っている場合は、次はあなたのために良いだろう。
sudo apt-get install linux-libc-dev libc6-dev linux-headers-generic-pae linux-headers

1の削除はさておき、私の場合は、説明にあるとおりに2,3,4を順番に行っていきました。一部すでにインストール済みとであると表示されたりしますが、気にせず設定継続してゆきます。
イメージ 3
途中は延々と同じようなlinux-headersの型式がつづくので省略
イメージ 4

上記の2,3,4を順番に設定すると無線LANカードの接続ランプが点灯しました。念願の接続LEDの点灯です。G点灯、LINKのLEDが時々点滅します。
ちなみに
G:周波数帯2.412~2.472MHz、
データ転送速度54/48/36/24/18/12/9/6[Mbps]
で動作のようです。

イメージ 5

最後に設定でwlan0が設定されているかを一応次のコマンドで確認しました。
$  iwconfig
 みごと親機のアクセスポイントが認識されています。

後先になりましたが、すでに上記の無線LANのPCカードについて接続情報に、親機のSSIDとデバイス(子機)のMAC情報を事前登録しておく必要があります。忘れずに!
イメージ 6  イメージ 7

イメージ 9  イメージ 8

やはり、情報は鵜呑みで行わず、現物のデータが該当しているかを確認した上で行うことが一番重要であることが再認識できました。いままで行っていたことはいったいなんだったのかを考えると、古いタイプの無線LAN用PCカードで、先のインストールドライバに該当するものがある場合の手動での設定の仕方であったことがわかります。インストールするドライバは型式が該当しているかを確認すべし!です。
もう一台NECのノートPCがあるので、同じように無線LANのPCカード設定をしてみようと思う。今日はとても気持ちが良かったです。つづく



Linuxその29

無線LAN子機のPCIカードは、なかなか回線ランプがついてくれない。いろいろとトライしているが、まだだ。無線LANのネットワークの表示もでるように対応し、システム設定のネットワークでも表示されるのだが、ファームウェアが設定されていないと出る始末だ。
今回使用しているのは、WindowsXpでは問題なく動作しているBuffaloのAirStasion
WLI-CB-AMG54HPです。一応子機の確認として端末で $ lspci 以下を確認してある
カード/モデル:BCM4318
PCI-ID:[14e4:4319]
対応はUbuntuではb43になります。
やったことは、下記の通りです。
#dmesg でエラーなどの確認などである。[私の10年日記]のサイトを参考にさせていただきました。(ほぼそのままです。)
以下がエラーの部分の抜粋した部分です。

b43-phy0 ERROR:Firmware file "b43/ucode5.fw" not found
b43-phy0 ERROR:Firmware fiel "b43-open/ucode5.fw"not found

この下には丁寧に、確認するように書いてあるサイトアドレスまで記載されています。
http://wireless.kernel.org/en/users/Drivers/b43#devicefirmware

対策は上記のサイトに英語でありますが、[私の10年日記]でまとめてくれていましたので、大変助かりました。Hi!

再度ファームウェアを端末にて管理者モードに設定後インストールします。
# sudo apt-get install firmware-b43-installer
上記の通りとやってみても最新の状態である(インストールずみ)と出てしまいます。
システム設定の詳細で、すでに最新の状態にしてありましたので、あたりまえと言えばあたりまえですね。しょうがないので、インストールされたとして、その後はサイトの記載どおり以下の手順で進めました。

#modprobe -r b43 bcma
#modprobe -r brcmsmac bcma
#modprobe -r wl
#modprobe b43
#modprobe brcmsmac
#modprobe wl


