今日は天気が曇り時々雨という家にいなさいといわんばかりの天候のため、6日ぶりに無線をしようと思い二階のシャックへ入り無線機の電源を入れて40mバンド(7MHz)を聞いてみた。朝の10時すぎからダイヤルを回しバンド内をぐるぐるとワッチしたところ意外と記念局がたくさん出ていた。久々なので、片っぱしから呼んだ。案外と信号が強いが、時間とともにフェージングがあったりとこの時間帯はとても不安定のようだ。最初は8J1M60/1の東京三鷹市の60周年記念の特設局からとっていただいた。12月末まで運用とのこと、ちなみにQSLカード(交信証)は一方的に送っていただけるとのことで、こちらとしては手間が省けてたすかる。特別記念局はこのような一方的なQSLのサービスがほとんどだ。三鷹の特別記念局は60周年らしいが、コールサインの6のあとはアルファベットのO(オー)との事でした。少しややこしいと思った。次に呼んだのは、3KHz上にてCQを出していた8N0CLEAN/0の新潟県見附市ポーダブルの特別記念局だ、距離が近いせいか?信号もRS59+と大変強力な信号でした。他にSWL的には、8J1YUME/1の千葉県白石市の記念局が7.095MHzで聞こえていたが、昼食で一旦QRTとの事で、交信は出来ませんでした。食事後にまた出てくるとの事でしたが私も食事で一旦シャックを離れて食事の為,一階へ降りた。食事の後は7MHz帯の拡張バンドの7.183MHzで周波数のチェックを行い空いているようなので,CQを出してみた。久々なので、案外と緊張しながらCQの呼び出しを行った。時間も午後の2時半を回っていた。すると0エリア(長野県岡谷市)の超OMが呼んできた。JA0AZの2文字コールのOMである。いろいろと無線機を移動させて暖房のある部屋で無線ができるようにしたとの事、また時々のQRVとの事でした、私との交信は過去3回もしていたので、とても回数的にも交信できているのは運が良いようだ。その他、アンテナ、無線機の紹介をしていただき、こちらの買い物の都合で交信を終了した。明日のマウンティンバイクのボランティアをする時の食料の買出しである。近くのスーパーに車ででかけ、お腹がすいた時のパンと飲み物を買った。また、私の酒(焼酎)がなくなりかけていたので、酒のコーナーで海童という芋焼酎もついでに買ってきた。鹿児島のいちき串木野市の焼酎で前にも一度買って飲んだことがある。千円以下なのが嬉しい。家に帰り、玄関の網戸のレールの修理をお袋から言われていたのを思い出して、レールが外れてしまうのを外れないように補強のプラスチックでネジ止め対策を行った。ついでに網戸に取っ手を取り付けた。網戸の取り付け時に外側には取っ手を取り付けていたが、家の内側にはつけずにいたので、内側への取っ手の取り付けである。専用の取っ手ではあるが、網戸の構造にはそのまま取り付けできない、取り付け部の構造に合わせて取っ手をヤスリで削り、取り付け確認、また削り、そして確認を数回繰り返して丁度の取り付けを行なった。なんだかんだと忙しく、次は無線のアンテナを準備した。バネのような40cm程度の磁石基台付きのアンテナが錆ていたので、ヤスリと真鍮のブラシで磨き樹脂の黒色のペンキを塗った。ペンキを缶から出しプラスチックの容器に移し、薄め用のラッカーを少し加えその容器を割り箸でかき混ぜた。その時容器の内側に突起がありそこに割り箸が変に引っかかり無理やり回したところ黒色のペンキが容器から飛び散ってズボンとシャツにかかってしまった。もう最悪である。ズボンはもともと作業用だったから良いもののシャツは半袖の意外とよそ行きにも着れるものだったので、悔しい。カッコ良い作業着となってしまった。少し大袈裟でしたHi。アンテナもペィント終了したので、2階のシャックへ向かい15Mバンド(21MHz)を聞いてみた。アンテナは真西で高さ10M位だ。まだこの間の修理したタワーもまだ伸ばしていないが、なんだかバンドノイズがいつもと違い、どちらかというと28MHzのコンディションが上がっている時のバンドノイズの雰囲気がある。ダイヤルを回していると、IV3TIQのコールサインが取れた。過去に交信したことあるイタリアの局だ。イタリア局がこちらのアンテナが向いていないが案外と信号が強くRS56で入感してきた。