

ここのところ太陽黒点が高い日がつづいている。21日では指数が207で200を超えてきた。先週の日曜日もかなり15mバンド(21MHz)のコンディションが朝から良かった。昨日22日(土)も異常なぐらいのGOODコンディションで局数で40mバンド(7MHz)では2局、20mバンド(14MHz)は2局、15mバンドでは、な、なんと76局もDXができた。こんなコンディションは久々である。太陽黒点の指数は、電波伝搬には間違いなく連動しているような感じである。上記で交信できたのは時間帯が朝はW(ダブリュー)北米、午後は南米、カナダ、夕方はヨーロッパのロングパス、夜はショートパスでのヨーロッパ、ロシア、アジアといった具合に通信する方角が変わるのである。刻々と通信場所が変わっていくのはとても面白い。こんなコンデションなので、朝起きると食事をすませては無線機の前でワッチするといった日課ができた。今日23日もさほど昨日ほどのコンディションではないと思って、今日は今までやり残していることをやろうと思っていた。DXの相手から通信情報として10mバンドも開けていると聞いていたので、ワッチしてみた。アンテナはこのバンドはダイポールとシンプルなアンテナなので、八木アンテナと違いDXは難しいと思っていたが、LU8EOT局がCQをだしていて、信号強度もRS59と良かったのでダメもとで呼んでみた。地球の裏側のアルゼンチンである。コールバックは無理だろうと思いながら呼んだ。なんとコールバックがあるではないか。リポートも59と送り返してきた。Mark氏である。10mはバンドコンディションがアッという間に変わる。今日は10mが最初の交信となった。ほかのバンド12m(24MHz)も聞いてみたが、あまり好きでないノイズ(スキャンノイズのような信号)が多いため早々にバンドを変えた。昨日の交信局数で76局もした15mバンドである。今日は無理だろうと思いながら無線機のダイヤルを回すと21.260MHzでWに居られる古谷氏(無線のCQ誌ではWB6Zの実用QSO英会話のコラムを担当されていました。)と12年ぶりのコンタクトができると思い、ワッチをしていました。近くの由利本荘市の局とコンタクトするのが聞こえていたので、ここからも可能だと思い交信のタイミングを見て呼んでみた。前回の交信はサイクル23の1999年の10月9日である。今回はサイクル24での交信となった。古谷氏は前回はカリフォルニアロサンゼルスにての交信であることと今は、ワシントン州のBELLEVUEに住んでいるとのことでした。挨拶を済ませて、早々にファイナルを送った。その後もJAからの呼び出しが延々と続いていました。この後はバンドの様子を見ながら、CQを出している局をハンティングした。ハワイのAH6NF局が良く聞こえていたのでコールした。YL局である。無線機はK3でリニアをつけて1Kw出力、それとアンテナはラジカルアンテナ(垂直系のアンテナ)と言っていた。とても強い信号でした。これも太陽黒点の影響での伝播が多少影響しているかもしれない。がしかし通常でもハワイとの交信は開けるコンディションでなくても交信可能なので実際は良くはわからない。いづれにしても交信は容易にできた。その後もW局が立て続けに交信できた。省略するが46局ものDX交信ができた。今日23日の交信は昨日とは違い、少しノイズぽい交信が多かったように思う、完全なグッドコンディションではまだないが、予想では2013年頃がピークではないかと推定されているみたいだ。これからも太陽黒点指数をチェックしながらDXを追いかける日が続くと思う。とにかく呼ばれる側になれるのでとても忙しいが、楽しい日だった。今日の無線交信の締めくくりとして交信のQSLカードを印刷して終了しました。DX交信のみでなく、国内の交信も時々合間を見てやりたいと思う。GOOD LUCK TO YOU 73! おわり