昨日は朝雪が降って積もるぐらいの勢いがあったのですが、昼には全部溶けて、午後は天気が良くなりました。天気が良くなるとアンテナをいじりたくなります。今回は730V-1の各バンドの共振周波数を丁度いいところに合わせたくての調整になります。私の730V-1は根元のアルミパイプと次のパイプとの取り外しができない状態となっていたので、接触不良が起きないようにビスで止めています。なので次段のパイプとでの長さ調整は基本的にできないようにしてしまっています。今回は水平に設置する状態での各バンドの共振周波数を良いところに設定するのが目的です。単純に2mHの高さにて共振周波数を7MHzで確認すると、7.025MHz当たりにありました。私の設定目標共振周波数は7.125MHzです。あまり意図はありません。他のバンドもかなり低めとなっていました、まずやれるのは一番元のパイプのカットです。先端でも7MHzは調整できるので7MHzは、さておいて、どちらかというと他のバンドの共振周波数を合わせることになりました。最初に2cmカットしましたが、さほど、高い周波数もかわりませんでしたので、思い切ってさらに4cmカットしました。

アンテナのパイプのカット風景
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     最初の2cmカット        2cm+4cmカット(両エレメント)
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次が高さ約2m での730V-1の水平での各バンドのSWR最下点の共振周波数です。

f0=7.123MHz, SWR≒1.35       f0=14.127MHz, SWR≒1.55
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f0=21.151MHz, SWR≒1.20       f0=28.118MHz, SWR≒1.35
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一応バンド内にはあるのですが、もう少しHFの高いほうは共振点を上げたいです。
根元のパイプのカットはこれ以上は、やりたくないので、バランとアンテナの結合の部分が少し長かったので、少し短くしてみました。

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バラン-アンテナ間の配線を短くした後での各バンドの共振周波数とその時のSWRです。
f0=7.139MHz, SWR≒1.35       f0=14.154MHz, SWR≒1.55
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f0=21.210MHz, SWR≒1.08                   f0=28.437MHz, SWR≒1.15
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少しパランとアンテナの部分も共振周波数に大きく影響しているようです。少し7MHzは高めですが、調整は先端のエレメントを伸ばして下げることは可能です。この7MHzを除いて14,21,28をほぼ、フォーンバンドの私の目的共振周波数に合わせることができました。2mの高さでの調整ですので、大地との容量で少し共振周波数は下がっていると思います。タワーに取り付けると10KHzぐらいは上がるとみています。
これぐらいが丁度いい共振周波数ではないかと思います。

このアンテナはのタワートップに現在ある、自作の短縮ダブルバズーカアンテナを下ろしてからしばしの間、上げておきたいと思っています。下したダブルバズーカはもう一本こしらえて,2ELのHB9CV化へという目論見ですが、なかなか進みません。進行は天候次第でしょうか?メタボも調整しないと、タワーに上るのがつらいところです。Hi!

つづく?