jl7gmnのblog

yahooブログから移行してきました。アマチュア無線を中心としたブログです。

730V-1バンドコントローラープログラミング

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USB-I/Oを使って730V-1への3.5M帯追加切り替え用のプログラムを作成しました。とはいっても、リレー用の3出力をオンオフするだけの超簡単な出力制御プログラムです。早速内容を簡単に説明すると、3出力であるのでパソコンで制御しやすいように1出力を追加して16進で扱えるようにします。するとプログラムで制御し易くなります。4ビットで扱うので全てのビットを立てると&HFとなります。I/O出力はPNPトランジスタでの制御でH出力時は電源印加OFFとなります。L出力時に電源印加ONとなります。730V-1のモードではI/O出力はすべてオン状態でリレー用の電源印加はされません。同様にフォーム上に配列したコマンドボタンに次のようにプログラムします。

パブリックフォームの外で以下のImports分を一行書きます。

Imports StepIO.USBIO
Public Class Form1
省略
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "F")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L
End Sub
他には実行exeファイルと同じ場所にvbausbio.dllをおきます。
またプログラム上でUSBIO.vbをプロジェクトに読み込んでおきます。これだけでUSB-I/Oが制御できます。
上記のプログラムをintDat(0)に入れるデータを変えて同じようにコーディングします。
面倒なので全部コピーして載せます。

詳細はUSB-I/Oのkm2netのホームページを参考にしてください。
http://km2net.com/shop/index.shtml

Imports StepIO.USBIO
Public Class Form1

Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click
End

End Sub

Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "F")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L
End Sub

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Me.Load
'Sending data setting
intDat(0) = Val("&H" + "00") 'L
intDat(1) = Val("&H" + "FF") 'H
'初期状態で出力OFFとするためにHを出力する
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "FF")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L

End Sub

Private Sub Button3_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button3.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "E")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L

End Sub

Private Sub Button4_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button4.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "B")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L
' inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(1), 0) 'H
End Sub

Private Sub Button5_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button5.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "C")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L
' inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(1), 0) 'H
End Sub

Private Sub Button6_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button6.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "9")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L
' inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(1), 0) 'H
End Sub

Private Sub Button7_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button7.Click
Dim inRet As Boolean
intDat(0) = Val("&H" + "8")
inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(0), 0) 'L
' inRet = USBIO.uio_out(1, intDat(1), 0) 'H
End Sub
End Class

モジュールにはパブリック変数を入れています。一個なのでもったいないですが、後々増えてゆきます。
Module Module1
Public intDat(3) As Integer
End Module

上記のプログラムで当初の設計どおりに出力をコントロールする制御ソフト部が出来ました。USB-I/Oの出力にLEDを取り付けての確認だけですが、制御上は問題無いと思います。尚フォーム上にはニューメリックカウンターによる周波数設定も配置はしてありますが、まだプログラミングはしてません。ハムログとのデータやり取りがうまくいってからプログラミングしようと思います。いつになるやら...?他写真添付しました。USBでつないで出力が制御できますから、応用はかなり出来ると思います。私もステッピングモータの制御でUSB-I/Oの出力をタイマーで制御にてプログラムしましたが、うまくいきました。パソコンの上記のような超簡単なプログラムで出力ON/OFF制御ができるので、無線で自作をしている人は、またはこれからする人は是非とも挑戦して欲しいと思います。値段も格安ですから超超お得だと思います。プログラム言語はマイクロソフトのフリーウェアのVisualBasic2008ExpressEditionです。今は新しいVisualBasic2010Expressになっています。インストールは別パソコンにしていますが、このプログラムは試してはいません。2010でも基本的に問題ないと思います。 つづく

730V-1 80mバンド改造用コイル作製

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今日は天気が良かったので、現在進行中の730V-1の80mバンド用のコイルを製作した。CQ誌に載っている730V-1の3.5MHz用のコイルの径は48Φで巻き数12ターンであったが、私の場合はケースサイズからもそんなに径の大きなコイルは巻けない。このため手持ちの塩ビ(クリーム色)で32Φのものを使うことにした。コイル用線材は銅線の1Φを使うことにした。というより手持ちの都合である。実際の730V-1を仮設にし、巻いたコイルを取り付けf0を確認しながら巻き数をカットアンドトライで何とか巻き数をもとめた。コイルの巻き数は23.5ターンであった。3.7MHzと3.5MHzのタップは23.5ターン中の2ターン目で200KHzがシフトしうまくいきそうである。ただSWRに関しては水平ダイポールにしたためかインピーダンスが75Ω近辺であるため50ΩのバランではSWRが高く2以上となっている。インピーダンスのマッチングが必要である。メインパーツであるコイルとリレーのおおよその配置確認を行いました。その写真を添付しました。コイルの留めにはホットボンドを用いました。実際の配置にあわせてリレーの端子の配線図面を作りました。半田付けの際に使います。図面添付しました。短縮化で使用する高耐圧コンデンサも適当なものが無かったので4KV耐圧の472(4700pF)の4個直列で1175pFを2つ用意した。CQ誌での800pF2個では7MHzで+60kHzアップでしたので1175pFでは≒90KHzアップとなる換算である。730V-1は7.100MHzに寸法を合わせたのでもう1個シリーズにし(940pF)、少し小さくしたほうが(≒70KHzアップ)良いかも知れない?試してみて決めようと思う。つづく

