最近Webでワンセグドングルを使ったSDRの情報がよく見かけられる。ヤフーでもJA7TDOさんがHFのダイレクト受信用に改造したワンセグSDRを出品していた。ついでにハムスクウェアをのぞいて見たら同じものがあった。なので、早速注文しました。注文したワンセグSDRの方は、届き次第試してみる予定です。参考のWeb動画を見る限り素晴らしいです。
いろいろとSDRラジオの情報が巷で持ちきりになっているので、流行のHDSDRがどういうものかと思い早速以前使用していたハードを引っ張りだした。ハードウェアは受信できるものであればひとまずは大丈夫だろうと思い、かの有名なハムスクウェアで購入した外部DDS(DDS34)対応のSDR基板だ。少し古いですが、問題ないです。

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基板にはバンドパスフィルターが実装されています。7MHzを聞くときのイメージや放送局の混変調を改善してくれます。専用の同調した7MHzのアンテナであれば十分です。OSCで使うDDS34のコントロールはVBnetでのサンプルプログラムを自分用に改良したものをつかいました。

まずは、HDSDRを起動してみました。
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 プログラムを走らせて見た瞬間グラフィカルなディスプレーなので、以前のアプリと違い、とてもいい感じです。帯域は、パソコンのサウンドカードなので44khzぐらいですが,DDS34で自由に周波数帯は変更できるので、特に問題はありません。フィーチャのノッチフィルターも、マニュアル設定で複数の設定ができるようです。また、自動でビートを検出して消してくれるオートノッチもついています。この機能に間してはレベルの変化のある信号では、消えたり出たりとあまりうまくないようです。ビート信号がなくなると、機能がリセットされるため、またビートが出るとビートが聞こえてしまいます。いったん検出したビート周波数でのノッチ機能をおわらせないで続ければいいのに!という感じです。任意ビートと複数の連続ビート用でしょうけど、電波ではフェージングがありますからリセットされる仕様だとうまくないです。Hi! 単体で複数設定できるマニュアルノッチで十分です。
いろいろと使ってみて、とても気に入りました。無線機のオプションのDMU-2000とかを予定していましたが、これを使ってみて、HDSDRが十分私の要求を満足してくれました。購入したワンセグSDRでは、連続での周波数受信が可能なようなので、次のOmniRigの機能を使うと、なおさら満足の上をいくと思います。少し先走ってしまいましたが、次はOmniRigです。これは何かというと、SDRでの受信周波数と無線機の周波数が同期するようにするアプリケーションです。ゼネカバータイプのトランシーバで対応している機種であれば、SDRで受信した周波数がトランシーバーにも反映されます。つまりSDRの周波数選択が同じようにリアルタイムでトランシーバーにも反映されます。とにかくうれしい機能です。この機能で、アマチュアバンドであれば、SDRの受信機で受信して、トランシーバーで送信するということができるわけです。HDSDRでは設定で送信ボタンを表示させて送信もできるようになっているようです。

まずは、OmniRigのサイトからのダウンロードです。
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自分のトランシーバーが対応しているか確認します。(該当していることが必須)
結構な機種が対応しています。スゴイ!
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以下からダウンロードします。
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以下はHDSDR上でのOmniRigの無線機に対しての設定です。
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受信の設定はこれだけで、大丈夫でした。もちろんパソコンからRS232Cで無線機に接続しておく必要はあります。無線機側でのRS232Cを使う為の各設定は、マニュアル等を見て、すませておきます。

 また、OmniRigは、なじみのある、最新のWinradでも対応していました。
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Winradでもまったく受信は問題ありません。後は好みということになります。私は最初の印象どおりHDSDRがグラフィカルな点で、とても気にいっています。アプリケーションは以前のアプリと比べて進歩していて驚くばかりです。

ハムスクウェアで購入したワンセグSDRは、昨日すでに発送しているとのことなので、今日届くと思います。待ち遠しいです。

別件ですが、最近ウィンドウズがセキュリティソフトをダウンロードして、再起動したときのことなのですが、ちょうどブログを書きかけていたときに、再起動がかかりデータが全部消えた。ついそのときは「せっかく書いたのにー!このヤローめ」とつい愚痴を発してしまった。今日ブログを新規作成をするときに、そのときのデータが残っているので、ダウンロードするか?というフォームが出てきてビックリしました。案外バックアップしてくれているんだと思い少しは感心した次第です。

つづく