jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

2009年11月

SSB信号発生回路作製

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SDR受信は各種提供されている受信プログラムでも自作のVB6のプログラムでも受信できたが、SSBの発生の回路は意外と情報が少ない。パソコンと絡めて使用するような情報もあまりない。すでにインターネット上で公開されているJI3GAB局のSSB発生プログラムのホームページ上に載せてあったコンバータ回路を参考に455kHzSSBの発生回路を作製することにした。氏はSDR分野の送信用のプログラムを作成し公開しているので、アマチュア無線界のSDR分野で知らない人はいないくらい有名な方です。氏の回路ではゲートICを使い信号である12kHzとキャリアでIFの455kHzのSSB信号を発生変換する回路でとても簡単にまとめられています。
私の手持ちのゲートICで4053が一個しかなく447.44kHzのキャリア発振用として使っているもう一個の分周用の4053を、別のゲートICで設計し代用することにした。4053の内部でやっていることを分周の原理回路をシリーズに組み合わせて作製しました。この回路は2009年の1月19日すでに、SDR受信の実験で使用していたものです。回路を添付してあります。
源発振用のクリスタルは3.579545MHzをインバータのMC14049Bで発振させ、2個さらにシリーズにバッファとして使い次段の分周ゲートIC TC4013BPに入れて1/2分周し1.789MHzを得ます。次に同様にTC4013BPに入れて更に1/2分周し0.895MHzを得ます。最後にもう一段TC4013BPに入れて1/2分周し目的の0.4474MHzを得ます。このようにDフリップフロップをシリーズ接続し分周処理することで簡単に4053の代用ができます。変換用のキャリアは上記回路を使用してあります。SSB信号は氏のパソコンプログラムを使用します。作成されたSSB信号がサウンドカード出力から出てきます。(8kHzSSB)今回の作製はサウンドカードからのSSBオーディオ出力をシングルのOPアンプを2個使い位相をずらしマルチプレクサの4053に入れて、上記キャリア発振の出力周波数447.44kHzでスィッチングすることで、4053の出力14ピンに455kHzのSSBが出力信号が発生出力されます。この出力を一石のトランジスタIFアンプで増幅しこの後のセラミックフィルタで目的の455kHzのSSB信号の片側を通過させてSSB信号を得ます。元信号を≒8kHz(7.56kHz)として考えましたので、実際の4053の出力には439kHzのイメージSSB信号と455kHzのSSB信号成分が現れることになります。使用したセラミックフィルタはFタイプですので、455kHzを中心に-6dB帯域は12kHz、-50dB帯域は24kHzです。通過帯域は443kHzから467kHzまでがー50dB帯域となりますので、このフィルタでは439kHzのイメージ信号が帯域外となり減衰され455kHzの成分のみが通過し目的のSSB信号ができます。しかしながらキャリア周波数は447.4kHzなのでこのセラミックフィルタではキャリア漏れが相当あると思われます。よってセラミックフィルタとしてはHタイプのフィルタ-6dB帯域6kHz、-50dB帯域16kHzがキャリア漏れなく使用できそうです。手持ちにないので通販で購入準備しなければなりません。とにかくフィルタ以外は回路は組み立てが終わったので順次回路の動作確認をしてゆきたいと思います。完成した基板の写真を添付しておきました。つづく

モンゴリアとの交信

夜の9時39分に7MHzをワッチしていたところJT1CO局がCQを出してきた。周波数は7.154MHz、シグナルはとても強くオーバーS9+20dBである。誰も応答しないのでコールしてみたら
1発でとってもらえた。隣の町でCQを出していたかのような強力な電波であった。RSリポートを交換しQSLインフォメーションはQRZ.COMということだった。インターネットの情報で検索しQTHはモンゴリアのウランバートルであることが判った。通信距離にして2805kmの交信でした。この時間帯は意外と2000kmから3000kmぐらいの距離がよいのかもしれない。電波はあまり出ていないだけで、案外通信は問題なくできるのかもしれない。ちなみに7MHzで国内の局は1局だけJR3GAL局が交信しているのがRS59QSBで聞こえていた以外ほかはまったく聞こえませんでした。国内の交信が夜分できるようになるのはいつのことやら。当面は秋から冬のDXコンディションだろうか?
メインのアンテナが壊れているのでどうしようか?当面はダブルバズーカ6mH、と1/4λバーチカルの0.5mHの2本のどちらかでの運用である。モンゴリアとの交信はダブルバズーカでした。ビームをはやく直したいが、足の打撲がなおらない...頭がいたい!。

MICアンプ配線改良

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バンドを変えて送信したりすると、ピーピーギャーギャーいっていたので、少しマイクアンプの回路の配線を工夫してみた。内容は、マイクロフォンのアース線と、出力のアース線を今までは、ワイヤーで5cmぐらい引き回していましたが、これを直結しワイヤーをなくしてみたところ回り込みがまったくどのバンドでもなくなりうまく安定動作するようになった。空中配線での1石のマイクアンプであったので、回り込み防止は無理かと思っていたが、一点アース方式は高周波の回り込みにとても効果があることがわかった。以前のマイクアンプの写真中にあった赤のワイヤーを取り去って入力のアースと出力のアースを直結した。その写真を添付しました。まだ基板化していませんが、当面このままでいくかなー?
コンデンサーマイク用の1石のマイクアンプの回路図も添付しました。入力側のコンデンサで104とありますが、103の間違いです。未記載のコンデンサはタンタルコンデンサの1μF35Vです。