以上で一応終了。確認はiwconfigです。
#iwconfig
ここでサイトではうまくいったとなっています。が私のUbuntuでは対応する無線LANのPCIカードのwlan0が表示されますが、中の電力を示す部分が、0dBmなのです。Tx-Power=0 dBmとなっているのです。つまり電波が出ていないことを示しています。
ということで、PCIの無線LANカードはまだ使えることは使えるとおもいますが、周辺機器では古い部類になっていますので、一旦保留ということにします。もうすこしなのではと思っていますが、やはり今はUSB対応のUSB子機が旬なのでしょう?と言うことで、実際にUSBの無線子機で試すことにしました。
無線子機のPCIカードを抜いて、ここにHARD-OFFでただ同然のような値段で購入しておいたIOのUSB2ポートのPCIカードを挿入設置、USB2.0の規格のポートを2つ増設しました。この一つにBUFFALOのUSB2.0用で300Mbps対応のWLI-UC-AG300N(HARD-OFFで\2500円)を挿入して確認です。結果は何もしなくても、さすだけで認識されました。何とあっけない。やることは無線親機の選択(SSID)とセキュリティのための親機の暗号キーの入力です。今回の親機は300MHz対応で先のUSBプリンターをみんなで使えるというAirPort WN-G300DRにしました。当初から54MHzが最大の東日本NTTのPR200NEの無線LANを変えようと思っていたのでやってみました。速度も70Mbpsとか十分に前より速くなっています。申し分ありません。Linuxを動かしているPCは遅いので、回線が速いに越したことはありません。回線も遅かったら泣きっ面に蜂で、目もあてられませんから。ひとまずノートPC(LaVie L LL500/1)へのUbuntuのハードディスクインストールも無事終了し、無線LANも接続OKとなりインターネット閲覧も問題なくできるようになりました。一応この状態でXYL(妻のこと)に渡せそうです。事前に要望として、XpのIEのお気に入りを入れてほしいということと、エクセルの自動計算がUbuntuの互換アプリでできるかの確認を行いました。また今回は料金が安くなっているのでプロバイダの乗り換え変更をしました。新たにメールの取得になりましたので、メールアプリ(サンダーバード)の設定も行っています。まだ細かいところで対応が必要な点がありますが(プリンタドライバインストール、動画閲覧処理ほか)完了ということにしました。細かい点は他のノートPCでも同じですので、対応出来次第導入してゆくことになります。
なおこのブログは早速Ubuntu12。04LTSで書いています。
何か画像がないと寂しいので、早速Ubuntuソフトウェアセンター(Ubuntu内に初期インストールされています。)からダウンロードした、キャプチャーアプリのShutterでのキャプチャー画像を載せます。オリジナルは.png画像保存です。画像のソフトでjpegにし容量を減らしてアップしました。
イメージ 1

ネットアップもできて満足しています。いろんなアプリがあるので、当分楽しめそうです。
つづく

Linux その28

ブログですごいなと思った。私が、ド素人なのだから当たり前といえば、そんなでもないか?オタク様、いや専門家の神のおおせならぬ、助言をしてくださった方がおりました。いやはや、とてもうれしいですね。いずれ自分ではどうしようもない場合は、ubuntuのフォーラムに尋ねようかなどと思ってもいたのですが、本当にありがたいですね。助言は本当に悩んでいるときは、ちょっとしたことでも原因にちかいところまで理解できたりとかなりの闇から抜け出しのワープができてしまいます。頭も冷やすことにもなりました。
新たに次の様にしてみることにしました。ubuntu12.04LTSのインストールのまだやっていない方法を試す。ということです。直接のHDDのパーティションを切っては、NGだったことはNGですが、それはやり方にも原因があった可能性もあると思われます。WindowsXp上でのアプリとしてのubuntuのインストールを試していないので、ひとまずこれをやってみることにしました。
外付けのHDD(120GB:前のLogiticの容量増設HDD)に本体のWindowsXpとは別にUbuntuをインストールする方法です。手順としてはDVDでの起動で試しとHDDのインストールの選択でHDDのインストールを選ぶ方法です。インストール先のHDDを外付けのHDDに指定するだけです。まずいままでと同じく、言語設定、時間設定等々、インストールは何も問題なく無事終わりました。例によってPCの再起動です。一応XPとLinuxの選択にブートローダーが立ち上がりLinuxが立ち上がるかの確認です。特にインストール時にはなにもやっていません。結果はNGです。外付けのHDDのシステム起動できません。前と同じような感じで、システムのない場所から起動しようとするため、エラーが出ています。この原因として、私のLaVie L LL500/1はBIOSでのUSB起動ができないことがありました。USBからの起動が設定上(BIOS)でないのが原因かなとおもいましたが、一応念のためにUSBから起動できるようなアプリを利用して確認してみました。
plpbt-5.0.14 というソフトウェアです。前は3.5インチのFD(フロッピイディスク)からのBIOS起動にてUSB起動しましたが、今回はFDでもいいのですが、ISOファイルがありましたので、CD(700MB)に焼いて現在のBIOS設定を変えることなくUSBの起動ができるようにしてみました。この方法はこの類のUSB起動のできないPCでは意外と使えるアプリです。LinuxはすでにHDDにインストール済みですので、CDドライブは空いていますから問題ありません。まず結果ですが、結果起動しませんでした。結果は簡単ですが、ブートローダーの設定に原因があるのでしょう?まず今回は、あまり深追いはしません。次にまだやっていない方法のひとつとして、DVD起動からのHDDインストール選択で内臓のHDD(WindowsXp)のパーティションを切る、XpとLinuxのデュアルブートする方法です。試しでのUbuntu起動からのHDDへのインストールはことごとくNGでしたが、この方法に少しの期待をかけて行うことにしました。

