天気も昨日と打って変わって、強風とパラパラですが、雨も降っているので、修理が済みタワー設置済みの3.5MHzセンターローディング短縮ダイポールの共振周波数を下げる為の追加コイルを作成することにしました。現状の共振周波数は3.575MHzあたりのため約25KHzほど下げるのが目的です。いわゆるカットアンドトライ型で行う予定なので3種類ほど作製しました。コイルの径は塩ビパイプの20Φを使い2種類、ノリの瓶(直径約5cm)を使い1種類の計3個作製しました。コイルの線材としてはアンテナ線と同じステンレスワイヤー1.6Φを使いました。接続には圧着端子(銅線用裸圧着端子のR2-6)を使い現状のアンテナ側とはボルト締めで繋ぎます。また、ステンレスワイヤーの半田(goodのソルベットステンレス用はんだSD-38)とステンレス用のフラックスを使って圧着後半田補強もしています。

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一番下の約1ターンコイルがインダクタンス(小)、左上が2ターンコイルでインダクタンス(中)、右上が4ターンコイルでインダクタンス(大)という感じです。1ターンのコイルは直径が5cmと他の小、大コイルとは異なりますが、おそらくこれぐらいでいいのではという感覚で作っています。ワンターンとはいえ、長さは30cmのワイヤーです。

このコイルを作っていて思ったのですが、アンテナを高い周波数で作製しておき、Lの追加で周波数を下げて使うのは、3.5MHz帯の許可周波数帯のアンテナには丁度良い方法だという事です。メーカーもコイル切替でバンド拡張対応をやってますよね!
こんな周波数拡張のことも考えながら、作製していました。3.5MHz帯の下側から上側までの間での切り替えでもいいと思います。例えば、共振周波数雨として3.525MHz当たりと3.550MHzの切り替えでもいいと思います。切り替えボックスは必要になりますが。Hi !

再生した3.5MHzセンターローディング短縮ダイポールの設置後の写真を載せます。

天気のいい朝に取りました。       昨日の夕方にタワーを伸ばし撮影
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ワイヤーでコイルのエレメント先端側を吊りましたので、だいぶグラスロッドは風圧で折れにくくなったと思います。

天気のいい日に、今日作製した3種類のインダクタを使い、3.5MHzのアンテナの共振周波数調整を行いたいと思います。どれか一つ丁度いいコイルであればいいのですが。

つづく ?