NORTH AMERICA NICARAGUA SWL

昨日7MHzでの国内QSOが聞こえないかとバンドをワッチしていたところとても強力な信号が聞こえてきた。時間は夜の22:14、コールサインはYN2N、ノースアメリカのニカラグア局であった。CQhamradio2009年10月号別冊付録のDX WORLD ATLAS(アマチュア無線用世界地図帳で調べてわかった。RSシグナルレポートは了解度5 信号強度9プラス の59+(ファイブナインプラス)である。この間の強力な風で私のタワーの2EL HB9CVが給電部バランの片側の線がきれてDP(ダイポール)並みとなってしまったため交信はあきらめたが、ほかのバーチカルアンテナでひとまず呼んでみた。まったくとってもらえない。周波数は7.094MHzで数回試みたがまったくだめであった。しばらくすると7.095MHzでアジアDX局がローカルラグチューをし始めたためQRMがいっそう激しくなってほとんどYN2N局の信号がかき消されてしまう状態となっていった。しばらくの間は信号がQSBで浮き沈みがあったが、これほど強力にノースアメリカの信号が聞こえたのは久々である。交信はならなかったものの冬のDXのコンディションとは、このような状態のことなのか?とふと思った。フォーンバンドはこの1局だけでしたが、電信でもダブリュー局(USA)が聞こえているのでは、とふと思い7MHzのCWバンドをワッチしにいってみた。強力な信号はローカルDXの韓国局DS4DBF RST599、タイ局HS0ZCW RST599、他にも数局強く信号が聞こえてきた、SSBでは国内局はまったく聞こえなかったが、CWでは、JR1CFP局が聞こえていた。7.013MHzにダイヤルをあわせたところ、ツートト、トトトトツー、トツーツーツーツー、トトツー、ツートトト、ツートツーツーと聞こえてきた、D41UBY 局である。例のごとく付録地図で確認した。な、なんとCapeVerde アフリカである。RST599 QSBはあるものの非常に強力である。少し手崩れしたようなキーイングではあったが、こんなにも強力なアフリカの信号がきこえるとは夢にも思わなかった。今日のコンディションは特別なのだろうと思った。CWはSSB以上にDX局が聞こえている、今後はCWでがんばってみるか.....と思った。
ところで、私のアンテナいつ直そうか、まずいことに椅子の足に左足の薬指をぶつけて打撲してしまった。当面タワーには痛くて登れそうもない。3本のうち2本もアンテナを強風で壊されてしまったなんてなんと不幸なことか?次のアンテナは別のバンドのアンテナにしようか?現在思案中です。つづく

W ダブリュー(USA)とのQSO

久々に7MHzでの交信ができた。アジアのDV9XO局がW向けにCQを出していたが誰も応答しない。早速周波数が空いた。周波数を設定し私のアンテナをWに向けCQを出して見た。KI6LZ局が呼んできた、最初私のコールサインを間違えてコールバックしてきたが、こちらもプリフィックスがよくわからなかった。??6LZとエリアナンバーとサフィックスだけは確認していたので、再度プリフィックスを教えてくれといってみた。数回のやり取りでコールサインはすべてSOLIDコピーできた。相手の信号強度はRS59、時間はJSTで19:21、相手の名前(ハンドル)はGEORGE(ジョージ)QTHはウエスト・ロスアンジェロスといってきた。アンテナはMAXで17mHとのこと。ロスアンジェロスでは今朝はJA(日本)局がよく聞こえているといってきた。時間は早朝3時、ジョージは起きたての眠たそうな声だった。数回のやり取りで、コンディションが変わってきた。QSB(フェージング)があるとのことだっだので再会の挨拶をして交信終了となった。この交信の後30分くらいCQを出してもまったく誰も応答がなかった。Wとのコンディションが落ちたのかと思いながらもCQを出し続けてみた。誰かが、呼んできた。コールサインを確認したところ、30分前に交信したGEOGEであった。信号は前よりも強力でRS59+であった。30分前に交信したよと話したところ、了解していた。再度再会の挨拶をして交信終了となった。その後JST20:25にAE7CJ局が呼んできた。了解度は5、信号強度は7、のRS57であった。オレゴン州ワシントンカウンティからのコールでした。相手のハンドルはJohn(ジョーン)信号はQSBがかなり激しくRS57からRS45ぐらいまで変化していた。本日は、少しコンディションが良かったようですが、バンドワッチした限り聞こえているWのDX局は1,2局であった。バンドのノイズも気になるぐらいになってきたので、今日のDX交信は終了することにした。このコンディションで2局も交信できたのはラッキーでした。
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