イメージ 1
HDDへのDVDドライブよりのインストール中
イメージ 2

結果からいいますが、失敗ではありません。HDDインストールでのデュアルブートでのLinux起動成功です。ここで、心の中でやはりガッツポーズしました。長かったですが、今までさまざまなインストールは寄り道だったのでしょう?とても長かった感じがします。こんなメモリ:512MB、CPU:900MHzのノートでも30GBのオリジナルHDDを80GBにわざわざ置換して、Ubuntuの雑誌まで買って、とインストールしがいがありました。もうすぐくるWindowsXpのサポート終了までにはと思っていましたが、今日3月22日(土)にUbuntu12.04LTSのノートPCインストールが成功しました。今のところは、うれしさで満面の笑みですが、喜んでばかりもいられません。無線LANのPCIカードが認識できていない問題が残りました。これはいま現在対応中です。これも意外と大変で、フォーラムの資料が役に立たないというか、提示されている方法のその前の段階の問題があるのに~!といった感じで、ネットサーフィンちゅうです。つづく

イタリア風コートハンガー修理

長年使用していたコートハンガーが、柱の上部の節の部分から落ちてこわれてしまいました。柱は3本の構成でそれぞれにオスネジと雌ネジが埋め込みしてあり、つないでいます。2段目の下側の雌ネジの溝が減ってなくなったのが、原因のようです。結構ハンガーをくるくる回したりして服を取っていたことが、溝を少しずつ削ってしまって
いたようです。

イメージ 1イメージ 2イメージ 3




















デザインがイタリア風とかなりクラッシックで気に入っていたので、何とかゴミにせず修理をしたいと思い、ホームセンターに行って代替の雌ネジのパーツを探しました。コートハンガーのネジは3/8インチのピッチネジでISOのM10ではだめで、1件目ではありませんでした。次のホームセンターではコンクリート用と用途が別でしたがユニカ製ユニコンアンカーのバラ売りで寸法の合いそうな3種類の雌ネジがあり、購入しました(合計\78)。実際に使ったのは3本中の1本UC-3030BXの@\28のものです。

イメージ 4

まずは雌ネジをきってある部分を取り外ししなければなりません。取り外しの当具としてインパクトドリルにアダプターをつけて行うことにしました。
以下の道具を使いました。

イメージ 5

穴の中の雌ネジを上記の道具で全部とりさりました。削り取った穴に実際にユニコンアンカーをとりつけますが、若干ゆるくなってしまいました。少し削りすぎたようです。このまま穴は使うとするとエポキシの接着剤がいりそうです。裏の小屋においてあるのでとってきてこねることにしました。30分硬化タイプなので急いで作業する必要がなくゆっくりと作業できるので、私に適しています???。十分な量で穴とユニコンアンカーに塗りつけ嵌合し完了です。後は硬化するまで十分に待つことにします。30分で硬化ですが、急いでハンガーをかける必要がないので、明日まで放置しておきます。以上で修理完了としました。
イメージ 6

これで、イタリア風コートハンガーが役目をまた果たすことができるようになりました。今後はあまり回さずに丁寧に使おうっと! 

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