無線LANカードのUbuntu12.04LTSの動作を再度確認することにしました。今一度確認してみようという気持ちになったのは、もったいないから♪もったいないから...♪なんて歌がどこかで聞こえたような気がしたのもある。日本人は本当にものを大切にする民族です。実は、新しくするすべのマニィー(:money)がないのが本当だったりして?ものは言い様ですね。そんなことは、あるようなないような?ないにこしたことはないですが。まっ!新しいものを購入して確認する為には、リッチ(rich)条件が必要です。
さておき、ことごとくBuffalo の無線LANカードWLI-CB-AMG54HPのUbuntu12.04LTSでは、さまざまな方法を行ってみては、次々とNGでしたが、なぜだったのか?根本的なところから確認してみることにしました。インターネット情報どおりの無線LANカードのドライバ設定方法で、問題はないのか?ということが一番気にかかりますが、ネット情報は正しくもあり、正しくもなく、最終的に個人の責任で判断しなければなりません。てな事をいってもよくわからないですよね?まず最初に正しいと思っている使用しているカードの型式が使用しているドライバの対応型式にあるのかを確認するのが一番重要な事になりそうです。
今一度Ubuntuソフトウェアセンターを開き、使用しているドライバを確認してみました。
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まず実際に自分のPCで使用しているハードウェア情報を確認しておかなければ上記の型式と比較できませんね。ということで、PCの電源を入れる前に先にPCカードをノ
ートPCカードスロットに挿してからUbuntuを起動します。そして端末を開き以下のコマンドで確認します。特にrootモードにしなくても大丈夫です。

$ lspci
すると以下のように一番最後の行に私のPCでは表示されました。
~途中省略
02:00.0 Network controller:  Broadcom Corporation BCM4318 [AirForce 54g] 802.11a/b/g PCI Express Transceiver (rev 02)

LEDは点きませんが、ハードはきちんと認識されています。
型式はBCM4318であることがわかります。これが最初のドライバリスト上にあるかというと、記載してあるのは、下記です。

BCM4311,BCM4312,BCM4313,BCM4321,BCM4322,BCM43224,BCM43225,BCM43227,BCM43228-based

対応する型式の中にはありません。これではドライバ違いで動作しないわけです。
型式がBCM4318とわかったので、インターネットでUbuntuの質問サイトを情報検索しました。以下そのサイトのリンクです。

http://askubuntu.com/questions/55868/how-to-install-broadcom-wireless-drivers-bcm43xx

How to install Broadcom wireless drivers? (BCM43xx)
の見出しがそれらしく該当しそうなので見ていくと質問内容で、たくさんのBCM型式のPCIカードでの設定状況があり,まさに次の項目で今までの状況が一致しました。

install from Terminal/Synaptic (In case Software Source/Additional Drivers does not work)

上記の対応として私の適当な要約または翻訳アドイン機能使用したりすると次のようになりました。
1.いままでに入れているドライバをアンインストールする。
  sudo apt-get purge bcmwl-kernel-source
2.B43-fwcutterをインストール:ファームウェアB43インストーラ -あなたはBCM4306 / 3お持ちの場合、BCM4311、BCM4318、BCM4321かBCM4322(のみ14E4:432B)
3.sudo apt-get install b43-fwcutter firmware-b43-installer でファームウェア関連をインストールする。
特に2ではチェックした型式が見事に該当しています。
またこの3つの対応を行っても動かない場合は次のようにするように記載がありました。
4.重要:あなたがUbuntuの12.04以下の古いバージョンを持っている場合は、次はあなたのために良いだろう。
sudo apt-get install linux-libc-dev libc6-dev linux-headers-generic-pae linux-headers

1の削除はさておき、私の場合は、説明にあるとおりに2,3,4を順番に行っていきました。一部すでにインストール済みとであると表示されたりしますが、気にせず設定継続してゆきます。
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途中は延々と同じようなlinux-headersの型式がつづくので省略
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上記の2,3,4を順番に設定すると無線LANカードの接続ランプが点灯しました。念願の接続LEDの点灯です。G点灯、LINKのLEDが時々点滅します。
ちなみに
G:周波数帯2.412~2.472MHz、
データ転送速度54/48/36/24/18/12/9/6[Mbps]
で動作のようです。

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最後に設定でwlan0が設定されているかを一応次のコマンドで確認しました。
$  iwconfig
 みごと親機のアクセスポイントが認識されています。

後先になりましたが、すでに上記の無線LANのPCカードについて接続情報に、親機のSSIDとデバイス(子機)のMAC情報を事前登録しておく必要があります。忘れずに!
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やはり、情報は鵜呑みで行わず、現物のデータが該当しているかを確認した上で行うことが一番重要であることが再認識できました。いままで行っていたことはいったいなんだったのかを考えると、古いタイプの無線LAN用PCカードで、先のインストールドライバに該当するものがある場合の手動での設定の仕方であったことがわかります。インストールするドライバは型式が該当しているかを確認すべし!です。
もう一台NECのノートPCがあるので、同じように無線LANのPCカード設定をしてみようと思う。今日はとても気持ちが良かったです。つづく