730V-1の80mバンド改造とそのコントローラ

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今までサブアンテナで使用していたCREATE社の730V-1のV型ダイポールを水平ダイポールに改良し、ついでに80mバンドを追加してタワートップに上げるアンテナを考えてみた。
まずは今まで使用していたためアルミの表面がだいぶ汚れてきているので磨きなおしを行った。使用したのは、金属磨きでよく使われるピカールである。古いアンテナコートを落してから磨いたが、丸1日かかった。おかげて、手の指が鍛えられて敏感になった。磨き上げ比較の写真を載せました。
730V-1の仕様可能バンドは7,14,21,28MHzの4バンドである。今回はローディングコイルでの3.5MHz追加と、7MHzの拡張バンドに対応すべくコンデンサに挿入によるf0(共振周波数)シフトUPの為のコントローラーを考えてみた。構想を書き出したので写真で添付した。内容について説明すると、730V-1の水平DPの給電部に切り替えコントロールボックスを置き、通常の730V-1(4バンドダイポール)と7.1MH帯切り替え、3.5M帯切り替え、3.5MH帯f0アップ切り替え、3.7M帯の切り替え3.7M帯f0アップ切り替えの6モードを4芯ケーブルを使い無線機側(実際はパソコン)で切り替えをコントロールする考えである。これらを2回路2接点のリレー3個を用いて考えてみた。添付写真にリレーの1,2,3それぞれに対する動作割り当てをもう一枚の添付写真図面にあるアンテナ切り替え回路について行った。モードとして6と8は設計上はダブるので、使わないことになる。また7MH帯でのf0アップのコンデンサを用いての3.5MH帯、3.7MH帯のf0アップとなるので、あまりf0アップは3.5、3.7MH帯では望めないかもしれない。
実際の切り替えのコントロールボックスを制御する側はパソコンで行う。パソコンのUSB端子を使うUSB I/Oコントロール基板を使いプログラムで制御する。USB I/Oの出力を3ポート使いリレーのオンオフをするだけのプログラムです。とてもプログラムとしては簡単すぎるが、簡単なのが一番よい。I/Oの出力をNPNトランジスタで受け12Vの電源をON/OFF制御し、電圧を4芯ケーブルを通してアンテナ給電部のリレーを切り替えるだけである。使用するモードは1、2、3、4、5,7の6モードでありそれぞれをリレーON/OFFに制御する。プログラムでのコントロールなので、もう少し機能をもたせて、フォーム上のボタンを押す前にボタンの横の周波数を使う周波数に合わせて置くとRS-232Cを通して繋いである無線機にデータを送り周波数が設定される機能をつける。同時にパソコン上の立ち上げてある電子ハムログ日誌の周波数欄にデータを転送書き込む事を行うようにする。と言うのは、RS-232Cは無線機の周波数設定制御で使うため、ハムログ日誌は周波数を読み取ることが出来ないのである。ハムログへのPCからの周波数データ書き込みに関しては現在資料を読みあさっている段階です。HAMLOGプログラム開発室の専用BBS上では可能なように書いてあるが?...現在VB2008EXPRESSでトライ確認中です。簡単なフォームの図を書いたが、構想なので実際のプログラム上は変わる可能性があります。
以上が設定ボタンを押すと自動で、その周波数のバンドにアンテナが切り替わり、かつトランシーバーも周波数が設定され(LSB、USB、CW、FM、RTTY、SSTVなどのモードは制御していませんが設定はコマンド送出のみで可能なので後でフォーム上に設定部を追加するかも)パソコン上の電子ハムログにもその周波数が設定されると言う機能が可能となります。つづく

