バンド切替ボックスも取り付け終わり、アンテナ切替コントロールSWも問題なく動作しています。何ら問題がありません。が、あえて言うと、LEDのケースへのレタリングをしていないので、見ただけでの視認性はあまり良くない状態です。なので、オプション的にセグメントLEDでバンド表示をすることにしました。最初からバンド表示をすればよかったように思いますが、当初は、マルチバンドのダイポール(7,10,18,24MHz)と3.5MHzとの切替だったため、セグメントLEDでのバンド表示は、全く頭に浮かんでいませんでした。単純にアンテナのAとBの切り替えといった具合です。今回は、途中から仕様を変えたため(14MHzと3.5MHzの切り替え)に、今回のようなオプション表示をさせることが出来ました。波長でいう20m(14MHz)と80m(3.5MHz)です。数字の2と8の切り替えを行うだけのとても簡単なセグメントの選択切替で接続されているアンテナの周波数がおのずとわかるという訳です。現在でも周波数帯をメートル表示で表しているので、何ら問題ありません。
「ハローCQ CQ CQ ハロー CQ トゥエンティ(日本語だと 20メーターバンド)...」
「ハローCQ CQ CQ ハロー CQ エイティ(日本語だと 80メーターバンド)...」と誰もが使っています。

という訳で、周波数のメートル表示で、今現在のアンテナがどのバンドかがわかります。
7セグメントLEDのバンド表示回路です。
リレーの記載のある回路が最終になります。(右上)
(0側はただ点灯させるだけなので記載省略)
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バンド表示LEDの追加接続回路の追加
ヒューズがなかったので、ケース内に0.8Aの
ヒューズを取り付け追加しました。
回路図へも追加しました。
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アノードコモン7セグメントLEDの接続
データシートを探す前に、実際にセグメントを
光らせて位置関係を確認しました。
確認程度なら、テスターで簡単に終わります。
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2と8の違いは、2の時は7セグの2か所が点灯してません。ということで、切り替えた時にこの2か所を点灯させるだけです。簡単すぎですが、一応コントロール切替回路からは3端子を持ってきます。(+13.8V、GND、3.5MHz時のLEDを点灯させているSW端子の13.8Vまたは、アンテナへ供給する+13.8VのSW端子のどちらでも可)ここでは、アノードコモンなので、2か所のセグメントを点灯させるためには、GNDに落とす必要があります。この為、切り替え時の+13.8Vの電圧でリードリレーをONさせて、接点接続時GNDに落すことで2から8に切り替わります。ここで使ったリードリレーは700ΩのDC抵抗で5V用です。この為+13.8Vには1.2KΩの抵抗を通して電圧降下させて、5VON動作させています。5Vで700Ωでは約7.1mA電流が流れます。1.2 KΩの抵抗で、約8.57Vの電圧降下に計算上なります。リードリレーコイル間には約5.23VかかりONとなります。1.2KΩの抵抗で消費する電力は0.06W 1/16Wなので1/4Wの抵抗で問題なし)
1セグメント点灯時には約1mA流れるようにします。これは、実際に光らせて明るすぎず、暗すぎずの確認実験で選びました。(電流制限用抵抗12KΩ:13.8Vに接続で電力は0.01587W 1/63W で十分1/4Wの抵抗で問題ありません。)
8表示で8.05mA 0は6.90mA トータル 14.95mA
2表示で5.75mA 0は6.90mA トータル 12.65mA
バラックで確認中のバンド表示セグメントLED
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実際のセグメントLEDとLEDの状態
     電源OFF → 電源ON時20mバンド(14MHz) → 80mバンド(3.5MHz)

電源OFF時
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初期時(電源オン)の20mバンド(14MHzアンテナ)
Aのレタリング側 
一番右のLEDは POWER ONのLED
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80mバンド(3.5MHz)へ切り替え時
真ん中点灯中のLED
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今回は、バラックでの動作確認です。後日はケースにDIN(メス)コネクタを取り付けて、DIN(オス)コネクタケーブルで接続し、7セグメントLEDを自由に設定したい場所に取り付けられるようにしたいと思います。
バンド切替SWの位置が逆のような状態ですが、(下側に来ている状態が本来の初期状態と思います。)オプションとして、今回のバンド切替セグメント表示がありますからSWの位置は全く問題なしということにしました。

つづく?