長年使用していたコートハンガーが、柱の上部の節の部分から落ちてこわれてしまいました。柱は3本の構成でそれぞれにオスネジと雌ネジが埋め込みしてあり、つないでいます。2段目の下側の雌ネジの溝が減ってなくなったのが、原因のようです。結構ハンガーをくるくる回したりして服を取っていたことが、溝を少しずつ削ってしまって
いたようです。

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デザインがイタリア風とかなりクラッシックで気に入っていたので、何とかゴミにせず修理をしたいと思い、ホームセンターに行って代替の雌ネジのパーツを探しました。コートハンガーのネジは3/8インチのピッチネジでISOのM10ではだめで、1件目ではありませんでした。次のホームセンターではコンクリート用と用途が別でしたがユニカ製ユニコンアンカーのバラ売りで寸法の合いそうな3種類の雌ネジがあり、購入しました(合計\78)。実際に使ったのは3本中の1本UC-3030BXの@\28のものです。

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まずは雌ネジをきってある部分を取り外ししなければなりません。取り外しの当具としてインパクトドリルにアダプターをつけて行うことにしました。
以下の道具を使いました。

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穴の中の雌ネジを上記の道具で全部とりさりました。削り取った穴に実際にユニコンアンカーをとりつけますが、若干ゆるくなってしまいました。少し削りすぎたようです。このまま穴は使うとするとエポキシの接着剤がいりそうです。裏の小屋においてあるのでとってきてこねることにしました。30分硬化タイプなので急いで作業する必要がなくゆっくりと作業できるので、私に適しています???。十分な量で穴とユニコンアンカーに塗りつけ嵌合し完了です。後は硬化するまで十分に待つことにします。30分で硬化ですが、急いでハンガーをかける必要がないので、明日まで放置しておきます。以上で修理完了としました。
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これで、イタリア風コートハンガーが役目をまた果たすことができるようになりました。今後はあまり回さずに丁寧に使おうっと!