4バンドのバーチカルアンテナの作成と平行進行で、3.5MHzの短縮ダイポールの制作の準備に取り掛かりました。以前に実際に作成し使用してた物と同じものを再現します。とても軽くて、アンテナの設置はかなり楽でしたので、取り付けも、取り外しも簡単になります。
1994年のHAM Journal No.89 の 第2特集 続釣竿アンテナ大研究(蝦蟇(がま)マッチ方式を採用、共振点の調整がラク!! 短縮ロータリ・ダイポール・アンテナの実験で紹介された3.5MHz,7MHz,10MHzのアンテナのデータ中の3.5MHzのデータを参考に作成した物です。
そのまま使用できる心臓部のコイルと、ステンレスワイヤー(1.2mm)が1セットずつあったので、改めて作らずに、若干リペアして使用することにしました。

上側が今回使用する3.5MHzの短縮コイルで、下側は3.5MHz,3.8MHzのタップを出してリレー切り替えで使用していた短縮コイルです。バンド切り替えボックスを使い2バンドとしたいところですが、今回はコイル再利用もあって、3.5MHzの1バンドになります。
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コイル作成とスペーサーの工作の時間が減り、アンテナキット作成の感じで行えるので、今回は随分と、ラクチンです。使用するスタブ動作の一部分になるアルミのパイプは、どうしようかと思いましたが、これも、錆を落として再利用することにしました。結構アルミの腐食がありますが、磨けば何とか再利用できそうです。

釣竿を取り付けるための塩ビパイプです。  さらに補強のために中にはアルミの
アルミパイプのサイズが大きく釣竿が入ら  パイプを入れています。
ないのでこうなりました。補強にもなります。
アルミパイプは後で少し磨きます。                                                  
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以前作成した、ステンレスのアンテナ線のスペーサーは、日常生活用品です。
何かというと、布団干し用の押さえのプラスチックを利用しています。これが意外と丈夫で使用実績があります。                                              
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  使用するステンレスワイヤー(1.2mm)です。 
これ以上太くするとエレメントが垂れ下がり見栄え
が悪くなります。釣竿をワイヤーで吊る
(ステーを張る)方法もありますが。。。
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他には、スタブ電線を取り付けるパーツがありますが、これも再利用することにしました。結局ほとんど再利用です。なんか、最近手抜きが多くなった!? 結構防水の充填剤がついたままなので、後でこれを取り除き、磨いて使用できる状態にします。
      
  アルミパイプとの接触部はテレビ用の
ステーパーツの一部品です。
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スタブを構成するショートコンタクト用のパーツです。左側は以前使ってたルーフタワーの補強アルミの部分を利用したものです。真鍮の棒を挟み込みスタブ導通させて使用します。右側は、上のステーパーツと組み合わせて同じように真鍮の棒を挟み込みアルミのパイプとスタブを導通させ使用します。どちらも同じ機能です。どちらかを使いたいと思います。
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この外にはスタブを構成するための真鍮の棒(1m)または銅の棒(1m)があります。作製時にスタブショートパーツと同様にどちらか使うか決めたいと思います。
マストにつけるクロスマウントはTV用の物を使います。
釣り竿ですが、5.4mのグラスファイバー竿を使います。アルミのパイプ2mと合わせると全長約12.8mの3.5MHzの短縮ダイポールとなります。
今回はアンテナパーツの準備でしたが、ほとんどそろいましたが、再利用の為、結構磨き作業が残っています。

実は今日、10月11日(月)は休みを取っています。Hi !
天気がいいと良いのですが、予報では一日中雨の様!

つづく