TS-140Sにシリアル通信用のボードを
取り付けまで終了していますので、USBのRS-232Cインターフェースに繋ぐための本体へのコネクタ取り付けと、USBのRS-232Cインターフェースとの中継ケーブルの作製、および、ハムログでの周波数読み取りの確認を行いました。

ほぼ9割がた終了していましたので、あとは、USBのRS-232Cインターフェースとの接続さえできれば、完了です。

専用の中継用のケーブル作製を行いました。
ヒシチューブで端子間のショート保護してます。
ケーブルは、端子を覆う金具についているケーブルカシメで動かないようにカシメておきます。
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ソケットを取り付けて終了です。
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8ピンのメスDSUB 9ピンはPC98用のあまりのケーブルを使っています。

TS-140S本体へのRS-232Cボードからのコネクタの半田付けです。
5Pなのですが、8Pで代用です。使う5ピンの位置は同じなので使用しました。
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TS-140Sのシャーシの空きに取り付けます。
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TS-140Sの取り付け後のケーブルの引き回し
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以上ですべてTS-140SへのRS-232Cボード組み込み完了しました。
配線は、間違いないようなので、ケース裏蓋を取り付けて、最終目的のハムログでの周波数読み取り確認です。
結果から言いますと、1発でOKでした。
USBのRS-232CインターフェースはCOM10ですので、ハムログの環境設定、入力環境設定をそれぞれ設定します。

KENWOOD-1 or ICOM で COM10、ボーレート:4800bps、ストップビット:1 に設定です。
HAMLOG環境設定5

入力環境設定のリグ接続設定では、KENWOOD-1、タイマーコマンド:3、 KHz四捨五入(任意)に設定します。
HAMLOG入力環境設定-リグ接続設定

ハムログを一旦終了させ、再起動します。TS-140Sは電源を入れて、RS-232Cの中継コードで本体とUSBのRS-232Cインターフェースと接続しておきます。
既にハムログ設定してある条件で、シリアル通信が行われます。入力の[A]フォームを表示するとシリアル通信が開始されます。無線機につながなくても、動作しているのはUSBのRS-232CインターフェースのLEDで確認できます。TS-140Sの無線機が繋がっていれば、ハムログの入力[A]フォームの周波数欄に無線機の表示されている周波数が読み込まれます。

シリアル通信している動画です。
https://youtu.be/xP7kGdVsIEM



TS-140S /TS-680S 用のシリアル通信ボードの取り付けと、ハムログでの周波数読み取りはいとも簡単に終わってしまいました。あとは、QSOでハムログ連動で有効に使用できるようにとても便利になりました。古い無線機では、シリアル通信はオプションでの追加が多かったようです。結構このボードはこのころのV・UHFでも同じようなオプション使用のようです。

いままで、保留で出来なかったことが1つ終了しまた。できてしまうと、あっけないものです。まだまだ保留していることは山ほどあります。ある日突然取り掛かる意欲が湧く日が来るまで、時を待ちましょう!

つづく ?