短縮ダブルバズーカ作製

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天気が良いので、早速短縮ダブルバズーカの試作をかねて7MHzでの同調を確認してみた。実際に長さを変えて、同軸ケーブルを巻き、最適長をだしてみるのである。もちろんクラニシのアンテナアナライザ-BR200を使ってIMP(インピーダンス)とSWR(スタンディングウェイブレシオ)を確認しながら巻いては同調点を確認し、ほどいては、また取り付けての繰り返しである。これが一番時間がかかるいわゆる、カットアンドトライである。当初作製した7MHzの1/2λのそのままの長さでは、同軸をコイル状に巻かなければ7MHzに同調しているが、同軸をコイル状に22ターンにしたところ5MHz台の共振点に下がってしまった。巻き数を19ターンに減らしてみても5.75MHzと思わしくない。このため思い切って同軸を30cmほどカットしてみた。共振点は同軸部のみの同調より計算すると30cmで270KHzほど周波数があがる換算である。1cmあたりは9KHzの割合となる。この割合を用いて7.100MHzを共振点とするとさらにカットする長さは1.5mとなる。カット長が少し長すぎるような気がして1mカットし、ついでに巻き数を2ターンへらして17ターンでやってみた。共振点は6.55MHzとまだ低い。巻き数を3ターン減らし14ターンにし、さらに同軸を40cmカットしてみた。共振点は6.93MHとまだ7.1MHzの共振点にはもう少しである。ここまでの確認はボトム(根元)に同軸コイルをつけての確認作業である。BR200のツールで同調点を確認している時にどうもクリチカルで帯域もかなり狭い感じをうけた。なおかつコイル状の同軸はかなり、周囲の影響をうけるようだ。2009年7月号のCQ誌での第2特集のダブルバズーカのp.74にはコイルは根元でなく給電部より2.5mの位置にての実験のようである。私の場合は25Φ、2mのアルミのパイプをコイルの取り付け位置とするため1m以内の位置取り付けとなる。一番根元から遠ざけた状態で巻き数14ターンにて同調点は7.3MHzと7.1MHzをはるか超えてしまった。ここで同軸部の長さをカットするのはやめて、同軸先端のアンテナワイヤー部の長さで調整することにした。今回ワイヤーは1Φのステンレスワイヤーを使うことにした。共振点が高いので、まずは銅線で仮に30cmほどを束ね取り付けて共振点を下げてみた。7.050MHzあたりになるのを確認し、銅線をステンレスのワイヤーに変えてステンレス用フラックスを塗り半田付けで完成とした。最終ステンレスワイヤー長は3.93mとなった。
後は、アルミのパイプに5.4mの釣竿を取り付け、ダブルバズーカをテープとバインドで取り付けて完成である。完成するとアンテナを上げてみたくなる。実際に6mの位置に上げてみた。共振点は上がるかと思ったが、ほとんど地上2mの時と変わらない。実際に無線機につなぎSWRを見てみた。
7.000MHzでSWRは1.2、7.04MHでSWR1.0、7.080MHzでSWR1.3となっているどちらかと言うとCWバンドに共振点があるようだ。いまこの状態でタワーに上げるとさらに共振点が自由空間で必ず上がると思われるので、これでOKとすることにした。あとはもう一本同じものを作り位相給電をおこないHB9CV化を行っていく。ちなみに既にベランダに設置してある1/2のダブルバズーカと受信状態を比べてみたが、短縮バズーカがSメータの針で1,2本分弱い局があったり、かえって短縮バズーカのほうがSで1つ良い局もあったので、まずまずではないか。全長12.6mのダブルバズーカ、約60%短縮アンテナとしてはすばらしいと思う。
作製時の参考写真を添付しました。尚写真ではテーピングしてない先端部の写真となていますが、実際は融着テープで処理してます。つづく

ダブルバズーカ

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最近ANNTENAの記事でダブルバズーカの特集がよくでてくる。私も7MHzように1本上げてあるがとても良い。最近のバンド拡張での帯域の広いバンドにはうってつけだ。帯域の広いことと、このダブルバズーカの短縮実験をした記事が載っていたことより、ダブルバズーカのHB9CV化をやってみようと思い立った。早速構想を簡単に図示してみた。うまくいくかいかないかは、試してみないとわからない。
まず思い立ったついでに、同軸ケーブルを20m分(10m物を2個)買ってきた。すでに持ち合わせの3CFVで1本作ってあるので、もう1本分の同軸を購入した。7MHzなので同軸は次の長さになる。

使用する周波数を7.1MHzにするとして同軸部の長さ=(300×0.65)/(7.1×4)≒6.86mとなる 1/4λ=(300×0.95)/4≒10.03mより 同軸の先のエレメント長=(10.03-6.86)≒3.17m
注)0.65:3C2V系の同軸の速度係数
  0.95:導体を高周波が流れる時の速度係数(空中より95%ぐらい遅くなる)
                               ワイヤアンテナハンドブックより

この長さの同軸部のみを短縮しHB9CVにするブーム長を通常のHB9CVの135°の位相になるように1/8λの5.01m程度にしようかと思う。通常のHB9CVであれば利得が4dBでF/B比15dBぐらいになる。誰もダブルバズーカを短縮でのHB9CVにしたことは聞いたことが無いので、やってみる価値はあると思った次第である。製作は土日の日曜大工で、ステップバイステップでやる予定なので、少し日にちがかかると思う。
なおマッチングは25Ωぐらいになるだろうとおもわれるので、トロイダイルコアでのインピーダンス変換を行う必要があると思われます。これは実測してコアに巻くインダクタの巻き数を決めようと思う。

参考までに、現在はブームが折れて降ろしてあるが、タワーの1番下のアンテナが、この間まで使用していた、7MHz短縮HB9CVの写真です。つづく
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