時間は15時30分を過ぎた頃でビックリした。ショートパスでの信号の様なので、アンテナをヨーロッパ方向へ向けた。そして空き周波数を早速さがした。過去のQSOでの秋のコンディションでは、夜の時間でのQSOがほとんどだったので、明るい時間帯でのヨーロッパのオープンは珍しいのではないだろうか?21.258MHzをキープした。早速「ハローCQ CQ CQ DX ヨーロッパ」てな感じでCQを出した。この時点でアンテナは18m位まであがっている。この間の修理のおかげでタワーは調子がよい。数回CQを出してはワッチをしたところ、ZC4TS局がコールしてきた。RS57の信号強度である。少しDXのフェージングがあるが十二分に了解できる。英国主権キプロス基地からの応答でした。オペレータはTOMさんで、当地の天気はサンシャインブルースカイモーニングといっていた。ちなみに私のTOMから受け取った信号レポートはRS55でした。再会とQSLの発行を約束して交信終了となった。このQSOをスタートにRA6UL(RUSSIA)、UT9LC(UKRAINE)、IK6HMF(ITALY)、RA4FQ(RUSSIA)、LZ2RS(BULGARIA)、IK5PWM(ITALY)、S58AB(SLOVENIA)、UY5IC(UKRAINE)、DK2BN(GERMANY)、UA1ORT(RUSSIA)、UR4MSF(UKRAINE)、RK9KWI(RUSSIA)、IW3SMR(ITALY)、I2NKX(ITALY)、RA6LDX(RUSSIA)の全16局との交信が出来た。この中でもビックリしたのはLZ2RSブルガリアのRUMEN氏との日本語でのQSOが出来たことである。ほとんど全部日本語で交信した。日本の映画のおしんを知っているとの事でとても日本通な方でした。GABROVOが住んでいる所で、エレクラフトの4ELアンテナで32mHでパワーは100Wとの事でした。気温は10℃とかなり寒いらしかった。ちなみに交信した各国の気温はヨーロッパRUSSIAのRA4FQ局VLAD氏の住んでいるあたりの気温は3℃との事、またスロベニアのS58AB局MIRAN氏のあたりは10℃から15℃の気温との事でした。RK9KWI局TARAS氏のNOYABURUSKあたりは1℃だそうだ。イタリアのI2NKX局SEPP氏のあたりは17℃と、私のとこと同じような気温のようだ。温暖化とは言われているが、寒いところは寒いようだ。あっと言う間に夕方の5時30分を過ぎたあたりからバンドコンディションが下がって、信号が段々と聞こえなくなって来たため、アンテナを元の位置に戻そうとローティターコントローラの自動のSTARTボタンを押した。ここから最悪の状態が起きた。ヨーロッパとの交信が出来て喜んでいるのもつかの間で、ローティターコントローラーのモーターの回転音がするもののいつまでもモーター音が止まらない。アンテナの方向を指す針も動いていない。ハッと思った。以前一度ローティターコントローラのモータとギヤの回転を連動させるゴムが切れた事がありこれと同じ現象だ。早速ローティターコントローラの蓋を開けて確認した。確かにぽっきりという感じでゴム輪がきれている。アンテナはヨーロッパをむいたままで元の西方向へ戻したい。手動でLEFTボタン、STARTボタン、RIGHTボタン、RESETボタンの中のSTARTボタンを押して通常の自動動作の状態で、手動でギヤを廻しては、外へアンテナの方向を確認し、またRESETボタンを押しては、手動でギヤを廻してアンテナが西に向くようにトライしてみた。うまくアンテナが回らない。ゴムが切れた時の操作がわからない状態でどうしようかと手動で動かすボタンのLEFTボタンを押してみたところ、窓の外からローティター自体からのギヤの音「ガァーガァーガァ」と聞こえた。何だ、単純に手動のLEFTボタンと、RIGHTボタンが問題なく操作できるではないか。後は現在のアンテナの位置を確認し、2つのボタンを感覚操作で真西に向けることが出来た。ホットしてなんだか急にどっと疲れが出てきたようなのでここでアンテナを下げ、本日の無線交信は終了とした。修理関連の内容だが、交信情報に記しました。この関連のローティターコントローラ修理作業等は忘れなければ修理関連に後ほど書きたいと思います。今日は本当に忙しかった。おわり