便利なハムログのシリアル通信での周波数読み取り設定の忘備録をまとめることにしました。時々チョットしたことで、読み取りできないことも多々あった為です。要らない時間を費やさないように動作時のハムログ設定、VSPE設定、PCのCOMポート設定を纏めます。
最初は、パソコンのシリアル通信のCOMポート確認してから設定をします。
コントロールパネルからデバイスマネージャーをクリックします。

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パソコン上のシリアルポートは3つあります。
未使用のCOM5
インターフェースのCOM3
同じくCOM4

使うのはCOM3ポートです。
COM3ポートを無線機のシリアルポート設定に合わせ設定します。

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■VSPE設定アプリ
COM3をVSPE仮想COMアプリで 仮想ポートのCOM1に割り当てします。ハムログで使用するのがCOM1です。

VSPE仮想COMアプリは以下の設定です。

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設定はCOM3ポートをCOM1の仮想ポート(ハムログ設定ポート)にします。

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COM3のシリアルポートは下記の設定です。
無線機にて設定したシリアル設定に合わせます

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■ハムログ設定
YAESUのFT-2000Dは KENWOOD-1 で設定とあるので、紛らわしいですが、そのようになっているので、しょうがありません。

ハムログは環境設定の設定5で行います。
KENWOOD-1 or ICOMです。comポートは、仮想ポートアプリVSPEでCOM3をCOM1に対応させています。

comポートは COM1
ボーレートは 38400bps
ストップビットは 1
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入力フォーム上のFREQを右クリックして入力設定から、リグ接続設定タグをクリック選択します。

環境設定の設定5で設定した KENWOOD-1 or ICOM より KENWOOD-1のラジオボタンをチェックします。それと、FT-2000/9000 をチェックします。
ここで、忘れていけないのは、タイマー動作させるため(繰り返しインターバル読み取り)にタイマー・コマンドを0以外の数値に設定します。私は、3に設定しました。問題なく動作します。0設定だと、周波数読み取りをクリックしたときだけ1回読み取りします。ダイヤルを回しても、読み取りしてくれません。なので、0以外に設定します。
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ハムログは上記の設定でOK。
一旦設定を記録させるため、ハムログを閉じます。再度起動すると、自動で周波数を読み取ってくれます。

YAESU FT-2000Dのハムログ周波数読み取り用のシリアルポート設定 忘備録とします。